昨日 の商品レビュー
題名がぴったりな本だと思う。作者のどうでもいいや、って気分が現れている気がする。悪くない。比べるべきではないかもしれないが、しかし悪童日記とは程遠い。
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過去の罪からの逃亡の末、名を偽り虚構とも言える単調な日々の中で、妄想に生きる男の日常。 罪を犯した時代に見知り、妄想のモデルとなった少女が現れることによって、彼の時間は再び動き始める。 その出だしの構成にとても惹かれた。「少女」が現れて、時間が動き出してからの流れは、個人的にはあ...
過去の罪からの逃亡の末、名を偽り虚構とも言える単調な日々の中で、妄想に生きる男の日常。 罪を犯した時代に見知り、妄想のモデルとなった少女が現れることによって、彼の時間は再び動き始める。 その出だしの構成にとても惹かれた。「少女」が現れて、時間が動き出してからの流れは、個人的にはあまり興味が無い。
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ある村で娼婦の子として生まれ父親を知らずに育ったトビアス。今まで親身に接してくれた教師が自分の父と知り、二人が抱き合っている時に衝動的に刺し逃亡する。その後、名前も経歴も偽り異国で工場労働者となる。。そんな中死んだ(筈の)教師の娘でかつて好意を寄せていたリーヌと偶然出会い、お互い...
ある村で娼婦の子として生まれ父親を知らずに育ったトビアス。今まで親身に接してくれた教師が自分の父と知り、二人が抱き合っている時に衝動的に刺し逃亡する。その後、名前も経歴も偽り異国で工場労働者となる。。そんな中死んだ(筈の)教師の娘でかつて好意を寄せていたリーヌと偶然出会い、お互いに惹かれつつも結ばれない愛に戸惑いと苛立ちが募る・・・ 故国を失う悲哀と孤独、亡命者同士の悲恋のやるせなさを著者独特の淡々とした文章でつづられる佳作。
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内容忘れてしまったけど、作者の難民(?)体験の寄る辺なさ・虚無感が色濃かった気がする。どこいったかなー。
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アゴタ・クリストフの他の作品も と思って読んだが、なんとも不条理な、 しかしこちらも現実にはよくありそうな 哀しい愛の物語。
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出だしは何事かと思った。 ちょっと迷子になりました。 最後まで読んでやっぱりすげぇと思いましたね。 癖になるね、彼女の文章は。
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