闇の守り人 の商品レビュー
バルサの気持ちとジグロの気持ち、それに周りの家族の思いが入り交じったお話でした。一つの物事でも見る人から見れば受け取り方は変わるし、思いも違ってくる。元凶がなんであれ、それに巻き込まれた人はバルサやジグロだけでなく、その周りの家族にまで影響する。そしてそれがまた別の野望を生んでし...
バルサの気持ちとジグロの気持ち、それに周りの家族の思いが入り交じったお話でした。一つの物事でも見る人から見れば受け取り方は変わるし、思いも違ってくる。元凶がなんであれ、それに巻き込まれた人はバルサやジグロだけでなく、その周りの家族にまで影響する。そしてそれがまた別の野望を生んでしまう。負の連鎖ってやつなのかな……誰が正しくて誰が間違ってるという簡単なお話ではない。でも、バルサはジグロの思いを知ることができた気がする。弔いができたと思う。
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守り人シリーズの中でも何回も読み返すお話 バルサの贖罪、ジグロの苦悩や深い愛情、そして救いの物語。 殺されゆく友の頼みで幼い少女を育てるジグロにどんな覚悟が必要だったのか。 追いすがるかつての同胞を敵として殺すジグロの苦悩、それを目の当たりにするバルサ。 ジグロはきっと自分を恨み...
守り人シリーズの中でも何回も読み返すお話 バルサの贖罪、ジグロの苦悩や深い愛情、そして救いの物語。 殺されゆく友の頼みで幼い少女を育てるジグロにどんな覚悟が必要だったのか。 追いすがるかつての同胞を敵として殺すジグロの苦悩、それを目の当たりにするバルサ。 ジグロはきっと自分を恨み、妬んでいるだろう。 そんな想いと共にカンバル王国に帰還するバルサ。 ヒョウルたちの正体 ジグロの心の奥底にあった想い 養父と義娘を超えた絆と愛情が感じられるお話でした。
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ファンタジー特有のカタカナ用語が覚えられなくてつらい。笑 ファンタジー苦手な私が、2作目も一気読み。 緻密に作られた世界観が圧巻。このままどこまでこの世界の冒険を覗いていられるだろう、わくわくする。 今回はバルサとジグロのおはなし。 大人になって過去と向かい合う。 いつでも遅...
ファンタジー特有のカタカナ用語が覚えられなくてつらい。笑 ファンタジー苦手な私が、2作目も一気読み。 緻密に作られた世界観が圧巻。このままどこまでこの世界の冒険を覗いていられるだろう、わくわくする。 今回はバルサとジグロのおはなし。 大人になって過去と向かい合う。 いつでも遅くないんだな。と勇気づけられた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前回同様、最初の部分はちょっと気分が乗ってこないんだけど、半分過ぎたあたりからどんどん面白くなってきて、倍以上の速さで読めていた。アニメが出てるので、見てみたいな。
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前作であともうひとつ何か…と、つかめそうでつかみきれてないようなそんな感覚があったのだけど、コレだ! 父やジクロ追い詰めた陰謀が時を越え形を変えてつながる中、バルサが抱え続けた心の重荷の正体が、具体的に明らかになってゆく。 圧巻はやっぱり洞窟での短槍のシーン。 むき出しの、怒り...
前作であともうひとつ何か…と、つかめそうでつかみきれてないようなそんな感覚があったのだけど、コレだ! 父やジクロ追い詰めた陰謀が時を越え形を変えてつながる中、バルサが抱え続けた心の重荷の正体が、具体的に明らかになってゆく。 圧巻はやっぱり洞窟での短槍のシーン。 むき出しの、怒り、悲しみ、苦しみ。 吐き出しながら槍先を突きつける、その相手は。 1作目よりグッと引き込まれた。 人間のにおいの濃いめの、けれどやっぱり素敵にファンタジーだった。
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大人向けのファンタジーだからこの巻が好きだといって貸してもらった。 小さかれ大きかれ、人は呪いを持って生きていると思っている。そして呪いのせいで人生をとことん楽しむことができない(もしくは人生そのものを歩めていない)。この巻ではバルサの呪いが解けたのだと思った。これからバルサは...
大人向けのファンタジーだからこの巻が好きだといって貸してもらった。 小さかれ大きかれ、人は呪いを持って生きていると思っている。そして呪いのせいで人生をとことん楽しむことができない(もしくは人生そのものを歩めていない)。この巻ではバルサの呪いが解けたのだと思った。これからバルサはタンダを大切に思って生きて行くこともできるのだろうし、ジグロのこともあたたかく思い出すことができるだろう。本当に良かった。
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おもしろかったぁ。 精霊の守り人よりおもしろかった。 バルサが自分の過去に決着をつけることができて良かった。 では、次の守り人に行きまーす。
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内容は前作より大人向きに感じたが、共通するのは人間の語り継ぐ歴史とか伝統とかいうものの意味、力の大切さ、重要さを感じさせることで、やはり若いうち人たちに読むことを奨めたい本である。
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バルサが過去の精算をするため、故国カンバルに戻る話。 ヒョウルとの舞は切なすぎる。 盛り上がってきましたね。
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完全に世界に入り込んでしまいました。 ページをめくる手が止まりませんでした。 バルサとジグロの切ないストーリー、1冊目より好きです。 10冊のうちのまだ2冊目、他の本が当分読めないけど、まだまだあると思うと楽しみです。
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