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株価暴落 の商品レビュー

3.6

235件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2011/09/17

スーパーに対する企業テロが勃発。取引銀行の審査部の銀行員を主人公に、企業や銀行の闇が描かれたミステリー。二転三転する展開が面白かった。さすが元銀行マン。

Posted byブクログ

2009/10/04

読書期間:2009.1.18-1.19 新入行員(あるいは銀行内定者)に特にオススメの一冊。 内容的におもしろいことはもちろんだが、 著者が元バンカーということで、銀行の裏事情が垣間見れたり、 稟議書などに使用される言い回しが度々登場し、参考になる為。 「融資の要諦は回収に...

読書期間:2009.1.18-1.19 新入行員(あるいは銀行内定者)に特にオススメの一冊。 内容的におもしろいことはもちろんだが、 著者が元バンカーということで、銀行の裏事情が垣間見れたり、 稟議書などに使用される言い回しが度々登場し、参考になる為。 「融資の要諦は回収にあり」 「銀行員にとって、金の動きは指紋と同じ」は印象に残る文句。

Posted byブクログ

2011/08/06

一流の金融ミステリー?小説。池井戸潤の本領発揮といった感。会社勤めをしている私としては、やはりラスト付近の経営会議での討論対決の熱さにやられた。読んでてかなり力はいっちゃいました。銀行・警察・経営再建中のスーパー、商店街の人々。それぞれの立場からきちんと説明しながら書かれているの...

一流の金融ミステリー?小説。池井戸潤の本領発揮といった感。会社勤めをしている私としては、やはりラスト付近の経営会議での討論対決の熱さにやられた。読んでてかなり力はいっちゃいました。銀行・警察・経営再建中のスーパー、商店街の人々。それぞれの立場からきちんと説明しながら書かれているので、経済小説にありがちな「やたらと難しい」ってイメージはないと思う。まあ、多少証券や銀行に通じていた方が面白さは増すでしょうが、別にあんまり知らなくても(私も全然詳しくはないし)ひるまずに読んでいけば楽しめます。銀行組織のしがらみや内部の葛藤がうまく書かれているので、横山秀夫氏の警察小説とか好きな人とかに結構ウケたりするのでは??

Posted byブクログ

2009/10/04

作者の池井戸潤は、1963年生まれでほぼオレとは同年代。オレたちの世代の就職戦線で銀行に入った人というのは、まさにエリート。そして彼も某メガバンクのバンカーとして活躍していたようだ。 そんな彼が描く銀行を舞台にした小説は、非常にリアリティさがある。バブルに向っての企業融資・・そし...

作者の池井戸潤は、1963年生まれでほぼオレとは同年代。オレたちの世代の就職戦線で銀行に入った人というのは、まさにエリート。そして彼も某メガバンクのバンカーとして活躍していたようだ。 そんな彼が描く銀行を舞台にした小説は、非常にリアリティさがある。バブルに向っての企業融資・・そしてバブルがはじけてからの貸し渋りに貸しはがし・・多くの中小企業がこれにより倒産の憂き目にあったことだろう。 小説の舞台は、架空のメガバンク白水銀行の審査部であり、そこに銀行内部の闘争が加わり、巨大スーパーに起こった爆破事件の謎を追うというもの。単なる金融小説ではなく、推理的な要素もあり、なかなかの秀作であった。

Posted byブクログ

2009/10/04

途中まで「なんでタイトルがコレやねん」と思ってましたが、最後で納得。まさか、こういう結末とはねぇ。 総論としては高杉先生の作品と近い部分はありますが、各論を見ていくと池井戸先生らしい特徴が素敵でした。 銀行の論理(真髄)VS銀行の論理(謀略)がメインのテーマになってる良い作品...

途中まで「なんでタイトルがコレやねん」と思ってましたが、最後で納得。まさか、こういう結末とはねぇ。 総論としては高杉先生の作品と近い部分はありますが、各論を見ていくと池井戸先生らしい特徴が素敵でした。 銀行の論理(真髄)VS銀行の論理(謀略)がメインのテーマになってる良い作品だと思う。

Posted byブクログ