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キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか の商品レビュー

3.6

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    5

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2012/01/17

「裁判長!」シリーズで有名な北尾トロさんのエッセイ。テーマは「小さな勇気」。 失敗なんて気にせずに、普段からやってみたかったことに北尾さん自身が挑戦する。 当然失敗することのほうが多い。 しかし、北尾さんのエッセイを読み、挑戦すること自体に意義があるということに改めて気付かされた...

「裁判長!」シリーズで有名な北尾トロさんのエッセイ。テーマは「小さな勇気」。 失敗なんて気にせずに、普段からやってみたかったことに北尾さん自身が挑戦する。 当然失敗することのほうが多い。 しかし、北尾さんのエッセイを読み、挑戦すること自体に意義があるということに改めて気付かされた。 言葉だけでは意味がない。 何事も実行あるのみなのだ。 後悔ばかりの人生を歩んできた私のような人間には、これからも貴重な一冊になるだろう。

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2011/12/08

読了。テーマは勇気。 前半はいつもの悪ノリ北尾さんという感じで笑えるが、後半が何だか短編小説みたいな感じ。感動ものとまでは言わないけども。 とりあえず、電車内では読まない方が良い。

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2011/10/22

"人生はワンツーパンチ 汗かきベソかき歩こうよ" 人生において、やろうとは思いつつ勇気が出せなくてできないことは存外に沢山ありますよね~。この本では実際にそういった「あ~そんな事やったら…」と言いたくなるようなことを筆者が身を持って体験し、その場のリアルな「空...

"人生はワンツーパンチ 汗かきベソかき歩こうよ" 人生において、やろうとは思いつつ勇気が出せなくてできないことは存外に沢山ありますよね~。この本では実際にそういった「あ~そんな事やったら…」と言いたくなるようなことを筆者が身を持って体験し、その場のリアルな「空気」を届けてくれるような、そんな「しんぞうにわるい」一冊となっています。 企画もののバラエティ番組を見ているみたいです。

Posted byブクログ

2011/06/30

ライターって凄いですね。 やってみたいけど、やっていないorやらないことって沢山あります。 やってみる勇気を少し出せば、世界は広がることをみせられました。 人生まだまだ続くと思うので、 世界を広めようと思わせる1冊でした。

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2011/06/25

タイトルにあるようなことを代表に、 勇気をもって何かをやってみるというエッセイ?ルポタージュ? そんな一冊。 読んでいて心のキュンとなる部分が痛くて、 なんかちゃんと読めませんでした。 第三章だけは、ちゃんと読めたので良かったんですけど。 そこと向き合うだけの勇気を持ち合わ...

タイトルにあるようなことを代表に、 勇気をもって何かをやってみるというエッセイ?ルポタージュ? そんな一冊。 読んでいて心のキュンとなる部分が痛くて、 なんかちゃんと読めませんでした。 第三章だけは、ちゃんと読めたので良かったんですけど。 そこと向き合うだけの勇気を持ち合わせていないのかもしれません。 ああ、小市民ですまん。

Posted byブクログ

2011/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ちょっとした勇気がないとできないことって世の中には結構あって、でもそれはちょっとした勇気でいいのであって、でもそのちょっとがな~・・・。てことを次々実践していく、その体験記である。それは例えば表題作の鼻毛を注意することであったり、中学生の頃好きだった女の子に告白したり、電車の中で注意したり、公園の子供たちと遊んだり、両親の馴れ初めを聞いたり、などである。読んだ後、俺もなにかやってみようかなーと思った。別にしにゃしないんだから、ちょっとの勇気でいいんだから。 読みたい気持ちが強すぎて、この本をやっと手に入れた頃にはハードル爆上げ状態で読んだのでちょっと期待外れかなという点で星2つだけど、ちょいと手にとってフラットな状態で読む分には十分楽しめると思う。読みやすいし。続きが気になってぐいぐい引き込まれるし。 そうそう、中学校の頃好きだった女の子に告白する回がよかった。ライフイズビューティフルを連想した。こんなことってあるんだね~。

Posted byブクログ

2011/06/01

男の人っていいなぁと思う。そして色んな人がいるんだなぁと。私は言えないだろうなぁ、鼻毛出てる人がいても。小さな勇気!必要な時もありますね。

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2011/07/19

今年の本屋大賞企画の中二大賞作品。実際に中二の子たちはこの本を読んだのかなぁ。(*^_^*)私は小心者なので、もうドキドキして、正直、途中はちょっと抜かしてしまったところもありました。だって、「見知らぬ人に電車の中で話しかけてそのまま飲みに行く」とか、「食べ物屋さんで味の悪さを指...

