おんぶにだっこ の商品レビュー

さくらももこ【絵・文】

慣用句シリーズ第２弾…

[文庫ＯＦＦ]

慣用句シリーズ第２弾。著者の幼少期から小学校低学年までを中心としたエッセイ。相変わらず笑わせてもくれますが、今回は結構ほろりときました。「ちびまる子」ちゃんはこうしてできたんですね。

懐かしさを感じる一冊

[yui]

いつものお気楽エッセイと、ちょっとテイストが違う。さくらももこの最初の記憶、２歳の頃から小学生までの体験を綴ったエッセイ。そういえば小さいとき、こんな風に世界を見ていたな……と思い出すものがあります。

2024/11/07

小さい頃、初めてその感情を知った時のこととか、小学校というコミュニティの中で考えることとか、
自分は一才覚えていないんだけど
経験したことがあるような気持ちがしたから
多分、同じような経験があるんだと思う。

小さい頃の記憶が鮮明にあるってすごいな。

2024/10/15

自分の心の声に初めて気付いた瞬間の話、面白かった

よく覚えてるなあ

あと失敗、というか思わずやってしまったミスを告白できなくてもんもんとする話とか
そういうの、あるよなあ〜と思った

2024/09/12

著者2歳半から小学校低学年までの話し。
ビーズを盗った話で友だちをダルマ呼ばわりして散々悪態をついていたのに、窓のお婆ちゃんで思いがけずに泣いた。

2024/08/30

2歳とか赤ちゃんの記憶が鮮明にあるのがめちゃくちゃすごい
自分も子供の頃に感じたこととかを覚えててそれを今の知識で言語化できたらいいのになぁって思った
子供の頃は知らないことだらけでなんとなく怖いなんとなく不安みたいな言葉にできない感情がたくさんあるんだよなって思った
さくらももこの子供の頃はませてて大人びたというかちょっと物事を冷静な目で見てる印象があるけど自分も子供の頃の気持ちを上手く言語化できたらこういう感情あったのかもな

子供の頃に友達のお家から物を盗んで罪悪感に苦しんだこととかクラスメイトのランドセルに遊んで傷をつけちゃったけど黙ってたこと、クラスメイトでだらしなくて嫌われてる男の子に勉強を教えてる途中間違ってばかりでついイラッとして叩いちゃったこととか本当は秘密にしておきたいようなことを書いててすごい

2024/06/02

さくらももこさんの2歳半くらいから小学校低学年くらいまでのエッセイ。2歳や3歳のころの感情をこんなにおぼえているのか、と驚いた。松永くんのエピソードは時代を感じた。きっと今ならきちんと先生も対策できただろうし、傷つけるようなことをしなかったんじゃないかと思う。悲しくなったエピソードだったし、さくらさんもだからこそ心に残っていて書かれたんじゃないかなと思った。

2023/04/15

よくこんな小さい頃のことを覚えているなあ、心を言葉にできるなあと感心した
こんなにユーモア溢れる文章を書けるなんて天才的だと感じた
愉快な内容のものも誰もが抱えたことのある悩みも書いていて、すごく良かった

2023/03/14

さくらももこさんの「幼少期」のエッセイ。

子どもならではの思考回路や世の中への疑問がなんだか懐かしくて良かった。
私は幼稚園に入学する前の記憶とかほとんどないから、こんなに覚えていて、それを言語化できることが凄い。
漫画やアニメのイメージが強いから、たまちゃんが外国のお人形みたいな子だったことにびっくり笑

2023/02/26

☆町の不思議　托鉢の人は人さらいに違いない
☆盗んだビーズ
☆窓のおばあちゃん
☆雲の中に入った思い出
☆折りヅルの世界展を見に行く
☆上松くんのランドセル
☆あとがき　ひとつひとつの経験の中で、いろいろな意味に気付き、それについて悩み、苦しみ、そして理解し、そこから生まれた知恵を次につなげて成長していく
理解から生まれた知恵は美しい。熟練し、洗練された魂で生きている人は本当に素晴らしい。知識は役に立つ。でも道具にすぎない。それをきちんと利用できるのが知恵だ。知恵を得るにはいろいろな事に気づかなければならない。そして悩み、苦しみ、理解しなければ得られない。面倒くさくても辛くても、物事に向き合わなければ得られないのだ。