ブレイブ・ストーリー(下) の商品レビュー

宮部みゆき【著】

2012/12/09

温かく優しいストーリーの中に、 幸せとはなにか、いけないことは何かを改めて考えさせてくれる作品。ワタルが得たものを、私たちも大事にしなければなりません。

2012/12/07

上、中は物語が停滞しておりなかなか読み進められなかった。

下巻ではワタルがどんどんと成長していく姿がわかりすぐに読み終えることができた。自分との戦いのシーンが印象的。

３冊読み終えると、前向きな気持ちになれた。もう１回読み直したい。

2012/12/04

宮部みゆき女史の現代小説が好き。時代小説は苦手（食わず嫌い）。ファンタジーは…

これは面白かった。いわゆる“行きて帰りし物語”だ。（受け売りだけど）

辛い現実を生きるワタルがファンタジーの世界を通じて成長する様を描く冒険譚。

高地人（ハイランダー）の口上がカッコイイ。

2012/11/18

現世のリアリティったら辛かった。
RPGゲームはやった事ないけど、幻界の世界も楽しませてもらいました。
のめり込める文章で上中下あっと言う間に完読。
認めたくない負の気持ちは誰もが持っていて、受け入れ自分が変わらなきゃ、運命は変えられない。
少年が主人公では王道なテーマかも、スケールが大きくて面白い！

2012/10/28

二日間で広島・小倉の出張で、ブレイブ・ストーリー　下巻を読み上げた。最後まで飽きさせないストーリー展開はとても面白かった。
あなたの願いをひとつだけ叶えてあげるという、女神の物語にはつきもものお約束に対して、ゲーム仕立ての旅をしながら試練を乗り越えて、最後に女神の前に立つ主人公。
果たしてどんなことを願うのか？
自分ならどうする？？
あなたならどうする？？
この物語では、自分の現在の不運を正すために旅に出た主人公が、旅の中でその望みの意味を反芻し考えていく。最後には、今の不幸を回避しても、新たな不幸は訪れる。多くの問題のひとつを回避しても、人生の上では何の解決にもならない。旅を通してそれを知ったというもので、よくよく考えればこれまたありふれた結末になるのだが、ストーリー展開の面白さは、何度も言うがさすが宮部　みゆきです。

2012/10/26

この展開は微妙だなあ。
ラストはハラハラもしなかったし。

というか、やっぱり話が長すぎる気がします。
別にこんな量にするほどの内容はなかったんじゃないかな。

2012/10/03

下も一気に読んだ。
三巻ともに読みやすいので、好きな人は好きだろうな。
申し訳ないけど、ミツルがどうなるかとか、先に想像ができてしまったりしたので、思い通りの結末という感じ。
結論、戦う相手は、いつの世も、いつでも何処でも「自分自身」なんだよね。
それがわかったワタルは、これからも大丈夫だろう。

映画を観ていないので、そちらとの比較はできないが、私は苦手な作品だっかも。
宮部みゆきさんは、「あっかんべぇ」とか、「蒲生邸事件」が好きだなー。。。

2012/09/21

さすが最終巻。最後の最後は読み応えあった。
でも全体的につっこみどころも。

ミツルがあれだけ人を殺してるのに、天に召されちゃうのがなぁ。
どう考えても地獄に落ちると思う。
あと死んだあとの人柱も。。。死んだのに人柱って。
それならカッカが人柱になればいいのに。

あと一番冷めたのが、ワタルがオンバさまのことを、オンバさまって
言っちゃうあたり。
ナレーターとか、オンバさまと付き合いがある人がいうならともかく
初対面で初めて名前を知って、さま付けしてしまう作品の甘さ。

ミツルが死ぬとき、悔いを改めるシーンでは泣けました。

2012/09/17

ワタルの成長に号泣。
ミツルにも号泣。
最期のほう泣き通しでしたね。
バトルシーンなんかも、すらすらっと読めて、宮部さんの新しい才能を見た気がします。
名言多すぎてほんと泣いた。
カッツさんの部分も非常に感動しました。

映画とは全くの別物です。
映画が好きな人も、映画じゃ満足できなかった人も読むべき。

2012/09/12

上巻を読んだのちずっと間があいてしまっていたのだけれど、中下巻は一気に。面白くて。
そうか、そういう風に物語を畳んでいくのね…という感じ。全面解決のハッピーエンドではないことに、きちんと納得できる。

それにしてもカッツ、かっこ良かった…！