ハゴロモ の商品レビュー
失恋や都会の暮らしで…
失恋や都会の暮らしで疲れきってしまい、故郷に帰ったほたるはみつるに出会う。お互いにあたためあいながら、次第に過去の記憶が甦ってきて―。恋人ではなくて、ただの友人でもないような2人の関係にほっとできます。おすすめです。
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人が回復していく尾…
人が回復していく尾はないなので、傷ついた人が出てくるんだけれど、書き方が痛々しくないので、するりと読めてしまいます。 ただただ静かに読んで、最後に少し泣いて、ちょっと笑ったお話でした。
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心がしおれているとき…
心がしおれているときに読みたいな、と思うような作品。
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辛い時から抜け出す方…
辛い時から抜け出す方法を教えてくれる本です。最初はなかなか読み進められなかったのですが、ある日一気に読んでました。故郷の情景やおばあちゃんの喫茶店、インスタントのラーメン屋さん。べそかきそうなあったかい気持ちになります。
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東京で失恋し、自分自…
東京で失恋し、自分自身が、どこにあるのかも分からなくなってしまった「ほたる」が、実家に帰り、そこで出会った、なぜか懐かしいような青年みつると、徐々に心を通わし、ゆっくりと自分を取り戻していく…ほたるの心が、本当にゆっくりと回復していく様子が伝わってきて、読んでいて落ち着いてくる本...
東京で失恋し、自分自身が、どこにあるのかも分からなくなってしまった「ほたる」が、実家に帰り、そこで出会った、なぜか懐かしいような青年みつると、徐々に心を通わし、ゆっくりと自分を取り戻していく…ほたるの心が、本当にゆっくりと回復していく様子が伝わってきて、読んでいて落ち着いてくる本でした。
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しんしんと、ひたひたと、心の柔らかいところに触れる物語だ。
愛人生活と都会の喧騒に疲れて、故郷の街へと帰ってきたほたる。静かで暖かいものに包まれた場所で、彼女が思い出したのは……。しんしんと、ひたひたと、心の柔らかいところに触れる物語だ。
zxc
ちょっとスピリチュアル過ぎると感じた。 主人公が夢で出会った男の子と大人になって再会する一点でもかなりそうだが、バスターミナルの神様おばあちゃんや、その娘である占い師のさらに娘であるるみちゃんの3世代で登場人物のほとんどがスピリチュアルだった。 東京での恋愛に失敗して地元に戻っ...
ちょっとスピリチュアル過ぎると感じた。 主人公が夢で出会った男の子と大人になって再会する一点でもかなりそうだが、バスターミナルの神様おばあちゃんや、その娘である占い師のさらに娘であるるみちゃんの3世代で登場人物のほとんどがスピリチュアルだった。 東京での恋愛に失敗して地元に戻った主人公が、その冴えない生活の中で段々と生きるリズムと人生観を取り戻していく姿は良いストーリーだった。 せっかく、実直な暮らしと周囲の人との繊細な思いやりが時間と共に生活を癒す様を描いているのに、その理由づけが偶然と個々人の心がけに還元されず、謎の夢の縁や川のある町の雰囲気やスピリチュアルなパワーのあるとされた人々のおかげ、という持っていき方にはがっかりした。
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ダラダラと感じてしまった。。後半流してしまったよしもとばななさんの作品好きだけどこれは私には合わなかった。
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高校生以来の再読。内容は何も覚えてなくて、ただ好きな小説のひとつという印象だけ残っていた。 久しぶりに読んでみたら、よしもとばななの言葉選びや文体が懐かしく、当時と変わらず好きだと思えた。 あとがきに書いてある通り、どうにもほっとできない気持ちの中にいる人が、ふと読んで、何の...
高校生以来の再読。内容は何も覚えてなくて、ただ好きな小説のひとつという印象だけ残っていた。 久しぶりに読んでみたら、よしもとばななの言葉選びや文体が懐かしく、当時と変わらず好きだと思えた。 あとがきに書いてある通り、どうにもほっとできない気持ちの中にいる人が、ふと読んで、何のメッセージを受け取るでもなく、ただちょっとだけ苦しみのペースを落とすことができるような、そんな本。
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Xで、失恋した方が『この本の言葉はどれも今の私に刺さる』とポストされていたので気になって手に取った本です。かく言う私も失恋したばかりで、自分の存在意義や後悔に押しつぶされそうになっていたけれど、なんとなくこの本を読んでホッとしたような気がしました。これからは自分を生きよう、川の流...
Xで、失恋した方が『この本の言葉はどれも今の私に刺さる』とポストされていたので気になって手に取った本です。かく言う私も失恋したばかりで、自分の存在意義や後悔に押しつぶされそうになっていたけれど、なんとなくこの本を読んでホッとしたような気がしました。これからは自分を生きよう、川の流れのように、少しずつ回復して前を向いていこう。
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