今年の本屋大賞企画の中二大賞作品。実際に中二の子たちはこの本を読んだのかなぁ。(*^_^*)私は小心者なので、もうドキドキして、正直、途中はちょっと抜かしてしまったところもありました。だって、「見知らぬ人に電車の中で話しかけてそのまま飲みに行く」とか、「食べ物屋さんで味の悪さを指摘する」とか、「電車の中でマナーの悪い乗客に注意する」とか、もう絶対!!私にはできないし、それどころか、近くでそんなことをしている人がいたら恥ずかしくて席を立ってしまうと思うことを、トロさんは次々にやってのけて、ほとんどの場合、玉砕しちゃうんですよ。トロさん自体が、こんなことをやりたかった、と言う発端ではあるものの、やはり、躊躇する気持ちは大きいわけで、でもえいやっ!とやっちゃう所が偉いなぁ。本屋大賞の授賞式パーティでトロさんとお話することができたのだけど、この中二大賞受賞をとても喜んでおられて、また、ただの読者の私や娘などのとても気を使って話題を選んでくださっているのが嬉しかった。後半は、就職試験を受けてみる、とか、高校時代の初恋の女性に23年ぶりに恋心を伝える、とか、母親に父親との恋愛話を聞く、とか、うん、こちらはそっか・・・とか、よかったね・・・とか、うふふ・・・とか、穏やかな気持ちで読めたのがよかったです。そして番外編の「消えたフリーライターの行方を追う」レポは、面白いと言ったら不謹慎なんだろうけど、非常に驚かせられ、また、ドキドキしつつも、面白かった。こんな人っているんだね・・・。そして、トロさんのいろんな意味でのお人柄が出ていて(ご本人はそんなつもりじゃなかっただろうけど)、トロさん、好きだなぁ、と思わせられたという・・。今より10年以上も前のトロさん。文体は正直、今の方が好きだけど、こんな風に発掘してもらえてよかったです。

Posted byブクログ

2011/06/06

めったに同じ本を読み返さない私が、どうしてももう一度読みたくて古本屋で探して購入。題名を覚えていなかったし、北尾トロ氏の本はあまり図書館に入っていないし。 最初のほうは「小心な中年がちょっと無理目のことをする(が玉砕)」というフォーマットがそのまますぎて、あんまり面白くない。ただ...

めったに同じ本を読み返さない私が、どうしてももう一度読みたくて古本屋で探して購入。題名を覚えていなかったし、北尾トロ氏の本はあまり図書館に入っていないし。 最初のほうは「小心な中年がちょっと無理目のことをする(が玉砕)」というフォーマットがそのまますぎて、あんまり面白くない。ただの企画ものと思う。北尾氏の文章が面白いから読ませるけど、それだけだと思う。 しかし、この本のタイトルにもなっている鼻毛編から徐々に面白くなっていく。北尾氏の文章と人格がぐっと意味を持ってくる。第4章センチメンタルジャーニーの、 ・好きだと言えなかったあの女性に23年のときを超えて告白する ・ぼくはなぜ生まれたのか? 母親に恋愛時代の話を聞きに行く ・クラス一丸でさんざんイジメた担任教師に謝罪する の三篇は、ほんとうにいい。 読むときははらはらして、わがことのようにどきどきし、読んでから、世の中がちょっとだけ良くなった気がする。 これは本当に良い本だと思う。 あと、蛇足だけど・・・・ 「ウインズにたむろする席取りオヤジに着席権を主張する」 というのがあるのだけど、なんか既視感があると思ったら、2ちゃんのスレでそっくりなのがあった。 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1295792259/ 105 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2011/01/24(月) 23:27:36 ID:??? >>103 >つーか自衛隊内で選挙の度に「自民党に入れろ」とか上から圧力かかってた時点でおかしいだろ、この国。 >「全ての官公庁が一政党の私物」だったんだよなぁ、この国。 >>32>>34のリンク先の記事を読んで空恐ろしくなるのは、 彼ら、自分たちが国家を私物化しているという意識が微塵も無い点なんだよな。 それどころか国家の私物化を咎められた事を、まるで正当な権利が侵されかのように憤っている。 こんな風にね。 >自民党幹部は「比例選出の佐藤正久参院議員の関係者を自衛隊行事から締め出すことを狙ったのでは」 >と指摘する。政権に批判的な野党議員の主張に現職自衛官を触れさせない意図があるという。 ウインズの「席取りオヤジ」と同じ主張、価値観、問題認識方法、問題解決方法だ。 ウインズのオヤジと自民党幹部では、社会的地位も、キャリアも、権力も、金も、すべて正反対なのだろうけど、中身は同じ。 個人の資質じゃなくて、文化に内在化したシステムの問題かもしれないけど、かなりなんだかなあ、と思った。

Posted byブクログ

2011/01/17

ちょっとした勇気のはなし。誰しもがみな体験したことがあるであろう「言いたいけど、その一言が言えない」場面の数々。わかりすぎて胃が痛くなります。ライター稼業で原稿のため、というモチベーションがあってもこの逡巡っぷりったら!勇気に限らず、ちょっとしたこと、ってホントなかなかどうしてむ...

ちょっとした勇気のはなし。誰しもがみな体験したことがあるであろう「言いたいけど、その一言が言えない」場面の数々。わかりすぎて胃が痛くなります。ライター稼業で原稿のため、というモチベーションがあってもこの逡巡っぷりったら!勇気に限らず、ちょっとしたこと、ってホントなかなかどうしてむつかしいのよねって、このグダグダ感込みで感じます。 振り絞った勇気も、空回りしたり、世知辛い世の中よねえなんて遠い目をしたくなるような結果ばかりだけれど、ときどき、ほんとときどき「なんかやっぱちょっとよかったかも」なんて思える瞬間も訪れたり(23年越しの告白の後の余韻といったら!) 筆者のようにこうやって「自分課題」を常に持ちながら日々を過ごすことで、自分らしくない自分になってみることで、人生の奥行きが"ちょっと"だけ深くなるかもしれませんね。

Posted byブクログ