片眼の猿 の商品レビュー
道尾 秀介さんの 「片眼の猿 One‐eyed monkeys」を読みました。 ある会社の商品デザインが、 ライバル会社に盗用されているとして、 私立探偵を雇って社内から、 近くのライバル会社を盗聴する・・・事から ストーリーが展開していきます。 物語は、探偵...
道尾 秀介さんの 「片眼の猿 One‐eyed monkeys」を読みました。 ある会社の商品デザインが、 ライバル会社に盗用されているとして、 私立探偵を雇って社内から、 近くのライバル会社を盗聴する・・・事から ストーリーが展開していきます。 物語は、探偵モノ・・・なのですが、 ただでは終わりません(笑 やはり、この作者の書きたい事は、 事件のミステリだけではなく、 人が本来持っているミステリな部分なのでしょうね。 細かく分かれて展開する書き方も読みやすいですし、 ちゃんと布石もある。 読んでいない人のためにも内容はこれ以上書きませんが、 改めて、「人として」を考えさせられますね。 とても良い本でした。 お勧めです。 評価:★★★★★
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この作家の作品を読むのは2作目。きっと登場人物になにか特徴があるのかなぁと読み進めたが、予想していたのと違っていた。 なかなかおもしろかったけど、もう一度読もうとは思わないかなぁ。
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著者の無理ある感は、むしろこういう作品でこそ輝くのでは。 ガチガチのミステリの方がつっこみたくなるから この作品は娯楽として楽しめた。 かわいいなぁ、ふたごちゃん。
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道尾秀介作のハードボイルド小説。 登場人物たちがいつになく特徴的で「これなんかあるだろ」って思いながら読んでたのに見事に騙された。 構図を反転させるのが上手すぎるな。 でも今回はちょっと無理な設定だった気もしないでもない…かも。 さすがの面白さでした。
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探偵事務所を巡る攻防、といった趣旨の物語。 視点が面白い。話中に出てくる999匹の猿の話が深く印象に残った。 登場人物もかなり個性的。 いろんな意味で斬新な設定。
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今注目の道尾秀介。ミステリの分野なのだろうが、自分の伝えたいものをしっかり持って書いている感じ。読み進むうち「エッ・・・!?」と思うこと多し。うまいなぁ、と感心してしまう。文章も読みやすい。まだ二作目なので、他の作品も読んでみるつもりです。
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今回もまた登場人物の設定に無理があるから 入りこみにくい。。 でも、この本はあとがきに価値がある! あとがきを読むと道尾秀介の世界がわかったような
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んんんん・・・?? 「年齢という先入観にだまされる」という本を読んだばかりですが(葉桜の季節に~)、これは××××(ネタバレになってしまいますので伏字で)に騙されました^^ 残念ながら、あまり好みではありません。 道尾氏の作品は、別のものの方が好きです。
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「人間というのはけっきょく、記憶なのではないだろうか。姿かたちが人間をつくるのではないし、見聞きしてきた事実が人間をつくるのでもない。事実の束をどう記憶してきたか。きっと、それが人間をつくるのだろう。そして、事実の束をどう記憶するのかは、個人の勝手なのだ。自分自身で決めることなの...
「人間というのはけっきょく、記憶なのではないだろうか。姿かたちが人間をつくるのではないし、見聞きしてきた事実が人間をつくるのでもない。事実の束をどう記憶してきたか。きっと、それが人間をつくるのだろう。そして、事実の束をどう記憶するのかは、個人の勝手なのだ。自分自身で決めることなのだ。」 絶対に映像化不可能!!! 本ならでは、出来る面白い仕掛けに最後はにんまり。 そして、ケータイ小説、、だったのか、さくさくと話が切り替わり、読みやすいと言えば読みやすい。 最後は、結構ハッピーエンド系でしたしね。 同じ時に読んでいた『葉桜の季節に〜』と似ているかなぁ、と思いつつ、最後の最後は全然違っておりました。 これは、シリーズ化の可能性はあるのかしら? 面白く個性的な登場キャラたちがとても魅力的でした。 【4/23読了・初読・市立図書館】
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携帯小説なことより、どうしてもこの方の独特な文、さぁこれでどうだ!と言わんばかりの伏線のちりばめ方やミスリードへの線引きが相変わらずひっかかる‥けれど結局、手に取って爽快に騙される。最後にはどんでん返し具合に満足してしまいます。 この方の、根底にある薄暗い雰囲気は好きなのでもっと...
携帯小説なことより、どうしてもこの方の独特な文、さぁこれでどうだ!と言わんばかりの伏線のちりばめ方やミスリードへの線引きが相変わらずひっかかる‥けれど結局、手に取って爽快に騙される。最後にはどんでん返し具合に満足してしまいます。 この方の、根底にある薄暗い雰囲気は好きなのでもっと他作品も読んでみたいんですが…どうしても文体が…でも結局は(繰り返し)
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