闇の守り人 の商品レビュー

上橋菜穂子【著】

2021/05/30

守り人シリーズ2作目！
ドキドキしながら一気に読みました。
バルサかっこいいなぁ。
シリーズ読破したら、NHKのドラマが見たいです。

2021/04/26

守り人シリーズ2作品目。
前回読んだ「精霊」で慣れてきた分、サクサク読める感じはしました！
バルサの過去に遡り、今と繋がるお話。

2021/04/05

バルサが、亡き育て親ジグロにかかわる復讐心を晴らすため故郷カンバル王国に訪れたところから展開するストーリー。今回の作品も本当に人が魅力的で、特に前作同様に一見弱々しくも心に意思をもつ子ども達に心が惹かれた。ユグロがとった言動については、市民の視点で感情的にも見れたし、また人を動かす素質として参考になる点も少なからずあり、いずれにしても登場する人々に目がいく作品だった。

2021/03/16

ペルー山岳地帯を連想するカンバル王国、シリーズ二作目。

ああ人の世の因果よ。
ジグロの生きざまにもうね。

2021/02/06

女用心棒バルサは、２５年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を抜けていく彼女を出迎えたのは―。バルサの帰郷は、山国の底に潜んでいた闇を目覚めさせる。壮大なスケールで語られる魂の物語。読む者の心を深く揺さぶるシリーズ第２弾。

2021/02/06

守り人シリーズ第二弾
バルサの過去に焦点を当てた物語。
だが、過去を飲み込み、昇華させた物語でもある。
今は亡き養父と魂を繋ぎ、真に分かり合えた事でバルサの中で養父と過ごした日々が良い意味で“思い出”になってくれれば…と思います。

2021/01/25

第１弾”精霊～”が、評判ほど自分にはまらず、以降のシリーズを読み進めずにいたもの。先日、同作を漫画版で読んで、それでもやっぱりそこまでグッとは来なかったけど、やっぱり気になって、いよいよ第２弾に手を伸ばしたもの。これ、続きを読んで正解でした。作者自身があとがきで触れているように、こっちの方が好きっていう意見も多いみたい。やっぱり。本作が入り口になった方が、以降の読書欲喚起に繋がる気がする。それはさておき、本作は、主人公・バルサが過去と向き合う作品。舞台はじめじめした闇の中が多いけど、展開は湿っぽくならないのが◎。洞窟の造形や、式典の意味合いも良く練り込まれていて、読み応えもバッチリでした。これは、シリーズのこの先も俄然気になるというもの。

2021/01/09

精霊の守り人の次のお話で、バルサが自分の過去と向き合うために故郷のカンバルに戻り、怒りと葛藤と戦うという物語です。あとがきにもあったとおり、子供より大人が読んだほうが面白い内容です。

今回もカンバルという国の文化がたくさん出てきて非常に興味深く感じる部分がありました。特に生と死にまつわる部分は興味深く、昔からの言い伝え等のその土地の独特さを感じました。

バルサとジグロの逃亡の過去から生まれた怒りと葛藤、悲しみ、苦しさ、時にはあったであろう笑顔の時間を想像しながら読み進めていくと、クライマックスであろう山の底の闇の中での槍舞にはグッとくるものがありました。バルサが自分ひとりではどうすることもできない時期をジグロが様々な葛藤の中で育ててくれた優しさと死ぬ間際に話した言葉を思い返すと、育ててもらったことへの感謝というのは死ぬまで感謝なんだと改めて考えさせられました。

2020/11/24

ジグロ！今回のメインはジグロ
バルサの過去に踏み込んでいくにつれて、バルサがここまで強くなった理由が分かった気がした
過去は人をつくるなぁ

2020/11/05

他の国ともまた違う、カンバルの国の自然の美しさも感じました。カンバルの民も、他の国より実直で素朴な感じがして素敵。