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がらくた の商品レビュー

3.4

119件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    34

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    16

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    3

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2010/05/06

江國さんらしい。 ありえない話なんだけど どこにでも転がってそう なんかそんな矛盾を感じた。 夫婦だから とか 親子だから とか 枠に縛られない関係 それって理想だし憧れるけど・・・苦しいかな。 「生きている相手に対して  感情を不変のまま保存することはできないのよ」...

江國さんらしい。 ありえない話なんだけど どこにでも転がってそう なんかそんな矛盾を感じた。 夫婦だから とか 親子だから とか 枠に縛られない関係 それって理想だし憧れるけど・・・苦しいかな。 「生きている相手に対して  感情を不変のまま保存することはできないのよ」 ひどく共感した一文です。

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2010/04/16

江国さんのファンの女性って、Mなんじゃないか? まぁ、自分もその端くれなんでしょうけども。 恋愛小説って結局、浮気とか裏切りとか、三角関係とか嫉妬とか、 そういうもんがなくては成立しませんよな。 そしてみんな、そういう痛い思いをわざわざ追体験するんですよな、 好き好んで。 江国...

江国さんのファンの女性って、Mなんじゃないか? まぁ、自分もその端くれなんでしょうけども。 恋愛小説って結局、浮気とか裏切りとか、三角関係とか嫉妬とか、 そういうもんがなくては成立しませんよな。 そしてみんな、そういう痛い思いをわざわざ追体験するんですよな、 好き好んで。 江国香織さんは好きなほうの作家さんです。 ほぼハズレはなく、最低限、期待しただけの気分は味わえる。 さらさらとすぐ読めるし、時には立ち戻って繰り返しかみくだいて味わったりも。 この本は、そこまででもなかったけど。 「果物はほっておけば傷んだり腐ったりしてしまうけど、  ジャムにすればとっておける」 ・・・ということが、テーマなんだろうな、つまり。 ヒロインの柊子さん45歳、まぁ気持ちはわかるんですけど、 だんだんウザくなってきちゃいましたよ。 ごめん、同世代の私でも、やっぱり新鮮な果物のほうがいいよ。 新鮮なら何でも良いってわけでは、勿論ないにしても、 そもそも、ジャムって食べ物が、そんなに好きじゃないものですから。 おしゃれだったり官能的だったり残酷だったり、江国ワールドは健在かと。 すごく良かった、名作、とまでは思わないが、まずまず。

Posted byブクログ

2010/04/11

40代の柊子の章。高校生の美海の章。 年代は柊子に近いはずなのに、圧倒的に美海の感覚に共感。 凛として、不器用ながらも正直で、よるべない。 戸惑いとよるべなさ。 こころもとないのだけれど、でもたしかに明るい光が射していて、その光をあびるために顔をあげたくなるような。

Posted byブクログ

2010/04/08

何が「がらくた」だったのだろうか? 旅先(南の島)のシーンかrあなので全体的にゆったりして非日常的な雰囲気。 大人と知り合いになれるミミちゃんは、大人なんだろうか。 世代の違う人との交わりって刺激的だと思う。

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2010/01/17

誰も彼もが救われず終わらない話 ちがうかも。本人たちは、これで救われているのかも 年齢的にも美海に感情移入できた 「諾」 煙草は余裕稼ぎ。

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2009/11/19

11月上旬 やっぱ一時期のものに比べて読みやすくなってるのは風景を切り取る感じに恣意を感じにくくなったからかしら。夫を愛しすぎるとこうなるのかのしれない。女は悲しい。逆に、若いからこんなふうにしか考えられない少女の感じも本物っぽくて。ラスト、唐突だけど作者っぽい、とも言えるような...

11月上旬 やっぱ一時期のものに比べて読みやすくなってるのは風景を切り取る感じに恣意を感じにくくなったからかしら。夫を愛しすぎるとこうなるのかのしれない。女は悲しい。逆に、若いからこんなふうにしか考えられない少女の感じも本物っぽくて。ラスト、唐突だけど作者っぽい、とも言えるような。

Posted byブクログ

2009/10/08

ミミがあああああああああああああああああああああああ無秩序!!!!”#$%&ミミの気持ちはわかるんだけどミミのしたことって超無秩序だよね!!!!秩序のない人間は嫌いだよ!!!!江國香織の本読んだ後結婚したくなくなる(笑)短編のが好きだな~~~。

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2009/10/04

昨夜読了。 好きな人がいないところで しっかりと自立した生活を送るところで 胸がくるしくなった。 愛する人が、自分以外の人と親しくしていることを 受け入れざるをえない。 途中で泣きそうになる。 出だしのところの、 海外のホテルで従業員に日本語をつきとおす 桐子さんはほれぼれ...

昨夜読了。 好きな人がいないところで しっかりと自立した生活を送るところで 胸がくるしくなった。 愛する人が、自分以外の人と親しくしていることを 受け入れざるをえない。 途中で泣きそうになる。 出だしのところの、 海外のホテルで従業員に日本語をつきとおす 桐子さんはほれぼれとする。 かっこいい。 タイトルの「がらくた」は どういった意味がこめられているんだろう。 1回読んだだけではわからない私の頭の悪さ。

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2009/10/07

夫を過剰なほどに愛している45歳の女と ちょっと冷めた15歳の女。 海外の旅先で出会った二人の女性を交互に主人公として語られる。 江國さんらしい乾いた空気感。 どちらの女性も自分をしっかり持っていて潔い。 【図書館・初読・8/25読了】

Posted byブクログ

2009/10/07

江國香織作品って、広尾とか そのへんに住む人の話が多いですね。 べったりなのにお互い浮気しあう夫婦。 「赤い長靴」の夫婦くらい不思議です。

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