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黄昏の百合の骨 の商品レビュー

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302件のお客様レビュー

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謎と陰謀の物語

最期まで息もつかせず読ませ、更に読んだ後しばらく「心が持っていかれる」読者を呑み込む魅力がある本。『麦の海に沈む果実』に続く、理瀬の物語。より美しく強くなった少女を取り巻く、謎と陰謀の物語。

abtm

2024/09/19

やっぱり理瀬が好き!理瀬が出てくる作品はより好き。おばあさんもちゃんと?謎めいてて面白かった。善と悪に目に見える境界線は存在しない。その中間を生きることを既に知っている理瀬...続きが益々楽しみになった。

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2024/09/12

理瀬シリーズです。 「麦の海に」が心に響いた私にはこちらもグッときました。ミステリとしても面白く、幻想的な魅力もあり、ますます理瀬に興味がわき、次作も読むのが楽しみです。

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2024/09/08

一日で読んでしまった。 『善など悪の上澄みの一すくい』 水野理瀬の活躍は下記3作にもあるそうな。これから読む。 三月は深き紅の淵を 麦の海に沈む果実 黒と茶の幻想

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2024/08/25

古本屋で購入⑻ 好き過ぎて2日で読み終わった。 今回はあの学園での物語ではなかったけれど、理瀬が住んでいる洋館がこのシリーズの独特の雰囲気を纏っていて、とても好きだった。 謎が多く、二転三転する展開に飽きることなく没頭。 続編の『薔薇のなかの蛇』もはやく読みたい。

Posted byブクログ

2024/08/02

主人公、理瀬。 一人という覚悟からなのか、前作より強さを感じられた。 他の登場人物も相変わらずクセモノ揃いで 物語的にも最後にどんでん返し続きで面白い内容だった。 残念なのが私の体調が万全でない為に読書に集中出来なかった。 いい読書をするには健康第一だと痛感した。

Posted byブクログ

2024/05/12

理瀬の心や風景、全て綺麗な色で描写されていて最高の作品です。 自分や身近な大切な人に、似ている心情に心を痛めながらも頑張るしかないと感じました。 大切な一冊になりました。

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2024/05/11

「善など悪の上澄みの一すくい。悪の魅力に比べれば、早朝の儚い霧のようなもの。」 確かに悪には深淵なる何かがあるように感じる。しかし少なくとも私は、それを愉しめるのはあくまでも闇の外側から。甘美な果実は、虚構の中のもので良い。 ならば、本書を開いて堪能しよう。そこでは、美しい魔女た...

「善など悪の上澄みの一すくい。悪の魅力に比べれば、早朝の儚い霧のようなもの。」 確かに悪には深淵なる何かがあるように感じる。しかし少なくとも私は、それを愉しめるのはあくまでも闇の外側から。甘美な果実は、虚構の中のもので良い。 ならば、本書を開いて堪能しよう。そこでは、美しい魔女たちを中心に妖しくも不穏な出来事が次々に起こる。久しぶりの再読だったのだが、むせかえるような百合の香りの中、悪に酔いしれた。魅力は色褪せぬまま、そこにあった。

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2024/06/03

4.5 面白い 理瀬が大人になっていて、麦の海〜では語られなかったことや、最後まで気が抜けなかったり。 文章自体は淡々とした印象だけど、今後の展開が気になる。

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2024/04/01

薔薇の中の蛇の次に読んだ作品。 薔薇の中の蛇の理瀬は完全に成熟しきった大人の女性のイメージだったが、この作品で描かれている高校生の理瀬は知的ではあるが子供っぽいところもあり可愛らしいイメージ。 作品同士が繋がっているのかはわからないが、薔薇の中の蛇の理瀬が怖いもの知らずでいつも冷...

薔薇の中の蛇の次に読んだ作品。 薔薇の中の蛇の理瀬は完全に成熟しきった大人の女性のイメージだったが、この作品で描かれている高校生の理瀬は知的ではあるが子供っぽいところもあり可愛らしいイメージ。 作品同士が繋がっているのかはわからないが、薔薇の中の蛇の理瀬が怖いもの知らずでいつも冷静だったのはこの作品での出来事があったからなのかなと思った。

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