ブレイブ・ストーリー(下) の商品レビュー
悲しくて辛いことがある度に運命なんか変えられない。 運命を変えられるチャンスに恵まれながら、それに気づけたワタルは本当に成長したなぁと感じた。 大切なのは壁にぶつかったときに引き返して無かったことにするのではなく、どう乗り越えていくか立ち向かえる強さ。 何歳になっても忘れがちなそ...
悲しくて辛いことがある度に運命なんか変えられない。 運命を変えられるチャンスに恵まれながら、それに気づけたワタルは本当に成長したなぁと感じた。 大切なのは壁にぶつかったときに引き返して無かったことにするのではなく、どう乗り越えていくか立ち向かえる強さ。 何歳になっても忘れがちなその事を思い出させてくれる作品。
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あの情けなかったワタル少年が多くの仲間と出会い、精神的に成長していく姿は大変泣けました。まわりを変えようとしても何も変わらない。現実を変えるためには自分こそが変わるべきだと。 個人的にはミツルの最後の扱いをもう少し丁寧にしてもらいたかったというのが印象です。 それでも、宮部みゆき...
あの情けなかったワタル少年が多くの仲間と出会い、精神的に成長していく姿は大変泣けました。まわりを変えようとしても何も変わらない。現実を変えるためには自分こそが変わるべきだと。 個人的にはミツルの最後の扱いをもう少し丁寧にしてもらいたかったというのが印象です。 それでも、宮部みゆきの作品の面白さを実感しました。
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ミツルの心と仲間といつだって一緒に旅してきた亘、強くなったね! ルウおじさん=キ・キーマだったかあ。 幻界記憶も母親に伝わってて良かった(^^)
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ミツルの最期に涙。 そしてワタル、強くなった。。 上中下と読んだけれど、止まることなく読み進めることが出来ました ファンタジーだけれど、それだけじゃない。随所に盛り込まれた問題提起。そういう組み込み方が、巧いなと。 完全なハッピーエンドじゃないけれど、色んな形があるのは、人...
ミツルの最期に涙。 そしてワタル、強くなった。。 上中下と読んだけれど、止まることなく読み進めることが出来ました ファンタジーだけれど、それだけじゃない。随所に盛り込まれた問題提起。そういう組み込み方が、巧いなと。 完全なハッピーエンドじゃないけれど、色んな形があるのは、人生と一緒。
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正直、RPGなんてゲームで十分。 …なんて思いながら読んでました。 まさか、こんなにハマるなんて… 物語に入り込むのに少し時間は掛かったけれど、入っちゃったら、 バババババ! ペラペラペラ! とページをめくる手が止まりませんでした(´Д` ) ハリーポッターぶりにワク...
正直、RPGなんてゲームで十分。 …なんて思いながら読んでました。 まさか、こんなにハマるなんて… 物語に入り込むのに少し時間は掛かったけれど、入っちゃったら、 バババババ! ペラペラペラ! とページをめくる手が止まりませんでした(´Д` ) ハリーポッターぶりにワクワクさせられました。
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前回がハッピーだったからか今回はブラックな話。ハルネラの恐怖やミツルの外道振り。宝玉の旅断念。次々に苦行が押し寄せる。でも最後はハッピーエンド。でも単純なハッピーエンドじゃない。
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ミツルの最期が非常に泣けた。 彼のヴィジョンの旅は、ワタルの旅とは反対で決して楽しいものではなかったんだろうなぁ。 落ち着くところに落ち着いたと言った感じだ。 ミツルどうにかならんかったか?と思うけども、 実際ミツルがどうにかなったら、この作品は駄作になった気がする。
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ファンタジーということで大人も楽しめるか不安でしたが、全く問題なくとても楽しめました。 むしろ我欲にまみれた大人達に読んでもらいたい小説です。 RPGをやっているかのように1つ1つのシーンが目に浮かんですっかり世界に入り込んでしまいました。 冒険の最中でも要所要所に勃発する、人...
ファンタジーということで大人も楽しめるか不安でしたが、全く問題なくとても楽しめました。 むしろ我欲にまみれた大人達に読んでもらいたい小説です。 RPGをやっているかのように1つ1つのシーンが目に浮かんですっかり世界に入り込んでしまいました。 冒険の最中でも要所要所に勃発する、人種差別問題やら国と国の対立やら離婚問題やら… 楽しめるだけの小説ではなく考えさせられる部分もあり感動しました。が、離婚問題はすご〜くリアルで…なんとも言えない↓な気分になりました。 でもでも頑張ったワタルに拍手!!
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RPG好きの私にはとっても入りやすく面白いお話でした。ネバーエンディングストーリー+ドラゴンクエストみたいな感じ。 ただの冒険物ではなく、グリム童話を髣髴とさせるような寓話や風刺の要素も有り、とっても考えさせられます。 子供が読む本と言うより、やはり大人が読む物語のよう。...
RPG好きの私にはとっても入りやすく面白いお話でした。ネバーエンディングストーリー+ドラゴンクエストみたいな感じ。 ただの冒険物ではなく、グリム童話を髣髴とさせるような寓話や風刺の要素も有り、とっても考えさせられます。 子供が読む本と言うより、やはり大人が読む物語のよう。亘君のような素直で優しい子供が欲しいです('-'*)
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今の自分の生き方、運命に満足していないなら、変えよう。 神様に願うんじゃない、誰かを犠牲にするんじゃない。 自分自身を変えれば、生き方も運命も変わっていく。 読み終わったときにはこれが、ふと思いつきました。 「変えるべきなのは僕の運命じゃなくて、-僕自身なんだ。」(p353引用)が一番心に残った言葉です。 他人任せじゃ駄目なんだ。と身にしみます。 braveを感じられない主人公の亘に突然、「不幸」が現れる。 そして、「幸」になるために、自分のの運命を変えるために、亘は幻界(ヴィジョン)に旅立ちます。そこで出会った、沢山の仲間たちから沢山のことを学び、亘は成長していきます。私もともに成長していきます。仲間が居てくれることの大切さ、仲間を助けることの大切さを知りました。自分の運命の変え方を知りました。勇気を持つことの大変さ、大切さを知りました。このようなことを知ることで、私は亘とともに成長できました。亘ほどではありません。それでも、これらを知れたこと、成長できたことがとても嬉しいです。 高校二年の私でも出来ないような行動を小学五年生の亘がやったことに、勇気を与えられ、悔しさを覚えました。「過酷な旅を乗り切れた」ということではありません。命がけで友達や他人を助けたり、危機に対し的確な判断をしていたところです。これらはやりたいと思えてもなかなかできることではないと思います。でも、これらの亘の行動を、ネガティブな亘の心情を含めつつ描いていたので、私と離れた存在だ。とはなかなか思えませんでした。ですから、私にも亘と同じような勇気ある行動ができるのかな?なんて思ってしまいます。いやでも実際、できるのでしょう。この本から得た勇気を出しさえすれば。
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