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がらくた の商品レビュー

3.4

119件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    34

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    3

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2009/10/04

以前江國さんと辻さんの「恋するために生まれた」に江國さんが言ってた「結婚しても恋をしている夫婦」そんな夫婦が描かれていた。 お互いにお互いが一番なはずなのに、お互いが別の人と関係をもっても平気なんて、それはちょっとわからない・・。旅先で出会う美海がそんな彼らを客観的に見ている様が...

以前江國さんと辻さんの「恋するために生まれた」に江國さんが言ってた「結婚しても恋をしている夫婦」そんな夫婦が描かれていた。 お互いにお互いが一番なはずなのに、お互いが別の人と関係をもっても平気なんて、それはちょっとわからない・・。旅先で出会う美海がそんな彼らを客観的に見ている様がおもしろかった。

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2009/10/23

物語の運び方は心地よく読みやすいが、 いかんせん登場人物の心理が理解できなくてイラッとしてしまう。 最近の江國作品にはよくそのように感じる。 主人公のひとり柊子は美術関係の翻訳家として“手に職”の自立しているのに 夫を盲信的に愛していて、恋愛依存で情事に耽る女性。 も...

物語の運び方は心地よく読みやすいが、 いかんせん登場人物の心理が理解できなくてイラッとしてしまう。 最近の江國作品にはよくそのように感じる。 主人公のひとり柊子は美術関係の翻訳家として“手に職”の自立しているのに 夫を盲信的に愛していて、恋愛依存で情事に耽る女性。 もうひとりの主人公・美海は十代の美しい女の子。複雑な家庭環境のもと、 父母の恋愛事情を冷静に見ていたりする。 自分自身は大人への入口に立ったばかりというところだ。 美海の心理や振る舞いはわりと理解できる。この年代の持つ 憧れや意地のはり方が可愛らしいなと共感できた。 柊子の母・桐子とのやり取りは、どこかちぐはぐなんだけど ほのぼのしていて良かった。 でもアラフォーである柊子は、現実離れしていると思った。 夫に対して 「あなたはわたしのことは何でもわかってしまうのね」 とか言っちゃったりする。こんなこと言う人いないでしょ?(笑) この夫がまた倫理観が崩壊している理解不能な人。 登場人物に嫌悪感を抱いてしまう小説、私はなかなか楽しめない。

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2009/10/04

ミーハー気分丸出しで読み出した筆者の本。 読みあさっている中でも、 この本は結構好き。 ミミちゃんと桐子さんのやり取りが率直で好きです。

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2010/01/17

この本にでてくる女の人たち・・・みんな怖すぎ!! こういう女性を描けるのって、女性作家ならでは、な気がするな。 男性には理解できなさそう。 柊子と桐子の関係 桐子とミミちゃんの関係。 柊子とミミちゃんの関係。 ミミちゃんと母親の関係。 この女たちの密接した関係の中に、男たち...

この本にでてくる女の人たち・・・みんな怖すぎ!! こういう女性を描けるのって、女性作家ならでは、な気がするな。 男性には理解できなさそう。 柊子と桐子の関係 桐子とミミちゃんの関係。 柊子とミミちゃんの関係。 ミミちゃんと母親の関係。 この女たちの密接した関係の中に、男たち―柊子の夫や、ミミちゃんの父親や、亘くんや、ミミちゃんのお母さんの恋人―が入ることによって彼女たちはより「女」になる。 女として、生き物として輝く。 結局、女だけでは女として完成しないんじゃなかろうか、とこれ読んで思った。 人間として、ではなく、女として。 柊子と原さんの夫婦のあり方が、なんか気持ち悪かった。理解できないから気持ち悪いんだろうなぁ。 題名の「がらくた」って、鬼塚ちひろの曲、『眩暈』の歌詞‘がらくたでいさせて’を思い出した。 女はがらくたではいられない人と、がらくたでしかいられない人と2パターンいそうだな。 女性学とか、興味深い。 東京いったら月島にいこう。 ━私は思うのだけれど、肌が触れあうことよりももっと、纏っている気配のまざりあうことの方が刺激的だ。動物的で、礼儀正しく野蛮で。 ━私はまた、忽然と理解してしまう。このひとは私といても快適ではないのだ。快適でないことが、このひとの寄る辺なのだ。 ━「好きなところを探してみただけだよ。好きになるのとは全然ちがう」

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2009/10/04

■柊子と原さんみたいなお互いの愛し方がある夫婦はいいと思う。とても、有です。(ま、子供がいないからなし得る設定ともいえるのかも) ミミちゃんみたいな子はあんまし好きじゃない。学校にうまく染められない子は浮いてしまう子は、興味はあるけど近くにいたら困るかなぁ。それが大人だったらまた...

■柊子と原さんみたいなお互いの愛し方がある夫婦はいいと思う。とても、有です。(ま、子供がいないからなし得る設定ともいえるのかも) ミミちゃんみたいな子はあんまし好きじゃない。学校にうまく染められない子は浮いてしまう子は、興味はあるけど近くにいたら困るかなぁ。それが大人だったらまた違う魅力になってるんだけど、、 ミミちゃんと原さんが関係持ってしまうのは最悪に嫌でした。柊子と桐子さんの関係もまた好きですよ。すごく、個性ある人たちのほんの日常切り取ったみたいな内容でした。

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2009/10/04

外国のビーチで出会った柊子と女子高生の美海(通称ミミ)。 柊子とミミの視点が入れ替わりながら物語は進みます。 【雑感】 ・柊子と夫の関係が理解出来なくて、うーんと唸ります。 ・ミミの強さに憧れるけれど、そうなりたいとは余り思いません。 ・桐子(柊子の母親)は傍観するには面白いけ...

外国のビーチで出会った柊子と女子高生の美海(通称ミミ)。 柊子とミミの視点が入れ替わりながら物語は進みます。 【雑感】 ・柊子と夫の関係が理解出来なくて、うーんと唸ります。 ・ミミの強さに憧れるけれど、そうなりたいとは余り思いません。 ・桐子(柊子の母親)は傍観するには面白いけど、側にいたら疲れそう。

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2009/10/04

45歳と15歳の二人の女性 遠いようで近いよなー 私は今、ちょうどこの二人の間だからそう思うのか? 本質的にいつまでも女は女だからじゃないかな?

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2009/10/04

うーん…。 嫌いではないけれど、読んでいて気持ち悪い表現が、しばしば。 なんだろう。 構造分析してしまった際に、とてもつまらない結果が出そうで、嫌だ。 うーん、私の読みが、浅いのか。

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2009/10/04

江國さんの中ではいまいちかなぁという感じです。途中から少し面白かったので☆三つ。ああいう展開は予想してなかったのでちょっとビックリです。

Posted byブクログ

2009/10/04

図書館にて。 相変わらずすぐ近くで起こりそうでいて、残酷でクールな物語。 最近この人の描く夫婦像が似ている様に思うのだけれど、 どうなんだろう。嫌いではないけれど。

Posted byブクログ