あめふらし の商品レビュー

長野まゆみ【著】

2009/10/25

文章の艶っぽい雰囲気がたまらない。
特に『わたつみ』と『雨宿』が気に入りました。
『雨宿』の兄の名前の件は斬新に思えます。

2009/10/07

和風幻想奇譚。
下宿屋の気まぐれな主・橘河の営むウヅマキ商会に迷い込む人たちや形のない魂。
美しい言葉を連ねて不思議な世界に誘い込む文章にうっとり。
久々に読んだ長野まゆみ。面白かったです。
根底にBLテイストがあるのでやや女性向けですが。ムードのある作品です。

2010/03/14

::09/08/15::
家にあるものの、読めていない本。　
確か、『よろづ春夏冬中』の最後の方の短編“雨師”の続き…？　

::10/03/14読破::　
主人公が、多分3人。　
ウヅマキ商會の主人・橘河と番頭・仲村、バイト・市村。　
うろこが一番好きだった。
雨宿ではあの人の本当の名前が判明。
このまま、続編も作って欲しいですよ。　
一応は『よろづ～』の続編としての話は完結しているんですけどね。
市村くんの鈍感さが、結構いい。

2009/10/04

少年ものの、女史の物語を読まなくなって早幾年。
久々に、和モノ、大人物長野熱がこの本でぶり返しました。

長野ファンとしては少数派なのかな？
この本はかなり好きです。
昔は手当たり次第女史の本を読み漁りましたが。
結局私は「少年」より「青年」やら「おっさん」が好きなのだと、悟りました（笑）

2009/10/04

なんかまた、そっち系か、、、、。
長野さんは、「野ばら」がいちばん好き。設定受け付けないわ。
でも、部分の色・模様描写読んでてきれいよ。

2009/10/04

展開にびっくり・・・
うまく言えないけど今までの長野さんとちがった感じがしました。
あんまりホモじゃないです笑

2010/12/22

短編連作集です。時代設定が確か戦前？くらいで、レトロでミステリアスな雰囲気がすごく私のツボでした。なんとも妖しげな登場人物もたまりません。続きがあればぜひ読みたいです。

2009/10/04

小編をいくつか組み合わせて連載にしたものをまとめた一冊。なんでも屋なる看板を掲げて変な仕事依頼ばかり受けるキレイ目男子2名とそれにこき使われる大学生の話です。ＢＬ小説であることは間違いないんですがフィジカル的な描写はいっさいなく、精緻で、優しい文体が滔々と続きます。

2012/03/20

面白かったです。これも図書館で借りてきました。なんとなく「時の旅人」の雰囲気を匂わせつつの話でしたが、今回はちゃんと話が繋がっているのでその点で悩むことはなかったです。ただ、やっぱり黒珍なんかが出てくると理解の範ちゅうを超えます（笑）この辺の単語は「時の旅人」の方がわかりやすい、というかとっつきやすいかな。というわけで☆3つ。

2009/10/04

和風幻想。しっとりとした雰囲気が素敵。 しとしと雨が降る涼しい日に読みたい一冊。 タマシイを捕まえるとか乗り移るとか… おまえはもう死んでいるとか… ホラーになりそうなのに、やっぱり「幻想」が似合う長野まゆみ。 だから、好きです。