哀しい予感 の商品レビュー
110215*読了 わたしは今、ばななさんの小説に、ばななさんの描く世界に、救いを求めています。それぐらい、ばななさんの小説の治癒力はものすごいのです。 軽井沢と青森の恐山の描写が好きです。自然を愛するばななさんならではの描写です。 好きなシーンは、弥生と哲生が洋食屋さんでランチ...
110215*読了 わたしは今、ばななさんの小説に、ばななさんの描く世界に、救いを求めています。それぐらい、ばななさんの小説の治癒力はものすごいのです。 軽井沢と青森の恐山の描写が好きです。自然を愛するばななさんならではの描写です。 好きなシーンは、弥生と哲生が洋食屋さんでランチをしながら愛を育むところですね。切なくきゅん、としました。 スピリチュアル的な部分、夢、両親の死、実の姉との再会、血のつながらない弟との恋の成就。これを24歳で書き上げてしまうばななさん。ああ、まぶしい。 文庫化にあたって大きく修正し、完成体により近づけられたそうなので、それよりも未熟な完成体から遠い、一番最初の「哀しい予感」も読みたいです。 最近、「ハゴロモ」と「ひな菊の人生」を読んだのですが、それよりももっと昔に書かれた「哀しい予感」、どれもがやっぱりばななさんカラーに染まっていて、揺らがない何かが芯として通っていて、本当にすごいとしか言いようがないです。ばななさん。いや、ばななさま。 まだまだ読んでいない作品があるので、それをどんどん片っぱしからひっつかんで夢中で読むという行為に今は没頭しております。
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中学時代、おともだちに「吉本ばなないいよね」って言ったら貸してくれた本。 あのときはこのおはなしの終わり方が好きじゃなかった。
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再々読。 ありふれた温かな家庭にいるのに どこか心もとない感情や おばが姉に変化したときの 弟が恋人に変化したときの 忘れていた家族の記憶を取り戻した後の感情が 無理なく、そして絶妙に表現されていて 読み終えるのがもったいない作品でした。 舞台、観に行けば...
再々読。 ありふれた温かな家庭にいるのに どこか心もとない感情や おばが姉に変化したときの 弟が恋人に変化したときの 忘れていた家族の記憶を取り戻した後の感情が 無理なく、そして絶妙に表現されていて 読み終えるのがもったいない作品でした。 舞台、観に行けば良かったなぁ。 私のバカ!
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読了から数年を経て、舞台化されたと聞いて悔しかったなー。 キャストさん、モロ好みだったもん。 それに、この空気感をどう出すか見たかった。 ただ、哀しいだけじゃないから。
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姉から借りた本。 …覚えてないうえに手元にないw レビューはすぐに書かなきゃだめだなぁ。 なんだかんだ初の吉本ばなな? 今度もっかい読んでみます。
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吉本ばななさんの本、 やっぱり好きではないのかなぁ。 陰と陽が隣合わせにあって、 でもやっぱり陰の方が強い気がして。 それで、好きになれないのかも。
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ああやっぱりいいなあばななさん・・! これも中学生ぶりくらいに読んで、ぜんぜん覚えてなかったけど、なんとなく自堕落できれいなおばさんとか、すてきな弟とか、軽井沢とか、そういえばこんな話だったなーってすごいなつかしかった。 血のつながらない弟との恋とか、年下の高校生と恋愛しちゃう...
ああやっぱりいいなあばななさん・・! これも中学生ぶりくらいに読んで、ぜんぜん覚えてなかったけど、なんとなく自堕落できれいなおばさんとか、すてきな弟とか、軽井沢とか、そういえばこんな話だったなーってすごいなつかしかった。 血のつながらない弟との恋とか、年下の高校生と恋愛しちゃう音楽教師とか、ああーなんかいいなあ^p^ わたしも今ひとこいしい(!)のでうらやましいです>< 「キッチン」とか「アムリタ」とかも全然覚えてないからそのうち読もう^^
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はじめてチャレンジした作家さん。 文体が読みやすい。 またもや姉、弟の恋の話。 おばさんの家に住みたくなる。 主人公の弥生はとても感が鋭い子。 おばさんは綺麗だけど変わり者。 弟の哲夫はとってもかっこいい。 行動力、決断力、冷静さを持ったいい子。 おばさんと主人公が姉妹だと知...
はじめてチャレンジした作家さん。 文体が読みやすい。 またもや姉、弟の恋の話。 おばさんの家に住みたくなる。 主人公の弥生はとても感が鋭い子。 おばさんは綺麗だけど変わり者。 弟の哲夫はとってもかっこいい。 行動力、決断力、冷静さを持ったいい子。 おばさんと主人公が姉妹だと知る。 弟と恋をする。 軽井沢や青森に行く。
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「N.P」と なんとなく 雰囲気が似た感じで こちらも とても よかったです。 最後の シーンがだいすきです。
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よしもとばななの作品の中では2番目に好きな作品。 ピアノの音色とゆるやかな時間が 優しくもかなしく包んでくれます。 夜、雨の日に読みたくなる一冊です。
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