1,800円以上の注文で送料無料

小さき者へ の商品レビュー

3.9

154件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

    70

  3. 3つ

    41

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2011/06/04

父親として、息子と会話を交わす。男として、男と心を通わせる。 とても魅力的で、とても切ない。 父親としての弱さ、強さを、とてもリアルに教えてくれた気がした。 わたしは、そういう父親になれるのだろうか。

Posted byブクログ

2011/05/12

重松清を読み終わると、家族に会いたくなる。震災でなくなったけいこおばちゃんのことを思った。おばあちゃんは、おじいちゃんが亡くなって、けいこおばちゃんも無くなって、どんどん一人になっていくんやなぁって。根市も、おばあちゃん一人で、義光おじちゃんにいろいろ言ってしまうおばあちゃんの気...

重松清を読み終わると、家族に会いたくなる。震災でなくなったけいこおばちゃんのことを思った。おばあちゃんは、おじいちゃんが亡くなって、けいこおばちゃんも無くなって、どんどん一人になっていくんやなぁって。根市も、おばあちゃん一人で、義光おじちゃんにいろいろ言ってしまうおばあちゃんの気持ちをうちらは考えてなかったなぁ、と。

Posted byブクログ

2011/03/28

どうしてこんなに子供の気持ちを書くのが上手いんだろう。 毎回、とてもリアルだと思う。 「団旗はためくもとに」が一番好き。 こんなお父さんがいたら、絶対口きかないけど。

Posted byブクログ

2011/03/15

海まで フイッチのイッチ 小さき者へ 団旗はためくもとに 青あざのトナカイ 三月行進曲 6つの短編小説がまとめられている。 どの短編も、 失敗して上手くいかなくて、自分の弱さ惨めさ小ささと向き合い、徐々に兆しが見えてくる という流れの話。 退社の踏ん切りがつかない。弱みを人に言...

海まで フイッチのイッチ 小さき者へ 団旗はためくもとに 青あざのトナカイ 三月行進曲 6つの短編小説がまとめられている。 どの短編も、 失敗して上手くいかなくて、自分の弱さ惨めさ小ささと向き合い、徐々に兆しが見えてくる という流れの話。 退社の踏ん切りがつかない。弱みを人に言えなくて嘘に嘘を重ねてしまう。本当は自分でもわかっているのに、間違いを指摘されるとムキになって反抗してしまう。 誰もが抱える人間の弱さを赤裸々に書き表してあって、共感したとともに、具体的に話として出てくると、日常生活でもやもやしてたそれが、私の弱さなんだって事に気づく事ができた。

Posted byブクログ

2011/02/28

最初のおばあちゃんと孫の話が一番印象的だった。 それ以外は、あんまり印象に残らなかった。。 にしても、なんでおばあちゃんは急に孫に対してそっけなくなってしまったんだろうか。 その理由が分かればきっと号泣してたかもしれないけど、結局曖昧なままだったので、いまいちすっきりしなかった...

最初のおばあちゃんと孫の話が一番印象的だった。 それ以外は、あんまり印象に残らなかった。。 にしても、なんでおばあちゃんは急に孫に対してそっけなくなってしまったんだろうか。 その理由が分かればきっと号泣してたかもしれないけど、結局曖昧なままだったので、いまいちすっきりしなかった。

Posted byブクログ

2011/02/11

これ◎。重松好きなら絶対好きやと思う! なんで、この人はこんなに子どもの心が分かるの!!って感じ

Posted byブクログ

2011/01/01

やっぱり家族のお話が複数の短編集。 子供が読んでも、大人になって、子供への接し方で悩んだときに読んでもどちらでも共感出来る話ではないだろうか? 子供が居ない大人である私が読んでも当然面白かった。 さっぱりとしつつ、ほのぼのとした感動を与えてくれる。 たぶん、この作家さんの...

やっぱり家族のお話が複数の短編集。 子供が読んでも、大人になって、子供への接し方で悩んだときに読んでもどちらでも共感出来る話ではないだろうか? 子供が居ない大人である私が読んでも当然面白かった。 さっぱりとしつつ、ほのぼのとした感動を与えてくれる。 たぶん、この作家さんの本はすべて買うのでは? やっぱり面白い。と思わせたので星4つ。

Posted byブクログ

2010/10/31

短編でした。知らなかった・・・ 「小さき者」とは子供のこと。小学生から高校生まで、それぞれの主人公が登場します。 子供の目線で語られる物語と、親(大人)の目線で語られる物語それぞれに味があります。  海まで  フイッチのイッチ  小さき物へ  団旗はためくもとに  青あざのトナカ...

短編でした。知らなかった・・・ 「小さき者」とは子供のこと。小学生から高校生まで、それぞれの主人公が登場します。 子供の目線で語られる物語と、親(大人)の目線で語られる物語それぞれに味があります。  海まで  フイッチのイッチ  小さき物へ  団旗はためくもとに  青あざのトナカイ  三月行進曲

Posted byブクログ

2010/07/26

親と子がテーマの短編集。親の想い、子の想いが詰まってて〜それはこの短編の中だけでは終わらず (そう簡単にはハッピーエンドとはいかず) 続いていく…そう、家族って終わらない、んだよね…

Posted byブクログ

2010/07/14

親と子の物語の短編集。 自分も親になったらぶち当たるような問題や家族の風景が話になっているんだけど、なかなか親や子の行動や気持ちがリアルだなと思った。 「団旗はためくもとに」での父親の「押忍」の教えが良かった。

Posted byブクログ