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片眼の猿 の商品レビュー

3.4

156件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    70

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    1

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2023/05/20

劣等感は誰もが持っている気がする。それを生かすか殺すか。それはその人自身。でも、まわりから植えつけられる劣等感は辛いなぁ。人と違うことが、個性だとおもえる世界になったらいいと思えた小説。

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2023/03/19

とても考えさせられる内容だった。目に見えるものが全てではないということを考えながら自分も生きていきたいと思う。

Posted byブクログ

2018/10/08

107:はい、またしてやられた……と心地よい敗北感にorz、なのですが、フェイスカードの謎かけが最後まで引っ張られたのが一番悔しかったです。考えてみれば、ローズフラットという建物そのものが不自然で、何らかの作為があったに違いないのに……! 悔しいなあ(笑)

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2017/11/03

警【Caution!】告 まず断言してしまいます。 どれだけ眉に唾を付けて読んでいただいても、筆者の企みを100パーセント見抜くのは不可能でしょう。(以下省略) と帯に書いてあるこの作品 よ~し!この挑戦うけてたつ!と張り切り、気になる部分はメモをとりながら読み進めました 結...

警【Caution!】告 まず断言してしまいます。 どれだけ眉に唾を付けて読んでいただいても、筆者の企みを100パーセント見抜くのは不可能でしょう。(以下省略) と帯に書いてあるこの作品 よ~し!この挑戦うけてたつ!と張り切り、気になる部分はメモをとりながら読み進めました 結果、そうきたか!の連続で、ちょっとした違和感からのそうだったのかと綺麗に回収するあたりは気持ちよくスッキリしました 色んな作品を読むときも、なんとなくこうなるよねって結末を予想しながら読んだりするけど、最初から挑戦待ってますみたいな帯、面白かったです ただ、冬絵はあまり好きになれないキャラだったな そう言えば前に女性を主人公にした作品の時もキャラに違和感があったような 道尾さん、もしかして女性は苦手ですかね?

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2017/10/20

読了日2009/12 軽いミステリー アパートの住人がとても魅力的で愉快な人々で思わずプッと笑ってしまう所がたくさん。 楽しく読めました。 そして、今回もすっかり騙されました。 人の思い込みってすごいなぁ。思わず「えっ、そうじゃなかったけ?」って前の方を読み直してみたりしました。

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2016/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2016/10/6 おもしろかったねぇ 地獄耳や千里眼的な不思議な力が存在する架空の世界かと思いきやそうでなく。 何かうっすら物悲しいフィルタがかかってるような見え方が新鮮というか独特というか。 悲しいのに気分悪くはないのが不思議。 それぞれの登場人物もいいんだな、これが。

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2016/08/07

 道尾秀介さん。いやあ、作品を読むたびに、この作家の芸達者振りには驚かされる。『龍神の雨』『ノエル』等の作品では、子どもたちの心の内面までもを見事に映し出し、また、独特の世界観で描き切っている。かと思えば『カラスの親指』『透明カメレオン』等の作品では同じ作家が書いているとは思えな...

 道尾秀介さん。いやあ、作品を読むたびに、この作家の芸達者振りには驚かされる。『龍神の雨』『ノエル』等の作品では、子どもたちの心の内面までもを見事に映し出し、また、独特の世界観で描き切っている。かと思えば『カラスの親指』『透明カメレオン』等の作品では同じ作家が書いているとは思えないタッチでテンポ良く読ませ、最後にはどんでん返しで読者を満足させてくれる。新堂冬樹で言うところの『白新堂』と『黒新堂』といったところか。  さて、この『片眼の猿』は『カラスの親指』等の作品に見られるタッチで、スラスラと読ませ、読者をあっという間にラストへと連れて行ってくれる。やはり面白い作品というのは、内容だけではなく、登場人物をいかに魅力的に作り出すかというのがいかに大切かと思わされる。  物語は、耳に特徴を持った探偵が音楽会社の依頼でライバル会社の盗聴を依頼され、その過程で、目にある特徴を持った女性と知り合い、思いもよらぬ事件に巻き込まれていくというもの。登場人物にしろ、物語の筋にしろ、色々な仕掛けが用意されていて読む者にとったらかなりオイシイ作品だ。

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2015/10/11

15/10/11 なんかあんまりしっこりこなかった。 完全に女だと騙されたけど。 ・帆坂くんはときたまこうして優しい嘘をつく。しかし、それがじつに下手くそなものだから、これまでばれなかった例しがない。(P103) このシーンがすき。

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2015/07/10

やたら伏線がはられてて、ラストスパートの意外性はあった。けど流れ的にはなんか読んだことあるような話。読み返したくはなるかも。

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2015/03/01

Stay weird, Stay different 周りと融合せず、目立つほど風変りで、個性的なあなた。自信を持ってそのままで(アカデミー賞授賞式史上、最高のスピーチと絶賛されている Graham Moore のスピーチの一節)。 ジャストなタイミングなので引用してしま...

Stay weird, Stay different 周りと融合せず、目立つほど風変りで、個性的なあなた。自信を持ってそのままで(アカデミー賞授賞式史上、最高のスピーチと絶賛されている Graham Moore のスピーチの一節)。 ジャストなタイミングなので引用してしまお。 実は再読。読んだような気はしていたのだが忘れてた。この手のやさぐれ探偵ものは大好き。

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