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精霊の守り人 の商品レビュー

4.4

779件のお客様レビュー

  1. 5つ

    367

  2. 4つ

    249

  3. 3つ

    99

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2023/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

児童書の扱いだけれどこのファンタジー、大人にも十分認めてもらえるシリーズ。 皇子チャグムを助ける女用心棒バルサ。 出会う人達の個性も(敵も含めて)それぞれが個性的で 戦いの場面ばかりでなく何気ない日常の中のあらゆることとか架空のモノなのに実に楽しめる。 バルサのこれからも楽しみ。また読み続けたい。

Posted byブクログ

2023/10/05

若かりし頃、本を開いて最初の2、3ページで 断念したものの、再チャレンジでした。 いまや10冊?のシリーズ物になっているので、 人気の物語なんだろうけど、 ふわふわなファンタジーを望んでいると ちょっと違うかもしれません。 例えば、ネバーエンディングストーリー的な ファルコンと...

若かりし頃、本を開いて最初の2、3ページで 断念したものの、再チャレンジでした。 いまや10冊?のシリーズ物になっているので、 人気の物語なんだろうけど、 ふわふわなファンタジーを望んでいると ちょっと違うかもしれません。 例えば、ネバーエンディングストーリー的な ファルコンと空を飛ぶとか?じゃないんだよなぁ。

Posted byブクログ

2023/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私の中でトップクラスの本です この本に出会ったのはまだ小学生の時で、ファンタジー好きになるきっかけでした それから読書の時間になるとこの守り人シリーズを兎に角ひたすら読みふける学生時代の私 中でも精霊の守り人と闇の守り人は数え切れないくらい読んできてるのですが、大人になるにつれてまた違う見方ができたり子どもの頃はよく分からずスルーしていた部分が分かるようになり、さらに面白く感じます 文字だけでも風景がありありと浮かんできて、その場にいないのに風や匂いを感じることが出来ます バルサは見た目はお世辞にも綺麗な女性というわけではないような描写だけど、そこに秘められた強さで次々に切り抜けていくのが私が強い女性が出てくる物語が好きになるきっかけです 武人としての強さも見せながら、母のようなあたたかい愛で包んでくれる強さを兼ね備えているからこそ、チャグムをあそこまで成長させて守り抜くことが出来たんじゃないかな バルサがチャグムを守ることになったことで初めてジグロへの気持ちがわかるのが、切ないようなあたたかいような… バルサとチャグムとタンダの狩穴での暮らしがずっと続けばいいのに…と、思ってしまうくらい、穏やかな3人での暮らしがもっと見たかったです 個人的には、序盤の〈狩人〉との戦いと、冒頭の「バルサが鳥影橋を渡っていたとき、皇族の行列が、ちょうど一本上流の、山影橋にさしかかっていたことが、バルサの運命を変えた。」の文が一気に物語に引き込まれる感じがして好きです

Posted byブクログ

2023/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

予想以上におもしろかったです! 前に読んだ獣の奏者の終わり方にあまり納得が行かず、避けていた上橋菜穂子さん。友達が貸してくれたので、あまり乗り気ではなかったけれど読んでみました。 チャグムの成長にほっこりしました。最後の最後にラルンガ〈卵食い〉との戦いが起こり、ドキドキしながら読み進めました。殺意すらあった〈狩人〉のモン、ジン、ゼンたちと、バルサ、タンダ、チャグム、トロガイたちが仲良くなれてよかったです。 また、チャグムが伸び伸びした生活を捨て、皇太子にならなければいけなくなったときのシーンは胸が詰まるようだったけれど、バルサの「え? ひと暴れしてやるかい?」という言葉で頬が緩みました。チャグムも、その言葉で心が決まったのだと思います。 続きの、闇の守り人も借りたので、また読みます。

