1,800円以上の注文で送料無料

枕草子REMIX の商品レビュー

3.6

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2018/10/14

酒井順子の中では、一番しみじみと面白かった。かねがね清少納言と酒井は似ていると僕も思っていたが、酒井本人も当然気がついていたわけか。

Posted byブクログ

2013/09/05

教科書に載ってるような古典作品で1番好きなのが、枕草子です。 ちょっと触れただけでも、なかなか気づかない自然の美しさを、とってもキレイな言葉で表現していて、素敵な文章だから。 この本は、意訳も意訳だけど、1000年以上も前の文章なのにすごく生き生きしてる。 清少納言って当時...

教科書に載ってるような古典作品で1番好きなのが、枕草子です。 ちょっと触れただけでも、なかなか気づかない自然の美しさを、とってもキレイな言葉で表現していて、素敵な文章だから。 この本は、意訳も意訳だけど、1000年以上も前の文章なのにすごく生き生きしてる。 清少納言って当時の風情を大事にしながらも、現代的な心ももったとってもキュートな女性だったんだなーと思いました。

Posted byブクログ

2009/10/04

非常にわかりやすく面白く、 現代風解釈にて清少納言というオナゴを紐解いてゆく。 古典も楽しいものなのだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

著者の言う通り清少納言の枕草子といえば「春はあけぼの〜」しか記憶にない私。 くだけた訳や著者と清少納言との仮想対談などから清少納言という人が良く分かりました。著者の考え方などがとても反映してるため、そのままのイメージで捉えるのはどうかと思いますが、女の人の考え方や性格って今も昔も...

著者の言う通り清少納言の枕草子といえば「春はあけぼの〜」しか記憶にない私。 くだけた訳や著者と清少納言との仮想対談などから清少納言という人が良く分かりました。著者の考え方などがとても反映してるため、そのままのイメージで捉えるのはどうかと思いますが、女の人の考え方や性格って今も昔も変わらない部分ってやっぱあるのだと感じました。 歴史上の人物ってまるで小説の中の登場人物みたいに考えてしまう時がありますが、そこには清少納言という人が確かに存在していて、彼女はとても凛々しくて人間味のある人でした。

Posted byブクログ

2009/10/04

『お洒落で賢くミーハーで意地悪』 まさに華やかな人そのものなコピーに惹かれて読みました。 中身は正直あまりおもしろくないというか、邪道的手法です。 ちょっとオタク臭する自己満な感じです。

Posted byブクログ

2009/10/04

枕草子が好きなら、きっと本書も気に入るはず。少なくとも私は、著者の解釈に100%同意する。エッセイには書き手の感情や考え方がそのまま表れている。枕草子を読んで私が清少納言に対して受けた(受動的にでも能動的にでもある)イメージが、本書を読んでよりはっきりと浮かび上がってきた。やっぱ...

枕草子が好きなら、きっと本書も気に入るはず。少なくとも私は、著者の解釈に100%同意する。エッセイには書き手の感情や考え方がそのまま表れている。枕草子を読んで私が清少納言に対して受けた(受動的にでも能動的にでもある)イメージが、本書を読んでよりはっきりと浮かび上がってきた。やっぱり私は清少納言が好きだ、と確信を持つことができた。著者ほど枕草子や清少納言や当時の時代的背景に詳しくないが、私も清少納言と気が合う自信がある。拘るところと捨てるところ。本書の読了後、まったく新鮮な視点から枕草子を読むことができた。プライドが高くて傲慢だが凛々しく思慮深い、清少納言は正しい女性だったはずだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

すごい!枕草子が清少納言がすっごく身近に感じる存在になった。ってか清少納言ってこんなにこだわりがある潔癖症・・・まではいかないけど、そんな感じの人だったなんてびっくり。けどこれも図書館の貸し出し期間の関係上途中までしか読んでない。。。早く読みたいなー

Posted byブクログ

2009/10/04

大好きな酒井順子さんの著書。 その名の通り、枕草子を酒井さんがREMIXしていたり、 酒井さんと清少納言の対談あり! 結局、昔も今も女の考えることは何一つ変わっていないのであーる。

Posted byブクログ

2009/10/04

古文の授業で必ず習う枕草子。 実のところ作者、清少納言については殆ど知らなかった。 本書は最高の手引き書でした。\^○^/ 著者と清少納言の対談(フィクション)をところどころに交えつつ(笑) 「枕草子」の世界と、清少納言、作品の背景となる平安時代について 軽やかに語るエッセイ集。...

古文の授業で必ず習う枕草子。 実のところ作者、清少納言については殆ど知らなかった。 本書は最高の手引き書でした。\^○^/ 著者と清少納言の対談(フィクション)をところどころに交えつつ(笑) 「枕草子」の世界と、清少納言、作品の背景となる平安時代について 軽やかに語るエッセイ集。 清少納言にちなんだ京都ガイド付き。 「枕草子」を1段ずつ訳すのではなく、 必要に応じて、部分部分を抜粋(=REMIX)して紹介しています。 今までになかった斬新な紹介で、何よりとても楽しい一冊です。 一番面白く読んだのは、和歌について語っている部分。 ここで著者は、 平安時代の和歌は、現代のカメラ付き携帯電話のような役割を していたのではないかと言っています。 この比較、とても面白かった。 現代の感覚に照らし合わせた平安の習慣の解釈、いやぁ〜面白い。 平安時代には、外出先で感じたことを、和歌に詠み、 日々の生活の中で、美しい!面白い!と感じたことを和歌に詠んだ。 1000年以上の時がながれ、 現代の私たちは、実況中継のような状況報告や、感動したことの数々を 携帯のメールで送ります。 和歌も携帯メールも、心が動いたことに対して、 その気持ちを誰かと共有したい、という思いから スタートしているところが同じなのだそうです。 要するに、 ≪カメラで写真に撮る代わりに≫≪和歌を詠んでいた≫ということ。 さらには、携帯メールを送った相手から、返信を期待するところも、和歌と同じ。 返信メールを出すときに 「何か気の利いた言葉の一つも返さねばならず、そのプレッシャーというか面倒さ」は 和歌の返歌にも通じるのではないか、 さらに送ってきた相手が大事な人ではない場合は 「”別に急がなくてもいいか”と思えてしまうのも、昔も今も変わらぬ点」 という著者の指摘も、とても面白く読めました。 清少納言は お洒落で 賢く ミーハーで 意地悪 そんな人だそうです。 まさに現代っ子と同じだわ(笑) 「枕草子」入門書として、最適です。

Posted byブクログ

2009/10/04

インテリで頭の回転が早い(と思われる)清少納言が学生のころ好きでした。 でも、ココまで現代の感覚と引き比べてみることをしていなかった! 女子ばかり集まる職場なんて、昔も今もそう変わらないであろうコトも、気づかず読んでた。女子高と似た空気を感じたからこそ好きだったのか〜。「ブスは引...

インテリで頭の回転が早い(と思われる)清少納言が学生のころ好きでした。 でも、ココまで現代の感覚と引き比べてみることをしていなかった! 女子ばかり集まる職場なんて、昔も今もそう変わらないであろうコトも、気づかず読んでた。女子高と似た空気を感じたからこそ好きだったのか〜。「ブスは引っ込んでろ」的な清少納言の意地悪さとかまで引っ張り出してくれて、改めて清少納言が好きになりそうです(笑)

Posted byブクログ