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天と地の守り人(第一部) の商品レビュー

4.5

72件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

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2013/08/01

面白い。 守人の最終の一部。 ここから色々なところが解けていく。 個人的にはバルサとタンダがどうなるか見ものだった。

Posted byブクログ

2013/06/27

守り人熱再燃!!!前読んだのは確か中学生の時だったけど、あれからこんなに時間が経っていても、変わらずのめり込める。読み始めたら止まらないし、話が終わってしまうことがすごく寂しく感じる。 私の中でバルサはなんとなく女子サッカーの澤選手のイメージ(笑)侍っぽい強さがすごく共通している...

守り人熱再燃!!!前読んだのは確か中学生の時だったけど、あれからこんなに時間が経っていても、変わらずのめり込める。読み始めたら止まらないし、話が終わってしまうことがすごく寂しく感じる。 私の中でバルサはなんとなく女子サッカーの澤選手のイメージ(笑)侍っぽい強さがすごく共通しているように思うのは私だけでしょうか…。 すごく大好きなシリーズの1つです!!

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2012/09/17

バルサ最後の旅。 守り人シリーズを読んできた人は言わなくても読むだろうけど……期待はしていいと思う。 闇の守り人が好きすぎて、 「これが一番いいよ!!大好き!」と手放しに褒められないのが残念だ。 もしあなたが、守り人シリーズをすべて読んできたのなら、バルサたちの過ごしてきた年月...

バルサ最後の旅。 守り人シリーズを読んできた人は言わなくても読むだろうけど……期待はしていいと思う。 闇の守り人が好きすぎて、 「これが一番いいよ!!大好き!」と手放しに褒められないのが残念だ。 もしあなたが、守り人シリーズをすべて読んできたのなら、バルサたちの過ごしてきた年月を感じられるだろう。 特にチャグムの成長は泣いた。

Posted byブクログ

2012/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アニメになったという話を聞いて,興味を持って読んでみました。 東洋風の異世界ファンタジーですが,魔法とかというものはほとんど出てきません。ただひとつファンタジーっぽいのは,この世界<サグ>と重なり合った別の世界<ナユグ>があり,その二つの世界を見たり,異世界の住人と言葉を交わすことのできる呪術師がでてくるだけです。 舞台は終始,<サグ>の新ナヨロ皇国になります。そこで,主人公の短槍使いのバルサが,精霊の卵を宿した第二皇子と出会い,彼を守っていくことになります。 読み出して,まず驚いたのが,主人公が三十歳の女性。アニメになったっていうから,どちらかというと青少年向けと思っていた(実際,本は児童書として出版されて,最近文庫になりました)ので,主人公の年齢も十代か二十代はじめくらいだと思いこんでいたのでびっくりでした。しかも,容姿の描写でいきなり小じわがあるとか(^_^;) しかし,このバルサという人物,北方の隣国出身の女性で短槍の使い手の用心棒。これだけでも,興味をそそられるのに,さらに彼女がそんな人生を歩んでいる背景も,とてもおもしろい。 バルサの友人で薬草師のタンダ,タンダの師匠で呪術師のノロガイ,星読のシュガ,狩人のモンなど,それぞれの人物を語るだけで物語ができてしまいそうな人たちがどんどんと出てきます。 メインはバルサ視点(一人称の物語ではなく三人称の物語ですが,視点として)ですが,ときに皇子の視点になり,シュガの視点になり,様々な方向から事件を見ていきます。 読んでいる方は,どちらの視点も読んでいるわけで,あーこれをあっちが知っていれば~とやきもきします。 人物だけでなく,風景などの描写も美しく,とくに<ナユグ>の風景は,読んでいてなんともひんやりと気持ちよさそうで,行けないけれど,そこに行ってみたい!と思わされました。 あとがきを読むと,この話はまだまだ続く(完結はしている)ので,続刊を読んでいこうと思っています。

Posted byブクログ

2012/05/03

チャグムとバルサのまた交差した道が、 愛しくてなりません。 シハナは怖いけれど、 そしてタンダは心配だけれど、 きっとすごい結末が待っていると思う。

Posted byブクログ

2012/04/28

国と国との争いを見つめる若者チャグムのお話だね。とても大人になった。 どうしようもない状況のなかで、なにを優先するか?が統治者には求められるのだなあ。 どうか死なないで。タンダも!

