おんぶにだっこ の商品レビュー

さくらももこ【絵・文】

2011/12/09

ああ、私がさくらももこに惹かれるのはこういうことかぁ…と感じたエッセイ。
幼い頃の幼いが故の悩み。
そう、そういうのは確かにあった。
彼女と同じものではないけれど、質も量もきっと全然違うけれど、確かにそういう感じはあったのだ。
それを抱えながら生きてた時期があったんだ。

年をとるほど楽しくなってきている、という彼女の言葉をしみじみと思い出した。

2011/11/09

何でこんなにも幼い頃の記憶を持っているのだろう　と、
著者の記憶力に驚きました。
写真が残っているようなイベントならいざ知らず
日常の小さな出来事を、昨日おこったことのように
描かれていることにビックリしました。

「ちびまるこ」を見ているようで楽しかったです。

2011/09/17

今回の本はさくらももこらしくもあり、さくらももこらしくなくもあった。
あとがきにあるように、心の中に何か残る話が多かった。
特に最後の二つは、大切な話だと思う。そして。それを大人になっても忘れずに、自分の成長の糧となっているさくらさんを見て、私も何か大事な忘れ物はしていないだろうかと思った。

人と関わることで、自分は良くも悪くも成長していると思う。
これからでも、小さな一つ一つを大切にしていきたいと思った。

2011/11/08

さくらももこの幼少期の記憶。
私の肌に合わないだけで 必要なタイプの重みを持ってるエッセイだと思う。
他の作品とは別物。

2011/06/18

　さくらももこさんのエッセイや「ちびまる子ちゃん」が大好きなので、その流れでこの本も読みました。いつもの愉快な雰囲気とは違い、私自身の幼い頃も思い出されてしんみりしたり悲しくなったりしました。
　でもそれはいやな気分になったということではないんです！
作者と少しでもこのなんとも言えない気持ちを共有できたなと感じられて、すごくあたたかい気持ちになれました。

2011/05/05

共感するエピソードが散りばめられていて、「そうそう！」と思いながら読み進めました
思い出に浸ることができたりして。

図書館で借りて読んだんですけど、買ってずっと読み続けたいな、と思いました。

2011/01/31

まるこ２歳～小学校低学年の頃の話。
確かに子どものころって言葉に出来ない感情が
いろいろあったよな～と思い出された。
笑いやバカバカしさは少ないけれど好きなエッセイ。

2010/11/03

２〜６歳くらいまでに感じていたこと、疑問に思っていたこと、悩んで

いたことが、しっかり描かれている。子供が何かを激しく

拒否する不思議や、子供がちょっと近くを外国と捉える感覚など、

読んでいると、そうだそうだと膝を打ってしまう。

変な子供マニュアル本みたいなものより

ずっと子供の気持ちに添える本だと思う

2010/09/22

幼少時代の思い出を綴ったエッセイ。

まだ物心がつくかつかないか、というときのことをよく覚えてはるなぁと感心。さくらももこに限らず、ものを書く人はひとつひとつの出来事の詳細な背景と心の動きをすごく細かく記憶しているように思う。

印象的やったのは、幼稚園で自分に似てる人形を要らない、と返してしまうくだり。今まで忘れていたけど、自分の気持ちをうまく表現できなくてもどかしかったあの気持ちを手に取るように思い出し、切なくなった。

2010/08/02

さくらももこのエッセイは、「そうそう！」と共感出来る感覚が沢山あって好き。子どもなりに色々考えていたことを思い出したり。