密室に向かって撃て! の商品レビュー
烏賊川市シリーズ2作目。シリーズを順番に読んだ方が楽しめる気がします。いきなり被害者が前作でお世話になった人でちょっとショックでした。個性の強いキャラ達は健在でユーモアミステリとして楽しめますが、もちろんしっかり本格で謎解きも十分楽しむことができました。犯人の動機へ至る過程を自分...
烏賊川市シリーズ2作目。シリーズを順番に読んだ方が楽しめる気がします。いきなり被害者が前作でお世話になった人でちょっとショックでした。個性の強いキャラ達は健在でユーモアミステリとして楽しめますが、もちろんしっかり本格で謎解きも十分楽しむことができました。犯人の動機へ至る過程を自分でも流平と同じようにたどっていたので彼が披露する場面はワクワクしました。8発の銃弾の鵜飼探偵の見事な謎解きも十分に楽しみました。シリーズの続きを読むのが楽しみです。
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烏賊川市シリーズ第2段 市警のミスで紛失した拳銃が 2つの殺人事件を引き起こす 刑事2人組と、探偵たちは見事に謎をとくことができるのか あいかわらず軽快にギャグを飛ばし だけどミステリはしっかり。 どこかズレたお嬢様「さくら」も これから準レギュラーで出てくればいいの...
烏賊川市シリーズ第2段 市警のミスで紛失した拳銃が 2つの殺人事件を引き起こす 刑事2人組と、探偵たちは見事に謎をとくことができるのか あいかわらず軽快にギャグを飛ばし だけどミステリはしっかり。 どこかズレたお嬢様「さくら」も これから準レギュラーで出てくればいいのになぁ
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烏賊川市警の失態で持ち逃げされた拳銃が、次々と事件を引き起こす。ホームレス射殺事件、そして名門・十乗寺家の屋敷では、娘・さくらの花婿候補の一人が銃弾に倒れたのだ。花婿候補三人の調査を行っていた“名探偵”鵜飼は、弟子の流平とともに、密室殺人の謎に挑む。ふんだんのギャグに織り込まれた...
烏賊川市警の失態で持ち逃げされた拳銃が、次々と事件を引き起こす。ホームレス射殺事件、そして名門・十乗寺家の屋敷では、娘・さくらの花婿候補の一人が銃弾に倒れたのだ。花婿候補三人の調査を行っていた“名探偵”鵜飼は、弟子の流平とともに、密室殺人の謎に挑む。ふんだんのギャグに織り込まれた周到な伏線。
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相変わらずウィットに富んだというか、細かいところにネタを織り込んでくる。キャラクター設定も前作とはちょっと違ってて、それも良い感じだった。そういう楽しみ方ができるのも、シリーズ物の良さだろうな。 解説者のいう伏線、読み返してみてもよくわからないのがなんとも悔しい。
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烏賊川市シリーズ2作目。読んだのは旧版の表紙の方。 鵜飼さん情けな~~~っっ!!でもそこが好き!!犯人に銃で撃たれて保険証持ってきて!って、まず医療費負担額気にする探偵初めて見たわ(笑)相変わらず、キャラクター同士のやりとりが軽快で楽しい。どっかずれてるさくらお嬢様もこれからレギ...
烏賊川市シリーズ2作目。読んだのは旧版の表紙の方。 鵜飼さん情けな~~~っっ!!でもそこが好き!!犯人に銃で撃たれて保険証持ってきて!って、まず医療費負担額気にする探偵初めて見たわ(笑)相変わらず、キャラクター同士のやりとりが軽快で楽しい。どっかずれてるさくらお嬢様もこれからレギュラーとして登場するのかな?ちょこちょこ挟まるカープ小ネタにふふっとなった。鵜飼さんは今回は前回よりはちゃんと探偵してましたね。ただ今回のトリック、理屈としてはよくわかるのですが、犯人の行動に少し無理がある気がしました。続きも期待。
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ずいぶんと前に一弾を読んで衝撃を受けた東川さん、ようやく続きを手に取った。伊坂幸太郎を初めて読んだ時も同じような衝撃を受けたのだが、なぜかそのあとすぐに続かなかった。そういえばなんでだろうと考えたが、読めば読むほど次が読みたくなる、という解説に納得。一冊で手を止めてしまっては、す...
