キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか の商品レビュー
中年男が、これまで出してこなかった小さな勇気を出す、がテーマのルポ。 着眼点が面白い。文章そのものも、面白い。 何度か思わず声を出して笑った。
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純粋に肩の力を抜いて楽しめる本。 世の中には、難しくて自分には到底なしえないこともあれば、 ちょっとの勇気をだせばできるのに、できないこともある。 そんな後者に、チャレンジする著者の勇気と発見を描いたレポ。 電車の中で読む場合は、笑いを抑える必要があるでしょう(笑)
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やってみたいけど、その勇気がない。それができたからといって、得られるのは一瞬の喜び。例として、 他人に「鼻毛が出てますよ」と言う。 飲食店の店員に味の悪さを指摘する。 見知らぬオヤジと打ち解ける。 知人に貸した小金の返済を迫る。 など。そんな課題を、フリーライターである著者が...
やってみたいけど、その勇気がない。それができたからといって、得られるのは一瞬の喜び。例として、 他人に「鼻毛が出てますよ」と言う。 飲食店の店員に味の悪さを指摘する。 見知らぬオヤジと打ち解ける。 知人に貸した小金の返済を迫る。 など。そんな課題を、フリーライターである著者が好奇心だけで行動。その結果は、ほとんどがやらなきゃ良かったってオチ。 やらずに悔やむより、やって悔やめ。非常に前向きな人生論を語ってくれてるけど、実行する著者は小心者。そのギャップが楽しい新感覚ノンフィクション。
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北尾トロ本人が日常ためらわれることにあえて体当たりで挑戦し、それをまとめたもの。正直「何をここまでやらなくても」というとこまで挑戦してしまっているので時に痛い目に遭っています。これを読むと自分も何か行動したくなる、そんな本です。
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気づいていながら,世間体や気恥ずかしさから言わずにぐっとこらえて済ましてしまうことって色々ありますが,それをあえて言って回ろうという試みをいろいろやってみるというちょっとおバカな面白いチャレンジです。 席を取っているつもりでいすに新聞を置いているのを無視して座ってみとか,なか...
気づいていながら,世間体や気恥ずかしさから言わずにぐっとこらえて済ましてしまうことって色々ありますが,それをあえて言って回ろうという試みをいろいろやってみるというちょっとおバカな面白いチャレンジです。 席を取っているつもりでいすに新聞を置いているのを無視して座ってみとか,なかなか小気味よいけどちょっとこわいなんてのもあって気楽に読み進められます。 考えてみたら自己主張の弱い日本人には苦手な分野なのかもしれません。日ごろの生活の中で少しだけいつもより言いたいことを言ってみるというのも面白いかもしれません。やってみましょうか。
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タイトルにノックアウト。 ごめん、俺言えないよ。 とりあえず、日常で当たり前に抹消されている勇気を北尾氏が発掘、実行してくれます。 電車で知らないオヤジを飲みに誘ったり、お台場で一人で過ごしている青年を誘ったり、まずい蕎麦屋に「マズイ」と言ったり、就職活動してみたり、ポ...
タイトルにノックアウト。 ごめん、俺言えないよ。 とりあえず、日常で当たり前に抹消されている勇気を北尾氏が発掘、実行してくれます。 電車で知らないオヤジを飲みに誘ったり、お台場で一人で過ごしている青年を誘ったり、まずい蕎麦屋に「マズイ」と言ったり、就職活動してみたり、ポエマーになってみたり。 楽しく読めましたです。はい。 個人的には最後の消えた借金野郎の行方が気になります。 ヤツは東京湾に沈んだのではなかろうか。
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良い意味でのオバカ本。 鼻毛の件は私もちょっと気になってたんだ。勇気ある行動だと思う。 でも指摘された相手の方が一枚上手だったよね、コレは。 あんな嫌味の無い切り替えしが出来る人素敵(笑)
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素直におもしろかった。いまま気になってはいたけどできなかったことにチャレンジしていく過程と結果が、とにかく笑える。堅苦しくなく読みやすい。なんとも言えない臨場感があったり、著者のちょっと抜けているようなところがあったりと、光景が見えてくるようだ。自分にも身に覚えのあるようなエピソ...
素直におもしろかった。いまま気になってはいたけどできなかったことにチャレンジしていく過程と結果が、とにかく笑える。堅苦しくなく読みやすい。なんとも言えない臨場感があったり、著者のちょっと抜けているようなところがあったりと、光景が見えてくるようだ。自分にも身に覚えのあるようなエピソードもいくつかあり、感情移入しながら楽しんだ。これまでにも北尾トロの裁判傍聴モノの本は読んだことがあるが、これ一冊で、北尾トロのファンになった。
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知人に貸した僅か二千円の返済を迫る、電車でマナー知らずの乗客を叱り飛ばす、初恋の女性に二十三年の時を越えて告白する、激マズ蕎麦屋で味の悪さを指摘する…。変人だと思われ相手に逃げられようが、暴力を振るわれようが、後悔するより、まずは行動!ちょっとした胸のつかえを取るために小心ライタ...
知人に貸した僅か二千円の返済を迫る、電車でマナー知らずの乗客を叱り飛ばす、初恋の女性に二十三年の時を越えて告白する、激マズ蕎麦屋で味の悪さを指摘する…。変人だと思われ相手に逃げられようが、暴力を振るわれようが、後悔するより、まずは行動!ちょっとした胸のつかえを取るために小心ライターが挑んだ、愛と勇気のルポ。 きっと誰しも思ってはいるのだけれど、できないこと。 でしょうかね。 きっと、こういう風にできれば楽しいだろうなぁ・・・ ということをやっておられるところにとても興味と尊敬を感じます♫
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この本がでた2000年頃、 気の弱い友達が家に遊びにきて 置いて行った本。 行方不明になってしまった為、 現在も私の本棚に。。連絡待つ。
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