ショートソング の商品レビュー
新しい小説の形。 登場人物もなんか好き。 短歌には、 詳しくないけど なかなか楽しめました。 ちょっと、 えっちなところもあり。
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人によって好き嫌いが分かれそうな作品でした。 うーん、私はあんまり…の部類になるかなあ。登場人物がそこまで好きになれなかったからでしょうか。さくっと読めるし、堅苦しい短歌ではなく、くだけた現代風の短歌なので(実際の作品と聞いて驚きました)読みやすいといえば読みやすいのですが。 ラ...
人によって好き嫌いが分かれそうな作品でした。 うーん、私はあんまり…の部類になるかなあ。登場人物がそこまで好きになれなかったからでしょうか。さくっと読めるし、堅苦しい短歌ではなく、くだけた現代風の短歌なので(実際の作品と聞いて驚きました)読みやすいといえば読みやすいのですが。 ラストの妹の部分は面白かったけど(笑)
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短歌のエッセンス満載 章のタイトル 「しろたへの第一章」が「ころも」に 「みづどりの第二章」が「浮気」「憂き」に 「うばたまの第三章」が「黒髪」「チョコレート」に という具合に五章まで、それぞれかかっているのはサスガのところ テンポのいいストーリーを追いながらいつの間にか現代...
短歌のエッセンス満載 章のタイトル 「しろたへの第一章」が「ころも」に 「みづどりの第二章」が「浮気」「憂き」に 「うばたまの第三章」が「黒髪」「チョコレート」に という具合に五章まで、それぞれかかっているのはサスガのところ テンポのいいストーリーを追いながらいつの間にか現代短歌の背景が学べる。 でも下ネタ多過なことと、最終章の無理やりまとめた感が残念。
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2012/07/22読了。ついでに短歌も作ってみた(笑)。 まず、感想。まあ、たくさん読もうとは思わないけれど、たまに読むなら楽しめるのかも。若年層向きだとは思うが。 それより、作中に出てくる短歌がみなオリジナルではなく、実際の歌人のものだというのがすごい。物語を書きながらそれ...
2012/07/22読了。ついでに短歌も作ってみた(笑)。 まず、感想。まあ、たくさん読もうとは思わないけれど、たまに読むなら楽しめるのかも。若年層向きだとは思うが。 それより、作中に出てくる短歌がみなオリジナルではなく、実際の歌人のものだというのがすごい。物語を書きながらそれに合う歌を探したのか、それとも先に歌ありきで物語を構成したのかわからないが、どっちにしても結構大変なような…。まあ、前者のほうがまだ書きやすいかもしれないが、それにしたって手間がかかるような…? で、短歌に触発されたわけではないがひとつ詠んでみました。 ひとりでに 道端に咲ける草花の 強さを願う七夕の日に ー お粗末さまでございました(笑)
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短歌で切磋琢磨する青春者だと思って読むと、あいにくがっかりします。残念ながら、短歌を絡めた恋愛ものにしか思えなかった。 一話一話がものすごーく短くて、しかも一人称で描かれているので戸惑います。と思ったら元は携帯サイトで連載されていた小説だそうで、納得。しかしやはり読みづらい。 ...
短歌で切磋琢磨する青春者だと思って読むと、あいにくがっかりします。残念ながら、短歌を絡めた恋愛ものにしか思えなかった。 一話一話がものすごーく短くて、しかも一人称で描かれているので戸惑います。と思ったら元は携帯サイトで連載されていた小説だそうで、納得。しかしやはり読みづらい。 携帯サイトで、恋愛小説だと認識して読んでいたら楽しめたのかも。よって星みっつ。
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一気に読みました 短歌というと学校でやった堅苦しいばかりのものを創造しますが 現代の短歌はわかりやすくとてもかっこいいと思いました 本業は歌人なので文章はそんなにうまくないものの 載っている短歌秀逸で この作家の歌集を読みたくなりました
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登場人物の現実は、みんなかっこ悪い。でもその人たちが詠んだ歌はかっこいい。 思いがストレートに出てくる現代短歌が絡んだストーリーで、そのギャップが楽しかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公、童貞のハーフ顔、国友が大学の先輩、舞子とその恋人、伊賀寛介とともに短歌を通し物語が繰り広げられていく。 作品は国友と伊賀の目線で描かれている。 「気づくとは傷つくことだ 刺青のごとく言葉を胸に刻んで」 出てきた短歌の中で一番気に入った歌。 短歌っていうともっと難しいイメージがあったけど、割りと現代風で親しみやすかった。 舞台は吉祥寺でたくさんの喫茶店が登場して色々回ってみたいなぁと思いました(´ω`)
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カツオくんと伊賀さん、二人の対照的な青年の心情が交互に描かれていて、短歌もからめておもしろかった。伊賀さんがどんどん本性をあらわにしていって、最後すごくいい感じに(笑) 反対に、女の子の描写がいまいちでした。こんな女いないよ!という人ばかりで、ウソくさかった。"克夫&q...
カツオくんと伊賀さん、二人の対照的な青年の心情が交互に描かれていて、短歌もからめておもしろかった。伊賀さんがどんどん本性をあらわにしていって、最後すごくいい感じに(笑) 反対に、女の子の描写がいまいちでした。こんな女いないよ!という人ばかりで、ウソくさかった。"克夫"の妹が"若芽”には笑いましたが。
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最初、タイトルを見て、音楽の方を想像しました。 ある短い歌を中心に繰り広げられる物語なのかと。 まぁ、そのくらい短歌とか俳句には疎いわたくしですが、 なかなか楽しめます。 ハーフのイケメンなのに童貞な大学生、国友。 同じ研究室の先輩、舞子。 その彼氏で、天才歌人の伊賀。 こ...
最初、タイトルを見て、音楽の方を想像しました。 ある短い歌を中心に繰り広げられる物語なのかと。 まぁ、そのくらい短歌とか俳句には疎いわたくしですが、 なかなか楽しめます。 ハーフのイケメンなのに童貞な大学生、国友。 同じ研究室の先輩、舞子。 その彼氏で、天才歌人の伊賀。 この3人を中心にした物語が、国友と伊賀の二つの視点で 語られていく、という内容になっています。 うーん、不満な点をあげるならここかな。 別に二つの視点で語ってもいいんだけど、もう少しまとめて もらいたかった。語り手の交代が早すぎるよ。 3,4ページでどんどん変わってくせいで、ぷつぷつと 切れてしまう印象に。。。 エンディングもどうなんだろうな。 読者にお任せしてる感が強すぎる気が。 ショートソング=短歌。 もちろん、短歌もたくさん詠まれています。 素人の国友がそっちの世界に目覚めていく話でもあるし。 こんなのも短歌なんだ~ うーん、良さが分からん。。。 あ、これ好きかも。 そんな風にいろいろと感じることができる本だと思います。 いつもと一風変わったものが読みたい方にオススメかも。
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