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ふたつめの月 の商品レビュー

3.5

57件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

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2011/06/21

前編があるとは知らなんで読んでしまった。くりこのぐずぐずした感じは少々勘に触るが、途方に暮れたり、わかっちゃいるが動けない。動かない心理なんかは身に覚えがあったりなかったり。赤坂老人とのくだりは「?」があったが、赤の他人とはいえ、こうアドバイスしてくれるのは有りがたいよなー

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2011/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日常生活の中にも不思議なことはいくらでもあるということを気づかせてくれた本だった。 同時に、一見不思議に見えることでも、視点をかえ、登場人物をかえ、としていくうちに、そこに筋の通った意図が見えてくることがある。そんなことにも気づかせてくれた本だった。

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2024/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3つの連作短編集。何かこの前の本があるのかな?赤坂老人との2年前の事件について、説明が何にもないから。なかなか面白かった。赤坂老人は詐欺師らしいけど、とてもいいことを言う。こういう相談できる知人がいるといいなぁ。弓月君の察しの悪さは致命的だと思うけど。まぁ他人の好きになる男に口出しはしまい・・・ 2024.3.7 な、な、なんと再読だったとは!全然気付かなかった。前回読んだ本の続編なので借りたのに。いや、読んだ端から忘れるなーとは思ったけど。相変わらず赤坂老人は素敵だ。しかし国枝さんと呼んでいた人をよく赤坂さんとちゃんと言い直せるなー。しかし前作より突っ込みどころがおおいような。小さな会社とはいえ、そんな社長や総務でもない一人の力でやめさせることができるのか、とか。振込先をどうして知ってるのか、とか。

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2019/01/16

なんだ~、前作があるのかぁ。 今回のでは、主人公と赤坂老人との関係がちょっとよくわからなかったので、前作も読んでみたい。 アンとトモという、二匹の犬の存在がすごくよかった。 しかし弓田くんよ、君はあまりにも思い切りが悪すぎないかい? 慎重と言うか、消極的というか、そんな態度...

なんだ~、前作があるのかぁ。 今回のでは、主人公と赤坂老人との関係がちょっとよくわからなかったので、前作も読んでみたい。 アンとトモという、二匹の犬の存在がすごくよかった。 しかし弓田くんよ、君はあまりにも思い切りが悪すぎないかい? 慎重と言うか、消極的というか、そんな態度じゃ主人公が勘違いするのも当然だと思うけど。

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2010/10/30

せっかく正社員になったのに2ヶ月でクビなんて… 片想いの弓田くんは料理修行でイタリアに行っちゃうし 浪人していた弟も大学に入って生き生きしているし。 周りに置いていかれたような気がして次へ進めない久理子は 愛犬アンとトモの散歩中に赤坂老人と再会する。 どうしてクビになったのか、彼...

せっかく正社員になったのに2ヶ月でクビなんて… 片想いの弓田くんは料理修行でイタリアに行っちゃうし 浪人していた弟も大学に入って生き生きしているし。 周りに置いていかれたような気がして次へ進めない久理子は 愛犬アンとトモの散歩中に赤坂老人と再会する。 どうしてクビになったのか、彼が導き出した答えは。 「たったひとつの後悔」ほか3編。 イラストレーション:松尾たいこ ブックデザイン:野中深雪 続編なんですねー知らずに読んでしまった。 赤坂老人が何をしたのか気になる! それはそうとして、前向きになれる話です。犬に癒される。 赤坂老人の人生を見てきた言葉はなかなか頼りになる。 それでもそんな理由で簡単にクビになるかなぁ、とか ちょっと無理がある点もちらほら。

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2011/04/14

「賢者はベンチで思索する」の続編。 赤坂さんは優しいだけの人じゃない。主人公や周りの人も いい人だけじゃないけど、善悪を併せ持ち同時に表せるのが 人間なんだろう。

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2013/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

またシリーズものの二作目から手に取ってしまったorz ヴァン・ショーを~から読んでしまったりとこの人のはそれが続くわ。 結構自分の境遇と主人公のそれがかぶってて読んでて胃が痛く…。 私も赤坂老人みたいな人に会いたい。

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2009/12/31

どちらかといえば日常の謎、に近いミステリ。でもこれって解こうと思って読むものじゃないなあ。それ自体は非常にささやかなのだけれど、そこに詰まった「思い」がかなり読ませてくれるなあ、と感じました。 だって「たったひとつの後悔」の真相なんて、「え? そんなことでっ!?」という気がしまし...

どちらかといえば日常の謎、に近いミステリ。でもこれって解こうと思って読むものじゃないなあ。それ自体は非常にささやかなのだけれど、そこに詰まった「思い」がかなり読ませてくれるなあ、と感じました。 だって「たったひとつの後悔」の真相なんて、「え? そんなことでっ!?」という気がしましたよ。はっきりいって、ものすごーくくだらない理由だと思います……当事者じゃなければ。そうせざるを得ない、と考えてしまった犯人の、追い込まれた人間の心理ってのが悲しいです。 お気に入りは表題作「ふたつめの月」。これが一番ミステリらしいってのもあるし。タイトルの意味に関しては、早い段階で気がつくと思いますが。こんな意図が隠されていたとはなあ。 ところどころ教訓めいたものがあるのも、なかなかぐさっときますねえ。自らもまた修行が足りない、という気がしました(苦笑)。

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2009/10/26

表紙のワンコの可愛さにつられて借りたんですが、よくよく読んでみたらシリーズものの続編だったという(笑)あまり私好みのお話ではなかったけど…ワンコたちの可愛さに免じて☆3つ^^

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2009/10/07

せっかく正社員になったというのに解雇されてしまった。 そんなある日、犬の散歩に出かけて出会ったのは お世話になりっぱなしだった『老人』だった。 前回と同じ様に、散歩中に話をし、相談をし そうして色々と疑問を解いていきます。 確実に時間が過ぎていっているのもそうですが 変化してい...

せっかく正社員になったというのに解雇されてしまった。 そんなある日、犬の散歩に出かけて出会ったのは お世話になりっぱなしだった『老人』だった。 前回と同じ様に、散歩中に話をし、相談をし そうして色々と疑問を解いていきます。 確実に時間が過ぎていっているのもそうですが 変化していく様が、少しはらはらしてしまいます。 どうしてこう、内情が分かりやすいというか、予想しやすいというか 書き辛いものになっていくのでしょうか? 思わず頷きたくなる場面が多数です。

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