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黄昏の百合の骨 の商品レビュー

4

302件のお客様レビュー

  1. 5つ

    80

  2. 4つ

    139

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2023/05/02

やっぱりシリーズで読んでいると、私の中に理瀬が出来上がってるんですよ。 ストーリーを理瀬視点で見ることも、主観で見る事もできる。 何はともあれ独特のミステリー感が良い。

Posted byブクログ

2023/03/13

「麦の海に沈む果実」がとても好みで面白かったので読みました。麦の方の登場人物が好きだったので今作では出てこないし残念に感じつつ読んだのですが、舞台は違えど引き込まれる世界観と新たな魅力的なキャラクターで一気に読んじゃいました

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2023/02/04

2023/2/4読了 ずーっと読んでて気味が悪いけど、先が気になって読み進めてしまった。なんだかよく分からない

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2023/01/31

学園を去った後の理瀬が、親類とともに洋館の謎に迫るサスペンス。 理瀬を筆頭に、恩田さんの書き上げる少年少女たちの魅力が詰まったような子たちが幾人も登場します。 何よりも従兄弟の稔と亘。彼らは少女が憧れる理想の青年像で、如才ないけれど一族の闇を背負った稔、日向を歩くことを運命づけら...

学園を去った後の理瀬が、親類とともに洋館の謎に迫るサスペンス。 理瀬を筆頭に、恩田さんの書き上げる少年少女たちの魅力が詰まったような子たちが幾人も登場します。 何よりも従兄弟の稔と亘。彼らは少女が憧れる理想の青年像で、如才ないけれど一族の闇を背負った稔、日向を歩くことを運命づけられた亘・・・と、隠と陽の二人です。 思春期の揺らぎと陰謀めいた洋館の秘密を追うストーリーを支える、魅力的な登場人物たち。 すっかり没入してしまいました。

Posted byブクログ

2023/02/04

まってガチでおもろかった、 前回のやつよりも読みやすかった。 理瀬シリーズでこれが一番好き 人間不信になる。恩田陸の美しくて恐ろしい世界に圧倒された

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2022/11/29

71冊目『黄昏の百合の骨』(恩田陸 著、2007年4月、講談社) 謎の女子高生・水野理瀬の活躍を描く、通称「理瀬シリーズ」に連なる一冊。『麦の海に沈む果実』のその後が描かれており、16歳になった理瀬が「魔女の家」と呼ばれる屋敷の謎に迫る。 どことなく『三月は深き紅の淵を』の第三章...

71冊目『黄昏の百合の骨』(恩田陸 著、2007年4月、講談社) 謎の女子高生・水野理瀬の活躍を描く、通称「理瀬シリーズ」に連なる一冊。『麦の海に沈む果実』のその後が描かれており、16歳になった理瀬が「魔女の家」と呼ばれる屋敷の謎に迫る。 どことなく『三月は深き紅の淵を』の第三章に似た手触りを持った作品。 全編を通して醸し出される不穏な空気感は素晴らしいのだが、キャラクターの設定が少々幼稚。終盤の展開は突飛すぎて、正直肩透かしを喰らった。 「夜の底に百合の香りが漂っている。」

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2022/10/19

前作があると思わず読んでしまいました。 単体でも充分面白かった。 ただこれだけを読むと理瀬の素質なるものがわからない、というか何もしてないような

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2022/10/07

最後の最後の最終章の種明かしまでそれぞれの殺人犯がわからなかった。 恩田陸さんのストーリーは毎回違って、それが予想を裏切られて楽しめるのだけど今回はいつも以上に裏切られて新鮮な展開だと思います。狭い空間での展開なのに、どこまで行っても答えが出ない、楽しみました。

Posted byブクログ

2022/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何回も読んでる、読みたいシリーズ。理瀬が前作よりも人間ぽかったのは、ちゃんと戦っているからか。 血のつながらない叔母ふたりと魔女の家に暮らす理瀬。となに住む朋子、弟の慎二、その幼馴染の雅雪。帰省する従兄弟の稔と亘。読む内に思い出す、全員の怖さ。確かに、死んだ彼女が1番わかりやすい悪で、対処しようがあった。 女は嫉妬する。想いが強すぎると人は狂う。 これは、どうなると終わるのか、終わりを読みたくない気がする。慎二との絡みがもっと読みたかったな。雅雪も。

Posted byブクログ

2022/09/30

一言で感想を書くとしたら、女のひとって怖い。 最近の話のようであり昔の話のようでもある。一見穏やかで耽美なのに、ずっと不穏な空気が漂っているのは、このシリーズ共通。ただそれだけでは終わらない。ミステリー要素強め。 登場人物も読者も妖しい女に翻弄されます。

Posted byブクログ