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文庫版 今昔続百鬼 雲 の商品レビュー

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74件のお客様レビュー

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2012/09/14

だいすきです(笑) 沼上君とてもいいですね。 シリーズの妖怪薀蓄が好きなら絶対面白いと思うけどな~。気軽だし吹き出しちゃうしちょっとスリリングで切なくもある。ゲストも大変おいしい。どこか懐かしい雰囲気でついつい読み返したくなっちゃいます、推し!

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2010/10/25

妖怪研究家・多々良勝五郎センセイ。人の迷惑顧みず、怪異に向けて猪突猛進、頭の中は妖怪のみ。ありとあらゆる物事をしっちゃかめっちゃに掻き回しながら突っ走るのに、何故か事件は解決しているというギャグとしか思えない展開が楽しいです。センセイの奇行に巻き込まれる相棒の沼上くんも結局は同じ...

妖怪研究家・多々良勝五郎センセイ。人の迷惑顧みず、怪異に向けて猪突猛進、頭の中は妖怪のみ。ありとあらゆる物事をしっちゃかめっちゃに掻き回しながら突っ走るのに、何故か事件は解決しているというギャグとしか思えない展開が楽しいです。センセイの奇行に巻き込まれる相棒の沼上くんも結局は同じ妖怪馬鹿だという馬鹿コンビも愛おしいですなあ。 怪事件の構造などはいつもの妖怪シリーズと通ずる部分があるのに、関わる人物が変わればこうも雰囲気が変わるものなんですな。まあ、最後の最後にあの黒装束の男が美味しいところをかっさらっていくんですけどね。

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2011/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 妖怪マニアの多々良さんとその不本意な相棒沼上さんが主役。多々良さんは塗仏の宴で登場したときはさして迷惑な御仁とは思わなかったから百器徒然袋―風―でボロクソに言われてて首を傾げたんですが……納得。いっしょに旅をするのにこれほど不向きな人もおるまい。  ツッコミ不在のボケ倒しが如何に疲れるかよく分かる一例。沼上さんは申し訳ないけど力不足なので、多々良さんは京極堂とセットでいてほしい御方です。いやほんと、塗仏のときは多々良さん以上の薀蓄家でかつ説明上手な京極さんがいたから大幅に緩和されてたけど、一人でまくし立てられたらたまらんわ。4話でようやく登場の京極さんがバッサリ多々良さんの暴走を静止したときの爽快感ったらなかった。  沼上さんに感情移入しちゃったので☆-1(苦笑)。富美ちゃんは可愛かったし素敵だったんだけどね。

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2010/08/31

多々良センセイ…なんて!迷惑な人なの…! 妖怪の為なら!わき目も振らず一心不乱に!突き進む! どんなヒドい目に遭っても、めげない、へこたれない! 沼上さん曰く、「あのセンセイは、迷惑の国から迷惑を広めに来た迷惑の王みたいなもんすよ。」(by五徳猫) 言い得て妙です。 沼上さん、...

多々良センセイ…なんて!迷惑な人なの…! 妖怪の為なら!わき目も振らず一心不乱に!突き進む! どんなヒドい目に遭っても、めげない、へこたれない! 沼上さん曰く、「あのセンセイは、迷惑の国から迷惑を広めに来た迷惑の王みたいなもんすよ。」(by五徳猫) 言い得て妙です。 沼上さん、ご愁傷様です。がんばれ! センセイは興味と欲望の赴くまま突き進むだけですが、それでもちゃんと妖怪が解る仕掛けになってる素敵仕様。 まさに解説で荒俣先生が言うところの、「妖怪に命をかけた民間学者たちの真剣かつおもしろずぎる討論会の現場に居合わせるような至福を感じた。そして、つぎつぎに展開される解明から日本文化の誰も語らなくなった真髄を知らされた。」 うーん、面白かった! 最後はしっかり黒衣の男がシメてくれます。 さすがです。男前!

Posted byブクログ

2010/01/17

「塗仏」の多々良大先生&相棒の沼上君がひどい目に合いまくる! と言っても関口大先生ほどではない…かな…? 妖怪の絵解き&サスペンスが一緒になってるので、ひと読みで2度楽しめます。 例の古本屋さんのかっこよさは昔も変わらずということが分かりました。

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2009/10/04

京極堂の妖怪仲間、多々良先生とその連れとが旅行をするお話です。 坊主が最も優れた髪型であることについては全く同意です。

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2009/10/04

大好きな京極作品。いつも通り楽しめました。個人的にはシリーズの方が好きです。評価は3.5というところでしょうか。シリーズサブキャラクターの話としては非常に秀逸です

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2009/10/07

京極堂シリーズ番外編。 多々良先生のウザイ魅力(?)が炸裂。 まさに天才と馬鹿は紙一重の世界。 京極堂シリーズ本編より気軽に読めます。

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2009/10/04

な、なんて迷惑な奴なんだ多々良先生・・・!あまりの強引にMYWAYぶりに感動しました。一緒に旅行したくねええええ。ミイラの話がめちゃんこ怖かったです。里村医師は京極シリーズより更に変態に拍車が掛かっていて愛を感じました。京極堂がロッカーを空けた中から塵と蟲と骨が出てきたところが一...

な、なんて迷惑な奴なんだ多々良先生・・・!あまりの強引にMYWAYぶりに感動しました。一緒に旅行したくねええええ。ミイラの話がめちゃんこ怖かったです。里村医師は京極シリーズより更に変態に拍車が掛かっていて愛を感じました。京極堂がロッカーを空けた中から塵と蟲と骨が出てきたところが一番気持ち悪かった・・・。

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2009/10/04

761P 初出:書き下ろし 初刷:2006.6/15 製本、印刷:大日本印刷(株) 妖怪製作:荒井良 カバーデザイン:FISCO

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