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2012/01/18

タルシュから身を守るために鎖国したヨゴ皇国。 バルサはある日チャグムが生きていることを知らされ、ロタ王国へと旅立つ。 ロタ‐ヨゴの同盟をあきらめたチャグムはカンバルに助けを求めざるをえなくなる。チャグムがカンバルに向かったことを確かめたバルサは、国境近くでようやくチャグムに追いつ...

タルシュから身を守るために鎖国したヨゴ皇国。 バルサはある日チャグムが生きていることを知らされ、ロタ王国へと旅立つ。 ロタ‐ヨゴの同盟をあきらめたチャグムはカンバルに助けを求めざるをえなくなる。チャグムがカンバルに向かったことを確かめたバルサは、国境近くでようやくチャグムに追いつき、そしてロタ‐カンバルの同盟を結ぶためにチャグムとカンバルへと向かう

Posted byブクログ

2011/10/31

チャグムつらそーー。(T_T) 帝は鎖国するし、ロタ王は同盟を組まないし、チャグムは帝じゃないし。悩みがいっぱい。全部抱えこまなくてもいいよ。

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2011/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

南の大国、タルシュ帝国の侵略を恐れ、新ヨゴ王国は突然鎖国をしてしまった。近隣諸国に取り残されてしまった新ヨゴ王国の民の国境越えを請け負っていたバルサはシュガからの手紙でチャグムが生きていることを知る。チャグムを探してロタ王国を旅するバルサ。バルサはチャグムと会うことができるのか?わずかな手がかりからチャグムを追っていくバルサの旅からチャグムが民を助けようと進んで行く姿が浮かび上がる。ラッシャローの娘が海賊に売られそうになると自ら捕らわれることを選ぶチャグムの優しさ。そうかと思うとロタの領主の娘を利用して脱出に成功するしたたかさも身に付けていた。チャグムには人を魅了するカリスマ性がある。ロタの皇子が“兄がいずれ名君になられるお方だとおっしゃっていた”と言ったのに、そうでしょう!チャグムは良い青年でしょう!と熱弁したくなった。こんなに本の登場人物に感情移入するのは久しぶり。最後にバルサとチャグムが無事に出会えたことでほっと一安心。今後の展開も目が離せない。

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2011/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほーっとため息をつく。ついに長い旅が終わってしまった。 チャグムは同盟を求めてロタ、カンバルに入国し、途中用心棒として再会したバルサと行動をともにする。タンダは兵として駆り出され、腕を失う。ギリギリで間に合った同盟は、タルシュ帝国を退却させ停戦に持ち込んだ。チャグムは帝となり、バルサはタンダのもとへ落ち着く…。 今回は、物事を捉える視点をいくつも持つことができた。 常に行動を起こし、激しく戦うチャグム。都で帝を相手に凛とした抵抗を見せるシュガ。その動と静のまぶしい対比。 1兵士として隣りの人間が傷つく、惨い戦の中を生きるタンダとバルサ。一方、何万という同盟国の兵を率いて全体を指揮するチャグム。中と外、多角的に戦という世界を捉えることのできるその素晴らしい対比。 これまでのシリーズで、サンガル、ロタ、カンバル、タルシュ、新ヨゴすべての内情を把握している読者は、バラバラだった兵が同盟国として一丸となったとき、その大きさに打ち震えることだろう。一方的に悪い国などないこともわかっているだけに、やるせない気持ちにもなる。 ページをめくるたびに、その世界で足をつけて物語を追っているような錯覚に陥る。そういう本に出会えることは少ない。 最後、バルサ、タンダとチャグムは混乱の中、言葉を交わすことなく別れた。守り人ファンとしては、もう見ることのできないページの中での再会を祈るばかりだ。

Posted byブクログ