株価暴落 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
巨大スーパー、一風堂で起きた爆破事件をきっかけに一風堂の株価は暴落する。犯人探しのミステリーかと思いきや、企業テロにいたる複雑な背景が描かれた、二重にも三重にもハラハラするストーリー。 容疑者とされる犬鳴黄や彼を追い落とそうとする友人、ノブオ、さらにはノブオと裏で繋がりのある刑事、滝田の同行にハラハラしながら読み進めると、真の犯人はなんと滝田だった。 また、犯人探しと並行して、一風堂に巨額融資をしている白水銀行内での追加融資する派としない派の攻防など、シビアな駆け引きも描かれていて、最後にそこに企業テロの動機が潜んでいたことが判明する。 どの世界でも長年の不満などにより人間性を歪めてしまうことがあり、そこから犯罪が生まれる可能性があるんだということを思い知らされた作品だった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
、事件に関わる人物とその心情が分かりやすく読みやすい 、銀行のあるべき姿がどういうものかわかった 、銀行員と爆破事件は一見関係ないように思われるが、読んでいくうちに謎が解き明かされていく爽快感が面白い
Posted by
■ Before(本の選定理由) なんだかサスペンス?の要素もあるしい。 ■ 気づき 池井戸潤は、ビジネスだけで無い、こういう話を書きたい、書くのが好きなのだろうな、と感じた。似たジャンルだと「アルルカンと道化師」の方が面白い。 ■ Todo 古い本も読んでみたい。
Posted by
よみやすさ1 おもしろさ1 またよみたい0 知識が無さすぎて読むのが難しかったけど勉強になった。最後の方はかなり面白かった。
Posted by
久しぶりに読んだ池井戸潤さんの作品。 古い作品なのかな、わからないけど、なんとなく先が読めそうな展開でした。 もしかしたら、ドラマとかで見たことあるのかな?って。 これに登録したら織田裕二さんのどアップにも驚きました。
Posted by
一風堂担当板東が爆破事件に紛れながら正しい与信判断で一風堂の支援打ち切りを、二戸に対して通していく。事件解決と、二戸の不正を暴いて、正しい未来へと導く
Posted by
企業テロ事件を巡り、銀行の内部抗争や大企業経営陣の腐敗した実態などが絡み合い、サスペンス要素が他の池井戸作品と比べ一段と濃いためハラハラしながら展開を追いました。 そしてもうこれまでかと思うどん底からの大逆転な結末。今回も痛快な気分で読了させてもらいました!
Posted by
池井戸潤のペースでどんどん引き込まれた。痛快。 報告書の書き方が、会社の銀行出身者の言葉と同じで改めて感心
Posted by
久しぶりの池井戸潤さん。こちらの作品は少しだけドラマを見たので、坂東さん=織田裕二さん、二戸さん=高嶋政伸さんに脳内変換されたけれど、やっぱり面白い!期待を裏切らない!ただ…真相にはなるほどと思わされ、ある程度スカッとはしたものの、できれば最後、二戸さんをコテンパンにやっつけると...
久しぶりの池井戸潤さん。こちらの作品は少しだけドラマを見たので、坂東さん=織田裕二さん、二戸さん=高嶋政伸さんに脳内変換されたけれど、やっぱり面白い!期待を裏切らない!ただ…真相にはなるほどと思わされ、ある程度スカッとはしたものの、できれば最後、二戸さんをコテンパンにやっつけるところまで読みたかったというのが本音。
Posted by
スーパーの爆破事件に対する警察側と、株価に関連した銀行側の話が絡み合った展開が面白い。 どちらにもスリリングな盛り上がりがあり、最後は勧善懲悪な内容でスッキリとした読感。
Posted by