1,800円以上の注文で送料無料

ハピネス の商品レビュー

3.8

67件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2013/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

はじめて読んだ、嶽本野ばら。 図書館の返却棚に戻されていたのを 偶然手にして借りてみたらすごくおもしろかった。 高校生の男の子が余命1週間の彼女と過ごす最後の日々というファンタジー。 主題は、愛と喪失、神様と感謝、あたりかな。 ロリータファッションや特別なデート。 17歳の彼女が短い生涯の最後に望むことを、 ふたりでひとつひとつ味わう描写は、なにもかも瑞々しく初々しい。 生きる、ってこういうことをいうんだろうな。 とりわけベッドの中のふたりからは、 愛に満ちたとても幸せな空気が伝わってくる。 清潔なシーツとあったかい体温。 愛おしさと快感が溶け合う。 生きる意味、死の意味を問うなかで、 失ったとしてもかけがえのない人に出会えたことに感謝する。 あたしもいつかそんな思いに至れるのだろうか。 (2006年12月作成レビュー)

Posted byブクログ

2013/03/02

野ばらさんは性行為目的とは別の、裸で抱き合うふたりのピュアな描写をするのを好んでいるのでしょうか。ラストへのもってきかたとか、幕引きをする彼の気持ちにすんなり同化しながら読み終えることができました。彼の気持ちに迷いがほぼなく、みんながみんなを想ってるという空気が安心感を与えてくれ...

野ばらさんは性行為目的とは別の、裸で抱き合うふたりのピュアな描写をするのを好んでいるのでしょうか。ラストへのもってきかたとか、幕引きをする彼の気持ちにすんなり同化しながら読み終えることができました。彼の気持ちに迷いがほぼなく、みんながみんなを想ってるという空気が安心感を与えてくれてとてもよかったです。

Posted byブクログ

2012/10/28

怖かったです。 病気を抱えている女の子、いついなくなってしまうのかわからない状態なのに…。 好き嫌いの分かれそうな作品な気がしました。

Posted byブクログ

2012/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私は嶽本野ばらの作風が好きだから素直に楽しめたけど、そうじゃなかったら、「また、よくある難病ものか」と思ってしまっただろうなぁ。

Posted byブクログ

2012/03/22

よくも悪くもないのかな。 ただロリータと彼という、自分にとっての最愛のものを見つけられた彼女はとても幸せなんだと思う。

Posted byブクログ

2012/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

内容は特に目を引くところも無し。洋服や装飾品、インテリアのディティールの描写が細かくて、ロリータ好きな人はワクワクするのかも

Posted byブクログ

2012/01/17

素直にすごく純粋な恋愛小説でした 泣くほどの感動はなかったけれど 胸を締め付けるものがあった 言葉とか服の描写とか一々素敵だなぁ

Posted byブクログ

2011/08/07

「私ね、あと一週間で死んじゃうの」 病的な作品が多い野ばらワールドでは」珍しい作品。ありがちな設定だけど、泣ける。残された一週間を、大好きなロリータ服と大好きな恋人と過ごす少女の様子が淡々と書かれていて、それがまた泣ける。 「君と出逢えたこと、それが私の生きてた意味の全部...

「私ね、あと一週間で死んじゃうの」 病的な作品が多い野ばらワールドでは」珍しい作品。ありがちな設定だけど、泣ける。残された一週間を、大好きなロリータ服と大好きな恋人と過ごす少女の様子が淡々と書かれていて、それがまた泣ける。 「君と出逢えたこと、それが私の生きてた意味の全部」 この文句、グッとくるぜ。

Posted byブクログ

2011/04/07

嶽本野ばらなりの携帯恋愛小説といった感じでした。 野ばらちゃんの小説はわりと切ないのが多いですがこれもそんな感じ。 中身はよくある携帯小説やらなんやらのように病気で余命いくばくかの少女と恋人の男の子の話でした。 ただ、何の障害もなくひたすら幸せな耽美なお話です。 いつものようにお...

嶽本野ばらなりの携帯恋愛小説といった感じでした。 野ばらちゃんの小説はわりと切ないのが多いですがこれもそんな感じ。 中身はよくある携帯小説やらなんやらのように病気で余命いくばくかの少女と恋人の男の子の話でした。 ただ、何の障害もなくひたすら幸せな耽美なお話です。 いつものようにお洋服沢山できらきらひらひらしていました。すてきでした。

Posted byブクログ

2011/03/22

死というテーマの割に軽く読める。 悲壮感なく、最後まで好きなことをし通す姿勢、ロリータ根性?がらしいと思った。 生まれてくること、生きることに意味はあっても、死ぬことに意味はない、に納得。

Posted byブクログ