片眼の猿 の商品レビュー
叙述トリックにやられた。確かに伏線はいたるところにあったけど、最後まで読んで自分が持っていた登場人物たちのイメージが全くひっくり返った感じ。絶対に映像化やマンガ化できないけど、ローズ・フラットの住人たちがすごくいい味出してて良かった。
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ぽかーん。でした。 この人はどういう反応を読者に期待しているのか。 ミステリー、サスペンスで先を読むか読まないかは、謎が提示されたときに決まると思う。 じゃじゃーん、こんなことが起こりました!もしくは、こんな不思議な人がいます。 そのときに「えっ?どういうこと?な...
ぽかーん。でした。 この人はどういう反応を読者に期待しているのか。 ミステリー、サスペンスで先を読むか読まないかは、謎が提示されたときに決まると思う。 じゃじゃーん、こんなことが起こりました!もしくは、こんな不思議な人がいます。 そのときに「えっ?どういうこと?なんで?」となるか。 「…まあ別にどっちでもいいけど」となるか。 本書はさらに後者の進化形で、どっちでもいいどころか知りたくない。しょうもないことが目に見えてる。 そしてその予想は当たってしまった。学んだことは一つだけ。この人の本はもう読まない。このミスとった「向日葵の~」読みたかったけどもう読まない。 2009年11月24日 09:47
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読んだか読んでないか記憶に無く 表紙は見たことがあるようなないような。 結局読んだことはありませんでした。
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秋絵が俺の部屋を出ていってから、もう七年になる。 死んでからは、六年と十一月だ。 初道尾さん。軽めな文体ながらクセもなく読み易かった。 しかしサラっと騙された。ギリギリズルくない判定。 耳に関する特別な能力を有する三梨は、 楽器メーカーで産業スパイとして働くなかで殺人事件の音...
秋絵が俺の部屋を出ていってから、もう七年になる。 死んでからは、六年と十一月だ。 初道尾さん。軽めな文体ながらクセもなく読み易かった。 しかしサラっと騙された。ギリギリズルくない判定。 耳に関する特別な能力を有する三梨は、 楽器メーカーで産業スパイとして働くなかで殺人事件の音を聞く。 常にサングラスをかけている冬絵をスタッフとして雇い殺人事件を洗う過程で かつての恋人、秋絵の死の真相に行き着く。 ―ねえ、三梨さん。その猿が失くしたのは何だったと思います?― ―何を失くしてしまったんだと思います?― 白い封筒。自殺。赤いビニールテープ。秋絵の部屋のゴミ箱。 白い封筒。殺人。俺が聞いた一部始終。冬絵のあの夜の行動。
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はじめて読んだ道尾秀介、こんなに読みやすいとは思ってなくて意外だった!しかけがたっぷりあったので、鈍い私には読み切った後たいへん爽快〜!ミステリー慣れした人には物足りないのかなあ。どーだろ。
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歌野晶午の、「葉桜~」の匂いがした。道尾氏の作品が好きなら読んでみる価値はあると思うけど、物足りない。
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人物に関するイメージは、いい感じに「あれ?思ってるのと違ったのかな?」といい意味で裏切られるんだけど、その個性的な人物たちが絡んでくる巧妙なストーリーが感じられなかったかな。
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途中で止めることができずに一気に読んでしまった。映像を想像しながら読んでいたけど色々と見事に騙されていた。これは本で読むから面白いのであって映画化は100%無いだろうな。まだ読んでない人は気持ちよく騙されましょう(笑)
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主人公をはじめとする探偵団の個性が立っていて面白い。 道尾作品は、風景描写だけでなく、ストーリーに登場する 人物描写も非常に味があって面白い。
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初の道尾作品。意外と読みやすくて意外でした。最初はどういう結末になるのか不安ながら読みすすめてたが、ちゃんとまとまっていて良かった。アパートの住人の真実には驚いた。
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