闇の守り人 の商品レビュー
死者の思いとの切り結びが凄まじく、しかし安心して読めた。不思議にも。前作にまして素晴らしい。物語の政治性も大事なテーマだった。
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女用心棒バルサが活躍する「守り人シリーズ」第2弾。命がけで彼女を育てた養父の汚名をすすぐため、25年ぶりに雪峰に囲まれた故郷に戻ったバルサは、山の底に眠る闇と対峙する…面白い。
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バルサが故郷に帰ったことによって起こった出来事。ヒョウルと言う謎の人達と地下に住む人々の関わりを通してバルサを育ててくれたジグロの弟ユグロの陰謀を防ぎ、カルナ王国を救う物語。 スピード感があり、少しずつ謎が解き明かされるので、思わず引き込まれてしまう。 面白かった。
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今回もバルサがかっこいい! 出だしの時から、きっとそうじゃないかとは思ってたけど、やっぱりね。 ストーリーはシンプルなんだけど、後半は読みたくて仕方なくなってた!止まらない! 噂は馬より速く走る。 人は信じたいことをそのまま言われれば、たとえ嘘でも簡単に信じてしまう。 ホ...
今回もバルサがかっこいい! 出だしの時から、きっとそうじゃないかとは思ってたけど、やっぱりね。 ストーリーはシンプルなんだけど、後半は読みたくて仕方なくなってた!止まらない! 噂は馬より速く走る。 人は信じたいことをそのまま言われれば、たとえ嘘でも簡単に信じてしまう。 ホントそうだね。 気をつけよっと!
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守り人シリーズの二巻目。 今回は、主人公のバルサが自分の過去と向き合うお話。 バルサは運命を否定していたけど、本当に運命じゃないかと思えるほど絡まってた謎が解きほぐされていく。 最後の別れの場面なんかはもう最高。泣きそうだった。アニメ化してるみたいだから見てみたい! ジャンル...
守り人シリーズの二巻目。 今回は、主人公のバルサが自分の過去と向き合うお話。 バルサは運命を否定していたけど、本当に運命じゃないかと思えるほど絡まってた謎が解きほぐされていく。 最後の別れの場面なんかはもう最高。泣きそうだった。アニメ化してるみたいだから見てみたい! ジャンルとしては児童文学らしいけど、こどもはどんな感想を抱くのだろう? こどもの時にこの本に出会っていたかった。
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シリーズ一弾で読むのをやめれば、先が気になると言うことはなかったはずなのに、誘惑に負けて読んでしまうと言う…。 まあ、じわじわいきます。じわじわね…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1巻の時点でジグロが好きでしたが、2巻を読み終えた今、よりいっそう好きになったことに気づきました。 親でも友人でも恋人でも。人と関係を築くにあたって、良い感情のみで結びつけるってのはほとんどないんですよね。誰しもが、何かしらの折り合いを付けて関係を築いている。 ヒョウルは、バルサに胸中を伝えたかったのか? と考えるとやっぱりNoで。 言葉は伝えたいことを伝えるのみで、真実を表すものにあらず。槍使いの本心が宿るのは、刀身のみである。ってとこですかね。バルサもチャグムを護衛しなかったら、きっとヒョウルには勝てなかっただろうな、と思います。 とても好きな、お話でした。
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素直にこの2作までは当たりを引いたと思う。 ここまでは確実に物語の必然性が確保されている。 若干1作目より登場人物が増えて複雑になったことに加えて、微妙に説教臭さが出たことが不安だが、ギリギリのところで踏み止まっており、むしろ作家の力量を示すものかと思われ。 ファンタジーものには...
素直にこの2作までは当たりを引いたと思う。 ここまでは確実に物語の必然性が確保されている。 若干1作目より登場人物が増えて複雑になったことに加えて、微妙に説教臭さが出たことが不安だが、ギリギリのところで踏み止まっており、むしろ作家の力量を示すものかと思われ。 ファンタジーものにはあまり良い印象を持ってないですが、ポジティブな感想を持ったまま次に進もうかと。
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生まれ故郷に帰ってみることにしたバルサは、その途中で2人の子供を助けることになり、それは育ての親であるジグロに縁のある子供達だった。 過去と向き合うことは、時としてむごい。 ジグロだって何の迷いもない、ただのいい人だったという訳でもなし、たった6歳だった自分にだってどうしようもな...
生まれ故郷に帰ってみることにしたバルサは、その途中で2人の子供を助けることになり、それは育ての親であるジグロに縁のある子供達だった。 過去と向き合うことは、時としてむごい。 ジグロだって何の迷いもない、ただのいい人だったという訳でもなし、たった6歳だった自分にだってどうしようもない部分もあった。 それでも、ジグロの真実を伝えることができて、そして自分を理解してくれる人々に出会えたことは良かったのだと思う。 そして、タンダに会いたいと切実に願うことも、バルサが前を向くことができたからではないかと思った。
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バルサの過去を見つめ、新しい時代へのケリをつける。人は邪な欲望を抱かずにはいられないが、脈々と続く自然はそれを、身を持って諭してくれる。
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