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あめふらし の商品レビュー

3.8

76件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2026/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タマシイをめぐる物語。 中心にあるのは橘川と仲村だけれど、そこにアルバイトの市村が絡んでくる。 市村は自分が何者であるかを把握していないので、他の登場人物(主に死者)との会話が噛み合わない。 市村はあくまで、自分の聞き間違いか、相手の頭がおかしいか、の二択で理解しようとするけれど、そこにそこはかとなく可笑しみがある。 「かげろう」は、複数の出来事が起こっていて、結局のところどういうことなのか、理解するのが難しい。 市村峠のタマシイはどこにあるのか。 橘川は、仲村の体の元の持ち主のことが好きで、でも今はその体に入っている仲村も含めて好きってことでいいのだろうか。

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2025/02/27

あめふらしと自称する男は遊び人の食えない男で、体を借りて生きるヤドカリの男は怠惰で流れに身を任せ、主人公の蛇は巻き込まれやすく頭が硬い。 とこの作者の作品ではよく見かける三タイプが入れ替わりにむせ返りそうな耽美の世界で薄衣の奥の不思議な世界と関わり合うお話たち。 ああ、好きなもの...

あめふらしと自称する男は遊び人の食えない男で、体を借りて生きるヤドカリの男は怠惰で流れに身を任せ、主人公の蛇は巻き込まれやすく頭が硬い。 とこの作者の作品ではよく見かける三タイプが入れ替わりにむせ返りそうな耽美の世界で薄衣の奥の不思議な世界と関わり合うお話たち。 ああ、好きなものを好きなように描いているんだろうなと思い、読みにくいのもしょうがないと感じてしまう。

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2021/04/11

長野まゆみワールド全開。 主人公は、市村という大学生。何もわからないままに、色々なことに巻き込まれる。読んでる読者も市村と同じ。橘河も仲村も何者であるのか、朧げにしかわからない。 さゆりや橘河の嫁など、珍しく女性が絡んでくる。 結局、市村は連れてかれてしまったのかなぁ…。

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2021/04/02

苦手なタイプの本だった。 現実と夢、魂と肉体とが錯綜しているような、幻想的要素が強すぎる。 蛇と男色と魂がキーワード。

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2020/02/22

新たな「好きな作家」探し中で、図書館で発見。 難しい言葉を使ったりしてるけどあまり重厚感のある日本語という感じはしなかった。雰囲気作りのためによく分かんなくなってしまってる感じ。なんだか全体的にライトノベル感

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2019/09/02

何でも屋のウヅマキ商會に持ち込まれる依頼は、既に死んでいる魂を探したり、不老の姉妹の手助けだったり。 そこの従業員も秘密を持ち、バイトは魂を握られている… 明治の文豪のような語り口で描かれる奇妙な世界に、引き込まれていく…

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2019/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編、BL、不思議 タマシイシリーズ。シリーズなのかな? 箪笥のなかにも、そんなのが出てきてた。 文庫の表紙よりハードカバーの表紙の方が好き。 他の人の感想でよろづ春夏冬中の続編とのことなので読んでみる。 それぞれがどういうものかは、はっきりしないまま。 橘河はあめふらし。タマシイを捕まえたり出来る。 仲村は無意識に躰を乗り換えてきた。 市村岬こうは、自覚ないタイプ。時間を越えたり、蛟と結婚したり?兄の峠が拾った、造り出したモノだから自覚がない?ウロコは何であるんだろう? 市村峠は拾っちゃうタイプ。黒珍くろうづの気まぐれで生かされている黒衣くろご。 設定にはついていけてません。さっぱり。 橘河の妻は何者?市村を助けたのがその本性かなと思うけど、 白い毛の房、長々と尾をひき、頭髪 りっぱな角を持つ樺色の獣、白目を剥いて水のなかを漂う、蹄のある脚。 峠と契約してた黒珍の方かなー 仲村逸郎の体の本来は最終章の鷹司かなー違うかなー兄と姉で違うしなー義姉かなー ネタバレてるかわからないけど、一応。 ウヅマキ商會がウマヅキに見えるのは私だけではないはず!

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2018/10/26

魂を捕まえる「あめふらし」の橘河が狂言回しのように操っている.魂を仮初めの入れ物に入れた仲村や市村は,自由なようで制約のかかった不思議な世界を浮遊している.でもそのような関係性にもやはり愛のような形があり,何だか切なかった.

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2018/06/11

きみがそうやって生きているのは、おれがまだタマシイをつかまえているからなんだぜ―ウヅマキ商會を営む橘河にタマシイを拾われた岬。蛇を捕まえたり、昭和32年生まれの少年に傘を届けたり、アルバイトとして様々な雑事を引き受けるが、背後には常に怪しげな気配が…。時空を超えて煌く8篇の和風幻...

きみがそうやって生きているのは、おれがまだタマシイをつかまえているからなんだぜ―ウヅマキ商會を営む橘河にタマシイを拾われた岬。蛇を捕まえたり、昭和32年生まれの少年に傘を届けたり、アルバイトとして様々な雑事を引き受けるが、背後には常に怪しげな気配が…。時空を超えて煌く8篇の和風幻想譚。

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2016/09/23

「よろづ春夏冬中」をやっと読んだので、ああ!とやっと思いました。これを読む前によろづ~からのほうが理解しやすいかもしれません。 長野まゆみさんは本当に流されやすい受を書くのが得手でらっしゃる。

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