ハピネス の商品レビュー

嶽本野ばら【著】

2009/10/04

嶽本野ばらさんの本は
初めて読んだんですが
ロリータファッションや
登場人物のコトバが新鮮でした。
で
読みながら何度もウルウル。
残りの一週間を
愛する人と愛するモノに囲まれて
思いっきり生きるカノジョ。
恋人を精一杯愛し見守るカレ。
娘の人生をステキに
終わらせてあげようとする両親。
みんなの一生懸命さに
切なさに泣けちゃいます。
私も最後の時に
ウルトラ･ラッキーで
ウルトラ･ハッピーな人生だったと
笑顔で言えるように
精一杯生きていこうと思いました。

2009/10/07

彼女も僕も彼女の両親も納得の終焉。
これはこれで幸せと思える。
下妻物語書いた方だしロリータさん関係はお得意なのかな？

にしても最近このテの話づいてるような・・
なんかの符合でないことを祈る。

2009/10/04

「私ね、後、一週間で死んじゃうの」。
そう告げた彼女の瞳の奥には、哀しみよりも覚悟があった。
死と向き合った愛は、どこへ行くのか。
デビュー以来の最重要テーマに嶽本野ばらが新たに出した回答が、本作である。

すごくきれいな作品。
物語自体はすごく悲しいけど、強さや優しさがたくさん描かれていて、とても温かい気持ちになる。
こんな風に生きられたらウルトラ・ハッピーだ!!

2009/10/04

「もうすぐ死ぬ」という彼女と僕の物語。
InnocentWorldのお洋服が登場します。
誰もがいつかは迎える死。
もし自分が同じ状況におかれたら？と考えさせられる作品です。

2011/03/05

　いるものか。神様なんて。いるとしたら、神様、貴方はとっても役立たずだ。僕はこの世界から飢餓をなくせとか、永遠の命を授けろとか大それた願いをしている訳ではないのだから。
(P.46)

2009/10/04

大好きなInnocent Worldのお洋服が登場する小説です。
私はこの本がきっかけでInnocent Worldに興味を持ったのです。

2009/10/04

とてもキレイなお話です。
この装丁のような
淡い淡い気持ちになります。

どうしてそんなに
強くいられるの？

なんともいえない。

2009/10/04

お洋服の描写がすごいと思います。本当にこういう服なのだろうなと考え付く描写ですね。
女の子と男の子の一週間。男の子がヘタレでいいと思う。
携帯小説みたいで最初嫌悪しましたが、最後はあっさりとしてていいかなっと。

2009/10/04

20080426読了！

残り1週間と宣告された命をあますところなく使って、死がふたりを分かつまでのものがたり。
「ハピネス」というタイトルだけど、恋人はしんでしまう。
いのちの奇蹟はおきないけれど、ふたりがいきて時間を過ごせたことが奇蹟だといえるのかもしれない。
タイムリミットものは題材としてはめずらしくないけれど、ストーリー運びは野ばら流。
評価としてはほしみっつだけど、読みやすさ抵抗感のなさでいえば万人にすすめられる。
まあ、いつものことだけど、ロリ服の描写に力いれすぎ・・・
いっぱんの読者であるわたしとしては、ちょっとそこの部分が読むのめんどくさいかなあ。

わたしはこの物語では涙はながせないけれど、ふたりが最後までしあわせであってとてもよかった。

2009/10/04

誰かが「セカチュウよりも泣ける」とかって感想を書いてた。
そうかも。
あと一週間で死んでしまう女の子の話。