Posted byブクログ

2023/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった!これぞ読書の醍醐味!というほど読書が久しぶりに幸せでした! みなさんも、こんなに脳裏にありありとチャグムたちや風景が浮かぶのかなぁ、そうなのでしょうね!それが勝手に動く…ような、それが上橋菜穂子の凄さなのかもしれないですよね。 印象的な部分を書くと… 運命に翻弄される主人公チャグムが、自分の運命にイラついて泣いて暴れるのを、用心棒のバルサが投げ飛ばしてしまう。で、また飛びかかって、また投げ飛ばされる……を繰り返すのだけど、そのシーンに物凄く揺さぶられて泣けた。 分かるー なんなんだ、この運命!って暴れまくって泣きたいって。 そのあとのバルサの言葉に涙が止まって、撃ち抜かれたー 「……そろそろ、逃げるのをやめな。八つ当たりじゃ気分は晴らせないよ。あんたは、それほど馬鹿じゃないからね。そうやってればやってるほど、どんどん虚しさが溜まって、余計にイラつくだけさ。そこらで逃げるのをやめて、振り返ってみな。むかむかのもとが、何なのかをね!」 うっ!!!泣けたー 愛情と厳しさ、深い悲しみへの共感… しばらくチャグムに感情移入して泣いて、バルサの母より深い愛のような気持ちに泣いて… また時間たったころ、絶対読み返す一冊と出会えました。

Posted byブクログ

2023/08/15

おもしろかった!バルサとはまた会えるけど、チャグムとはもう会えないのかな、、と残念に思いながら後書きを読んだら、そんなことはないみたい。とても嬉しいです。次々読んでいきたいです(笑)

Posted byブクログ

2023/08/12

とても面白かったです。母に勧められて読みました。もう一度読み返したい部分は第三章です。異世界ファンタジーとは思えないほど正確で分かりやすく、現実世界でもありそうなストーリーなので、すごい本だと思いました。これからも守り人シリーズを読みたいです。

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2023/08/07

最初はとっつきづらかったものの、バルサとチャグムの旅が始まると一気に引き込まれて一日で読了。指輪物語を思わせるような壮大なファンタジー。日本でこれが生まれたとは…!

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2023/08/06

今まで読んで来なかったのが恥ずかしいが、やっと読んだ。 やはり面白い。上橋菜穂子さんは「そういえばファンタジーだった」と思うような自然な異世界を作りだすのが天才的。 私は普段、医療関係者が書いたのでなければ医療小説は説得力に欠けるし、芸術家が書いたのでなければ芸術がテーマの本は...

今まで読んで来なかったのが恥ずかしいが、やっと読んだ。 やはり面白い。上橋菜穂子さんは「そういえばファンタジーだった」と思うような自然な異世界を作りだすのが天才的。 私は普段、医療関係者が書いたのでなければ医療小説は説得力に欠けるし、芸術家が書いたのでなければ芸術がテーマの本は読むに耐えないと思っている生意気すぎる読者なのだが、 上橋菜穂子はファンタジーをその領域に持ってきて、説得力を持たせてしまうというとんでもない作家である。あまりの凄さに眩暈がする。 獣の奏者の老練さにはまだ達しないような気もするが、今後2巻、3巻と読み進めていくうちに、引き返せないほどに世界観に飲み込まれてしまうのだろうな。

Posted byブクログ

2023/08/01

精霊の守り人で守り人シリーズ及び上橋菜穂子さんにどハマりしてしまった。 壮大で、もしかしたらあったかもしれないと思うほど感情や風景描写がリアルで、様々な場所に暮らす様々な人間の感情が絡み合って複雑にできた、現実のような物語 実際に目でこの人たちを見てるわけじゃないのに、その光景も...

精霊の守り人で守り人シリーズ及び上橋菜穂子さんにどハマりしてしまった。 壮大で、もしかしたらあったかもしれないと思うほど感情や風景描写がリアルで、様々な場所に暮らす様々な人間の感情が絡み合って複雑にできた、現実のような物語 実際に目でこの人たちを見てるわけじゃないのに、その光景も、人々も、ありありと目に浮かぶ すっっっっごく好きだったし、ただ淡々と物語を紡いでいくだけでなくてエンタメ性もしっかりあり、けどくどくなくて、それでいて上橋さんの伝えたい言葉みたいなものが強く伝わってくる 精霊の守り人から天と地の守り人第三部まで全部読んで、覚えておきたい、大切にしておきたい、そんな言葉がたくさんできた 絶対またこのシリーズを読み返したい

Posted byブクログ