小さき者へ の商品レビュー
図書館で借りて、 自分の本にしたくて先日購入。 あとがきの華恵さんといっしょだw 何度も何度も読み返すだろうな。
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最後はほっこり、それで安心。ストーリー的にはとてもいいと思う。みんな、確かにいい人だと思う。人間らしさが、少し強いだけ。でも、でも、私は全登場人物の半数以上は、実生活で会ったら許せない人たちだと思う。人間らしさにかこつけて、好き勝手やってる人たちだと思う。リアリティと物語のバラン...
最後はほっこり、それで安心。ストーリー的にはとてもいいと思う。みんな、確かにいい人だと思う。人間らしさが、少し強いだけ。でも、でも、私は全登場人物の半数以上は、実生活で会ったら許せない人たちだと思う。人間らしさにかこつけて、好き勝手やってる人たちだと思う。リアリティと物語のバランスがおしいなあ。
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重松清は本当に、日常を描くのがうまい! そして読みやすい! 「団旗はためくもとに」で感動してぼろぼろないてしまったのを覚えてます。 高校を中退しようとする娘とお父さんの話です。 JKの気持ちを書ける重松さんはすごい笑 そして、まっすぐな愛情はかならず届くんだなーと、感じました。...
重松清は本当に、日常を描くのがうまい! そして読みやすい! 「団旗はためくもとに」で感動してぼろぼろないてしまったのを覚えてます。 高校を中退しようとする娘とお父さんの話です。 JKの気持ちを書ける重松さんはすごい笑 そして、まっすぐな愛情はかならず届くんだなーと、感じました。 すごく読みやすいから、読書嫌いな人も、ここから入ってみればいいのではないかなーと常日頃思っております。
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「団旗はためくもとに」が一番好きです。年頃の娘に対して、娘となんとか交流持ちたかったり、頑固な父親の描写がやっぱり上手いと思います。
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主人公たちがそれぞれに悩み、きっと物語のその後でも悩み続け、生き続ける。ただ、物語のお終いからは少し目線を上げて生きていけそうな気にさせてくれる一冊でした。
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「団旗はためくもとに」 この話は、本当によかった! 学校を辞めるという傍から見たらネガティブな話かもしれないけど、 この話では、全然そう言う感じに書かれていない。 父と娘の関係がうらやましくなるし、この父の性格は好きだ。 頭の中にイメージがどんどん湧く文体で、本当に楽しかった。 ...
「団旗はためくもとに」 この話は、本当によかった! 学校を辞めるという傍から見たらネガティブな話かもしれないけど、 この話では、全然そう言う感じに書かれていない。 父と娘の関係がうらやましくなるし、この父の性格は好きだ。 頭の中にイメージがどんどん湧く文体で、本当に楽しかった。 心がぱぁー!!とする最後。 思わずまた泣いちまった。 本読み始めて良かった。。。 こういう気持ちになる本どんどん読みたいなと思った。 他も、父と子、夫と妻の話が多数。 最後の「三月行進曲」もよかった。
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重松さんお得意の 『家族』がテーマの物語 6編入ってます。 短編(というか中編?)なので、 それぞれの登場人物に対して ガッツリ書かれているということではないですが。。 やはり、深いです。 家族ってなんやろう、 親になるってどういうことやろう、 って考え...
重松さんお得意の 『家族』がテーマの物語 6編入ってます。 短編(というか中編?)なので、 それぞれの登場人物に対して ガッツリ書かれているということではないですが。。 やはり、深いです。 家族ってなんやろう、 親になるってどういうことやろう、 って考えさせられる。 ワタシは後半の 『団旗はためくもとに』 『青あざのトナカイ』 『三月行進曲』 が好きです。 最後は希望が持てるところ、 さわやかなところがすき。
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※このレビューにはネタバレを含みます
重松 清は昭和38年生まれでワタシとほぼ同い年。 この「小さき者へ」は、家族・父親を題材にした短編集。 表題は、心を閉ざした14歳の息子へ語りかけるというもの。 「お父さんが初めてビートルズを聴いたのは、今のおまえと同じ歳・・・14歳、中学2年のときだった。」とはじまって、息子を思いながら読んだ。 ワタシたちの世代の特徴は、音楽はラジオから。録音するときは、ライン録音じゃなくて、TVの前とかステレオの前で、ラジカセをセットしてマイクで録音する~という経験があるということ。 この前よんだ大槻ケンヂの小説にも同じことが書いてあって妙に親近感を覚えたw で、小説では、ビートルズのほかにも、自分が聴いた洋楽の名前もでてきて、さらに親近感をもってしまい、小説の中で同一化して、「がんばれ~息子の心を開かせるのだ」と応援してしまった。 そのほかにも、父として、考えされられたり、仕事について見つめなおしたり、いろいろと想いにふけることのできる小説でした。
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父と子を巡る短編集。重松作品の中でも結構好き。 「小さき者へ」 家庭内暴力を繰り返す息子と父親の小編。 お父さんは優しくない息子だった。優しくない息子が二十数年後、父親になって、自分の息子には優しくあってほしいと願う。それはやっぱり虫のよすぎる話なんだろうな。 「団旗はためくも...
父と子を巡る短編集。重松作品の中でも結構好き。 「小さき者へ」 家庭内暴力を繰り返す息子と父親の小編。 お父さんは優しくない息子だった。優しくない息子が二十数年後、父親になって、自分の息子には優しくあってほしいと願う。それはやっぱり虫のよすぎる話なんだろうな。 「団旗はためくもとに」 もと応援団長の父と娘の短編。 「押忍」っていうのは押して忍ぶ。わかるか?いいたいことをグット我慢して堪える。でもな、逃げながら耐えてるじゃない。押してるんだ、引いてるんじゃなくて。口に出してあーだこーだ言うんじゃなくて、黙って忍んで、でお負けてない。それが押忍の心なんだ」 「あのな、応援するっていうのは「がんばれ、がんばれ」ってことだけじゃないの。ここに俺たちがいるぞ、おまえはひとりぼっちじゃにぞ」っておしえげあげることなの」 「押して忍ぶ。黙って忍んで、でも負けてない」
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