ずいぶんと前に一弾を読んで衝撃を受けた東川さん、ようやく続きを手に取った。伊坂幸太郎を初めて読んだ時も同じような衝撃を受けたのだが、なぜかそのあとすぐに続かなかった。そういえばなんでだろうと考えたが、読めば読むほど次が読みたくなる、という解説に納得。一冊で手を止めてしまっては、すぐに波が来なかったのかもしれない。 シリーズ1作目でも、すごいユーモアのセンスだなぁと楽しませてもらったが、今回も負けていない。本格ミステリを読みたいけどあの独特な重たい雰囲気は味わいたくない……。なんてそんなわがままな気分がある。あの本格独特の雰囲気も好きなのだけれど、今はもう少しゆったりしたい。そんな時に純粋に楽しめるのが、東川さんの作品だと思う。 さて2作目、初っ端から砂川警部と志木刑事のコンビが追い詰めた密造犯の拳銃を盗まれ、その拳銃による事件が起きる。刑事ものなら警察の不祥事から緊張の連続になるはずだが、むしろそれを踏まえ平然と捜査が開始される。烏賊川市はなんともゆるい。 そんななか、たまたま殺害事件の近くに住むお嬢様一家と知り合いになり、戸村たちは再び事件に巻き込まれる。このあと続く烏賊川市シリーズではお馴染みとなる、個性豊かなキャラクターが続々と登場するのだ。 本格のトリックを解くのは苦手だ。だがそれでも、解いてみようか、という気持ちにさせられる。人が死んでいても何所か滑稽で沈んだ気持ちにさせないからこそ、提示される謎に前向きに取り組む気持ちにさせてくれるのだろうか。 トリックとしては正直微妙なところだが、おもしろさは人一倍だったので満足。
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冴えわたるギャグと冴えない事件 「交換殺人には〜」を先に読んだので、同キャラクターが登場する本作を読むことにした。事の発端は、間抜けな警部と刑事によるものだが、解決の手がかりを与えるのも同コンビという趣向がなかなか素敵だった。 だが、事件そのものは魅力的に描けていない。事件発...
冴えわたるギャグと冴えない事件 「交換殺人には〜」を先に読んだので、同キャラクターが登場する本作を読むことにした。事の発端は、間抜けな警部と刑事によるものだが、解決の手がかりを与えるのも同コンビという趣向がなかなか素敵だった。 だが、事件そのものは魅力的に描けていない。事件発生時の状況が複雑で分かりにくい。それ故、事件の調査もただ可能性を潰すだけの描写が目立つ。アイデアはいいが、トリックのために無理矢理事件を肉づけした印象を受けた。
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東川篤哉の烏賊川市シリーズの第二弾。 コメディ要素が多くて軽く読める一方で本格推理モノ。赤川次郎の影響を受けているのかな。 東川篤哉さんの小説には謎解きはディナーの後で、放課後はミステリーとともになどから読み始めて結構はまっている。好き嫌いは分かれるだろうけど。
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烏賊川市シリーズ2作目。 事件の鍵は一丁の拳銃。映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』を連想。 1作目と比べると、十乗寺さくらと二宮朱美の参入で、ギャグの質が向上!(単なる好みかな?) このシリーズは順番通りに読んでいないが、あとの作品ほど楽しめている印...
烏賊川市シリーズ2作目。 事件の鍵は一丁の拳銃。映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』を連想。 1作目と比べると、十乗寺さくらと二宮朱美の参入で、ギャグの質が向上!(単なる好みかな?) このシリーズは順番通りに読んでいないが、あとの作品ほど楽しめている印象。
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シリーズの第2作。前作にも登場した人ばかりなので、余計な描写も少なくて本編に集中できる。今作に登場する事件関係者もかなりギャグパート担当するけど、謎をしっかり埋め込んでるのはさすが
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