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枕草子REMIX の商品レビュー

3.6

36件のお客様レビュー

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2022/10/13

感想 古典再発見シリーズ。古典を読むと人の考えることはずっと変わらないことに気づく。季節の花をかいで、人間関係に悩み、物思いに耽る。人の営み。

Posted byブクログ

2019/06/13

酒井順子さんが追求する清少納言と枕草子。正直期待が大きすぎたためか、読み終わってもなんだか物足りなかった。私は酒井さんこそ現代の清少納言だと確信しているので、もうすこし濃いやつを読みたかったです。再読したら感想も変わるかなあ。なんだろうか、この消化不良感は…。

Posted byブクログ

2019/02/24

『徒然草REMIX』が面白かったので、こちらも読んでみた。 ずっと前に『枕草子』を読んでみたことはあったけど、その時はさほど面白いとも思えず。でも、これを読んだら、俄然また読んでみたくなった。 -枕草子というのは、女子高において自然発生しがちな極私的回覧雑誌と、とてもよく似てい...

『徒然草REMIX』が面白かったので、こちらも読んでみた。 ずっと前に『枕草子』を読んでみたことはあったけど、その時はさほど面白いとも思えず。でも、これを読んだら、俄然また読んでみたくなった。 -枕草子というのは、女子高において自然発生しがちな極私的回覧雑誌と、とてもよく似ているのです。 古典文学として読むのではなく、もっと砕けて読むと面白いのかも。

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2018/05/12

平安当時の環境に思いを馳せ、人々の価値観や身分意識も把握した上で、清少納言がどんな人物だったのかが浮き上がってくる。 下種の家に雪が降ったり月光が差し込んだりするのも勿体ない、という教科書には乗らないであろう毒舌から、 とはいえ土台にひたひたと悲しみが湛えられているということを読...

平安当時の環境に思いを馳せ、人々の価値観や身分意識も把握した上で、清少納言がどんな人物だったのかが浮き上がってくる。 下種の家に雪が降ったり月光が差し込んだりするのも勿体ない、という教科書には乗らないであろう毒舌から、 とはいえ土台にひたひたと悲しみが湛えられているということを読み取るところまで、豊かな読み。

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2017/12/05

こんな調子で説明してくれたら、古文の時間も楽しかったろうし、もう少し授業に興味が持てたのかも。枕草子なんて『春はあけぼの』しか印象なかったけど、ちゃんと読んでみたら(現代語訳次第なのかもしれないけど;)、おもしろい読み物なんだろうな。

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2016/09/18

枕草子のこれまでよく知らなかった部分も(なんとなく)分かるので少し賢くなった気分。 ただ、現代の例に…というところは全然あっていないように思う。ちょっと解釈が違うんじゃないかな。あとは、清少納言の性格を分析?しているが、清少納言を誉めながら、筆者が=私もすごいでしょ?いけてるでし...

枕草子のこれまでよく知らなかった部分も(なんとなく)分かるので少し賢くなった気分。 ただ、現代の例に…というところは全然あっていないように思う。ちょっと解釈が違うんじゃないかな。あとは、清少納言の性格を分析?しているが、清少納言を誉めながら、筆者が=私もすごいでしょ?いけてるでしょ?といっているように読めてしまい、若干読むのがしんどい。

Posted byブクログ

2016/06/21

清少納言がすごく身近に感じられます。お嬢様としては中の下か下の上くらいで、女としても美人ではないけれど所謂圏外さんでもない、微妙なプライドに支えられた辛辣な観察眼。中宮定子や皇族に対する屈託のないミーハー心。匂いフェチ。現代語訳も絶妙でした。

Posted byブクログ

2016/01/02

酒井順子の人柄は嫌いだが、作品は別に評価したい、と思いつつ読んだが、やっぱり鼻についた。 清少納言の時代にはプライバシーという概念がなかっただろうし、人は死にやすく、生まれで職業も暮らしぶりもほぼ決まっていて個人の努力でどうなるものでもなかった。病気や天変地異の理由など殆ど分から...

酒井順子の人柄は嫌いだが、作品は別に評価したい、と思いつつ読んだが、やっぱり鼻についた。 清少納言の時代にはプライバシーという概念がなかっただろうし、人は死にやすく、生まれで職業も暮らしぶりもほぼ決まっていて個人の努力でどうなるものでもなかった。病気や天変地異の理由など殆ど分からなかった。だからこそ花鳥風月の沁み様は今とは比較にならない。そこは端折って、人間臭いところだけ自分に引き付けた下世話な解釈。 まあ面白いし、中高生が古典に親しむならこれもありか、という気もするが、枕草子がこんなことで書き尽くされているとするなら、日本の古典も大したことないってことになる。 これを読んで枕草子がわかったような気持ちになってほしくない。

Posted byブクログ

2014/10/09

学生のときは暗号を読み解くのに必死で全然好きになれなかった古文 共感できることを発見していればもっと視野が広がってたのにと思う 古文に免疫をつけるためにも中学生くらいの子に読んでもらいたい

Posted byブクログ

2013/11/13

枕草子ってこんなにおもしろかったんだー。 って読んでると思う。 千年経っても人は人で、女の子は女の子なんだなと実感できる。 その上今でも「あるある」と思えることをたくさん言ってたりする。 この本で清少納言がちょっと好きになった。

Posted byブクログ