檻の外 の商品レビュー
箱の中の続編と聞いて購入。一気に読み終わってしまった。BL作品で1人の人生を書いてある作品は初めてだったので感動しました。やはり愛は素晴らしい。
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「箱の中」の続編。 二人のその後を知ることができたのは嬉しかったし、単純に個々の短編としても面白かったのだけど。 知るってことは、いいことばかりじゃないよね。 そういう意味では、読まなきゃよかった、とも思ってる。
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箱の中の後日談にあたる内容です。 文庫版の箱の中を読んだ方の場合、表題作である檻の外は既に読まれていると思いますが、この作品の何が素晴らしいかと言いますともう書き下ろしの2作・・・特に「なつやすみ」は箱の中で二人の物語に感動した方なら涙を堪えられない内容となってます。 喜多川が...
箱の中の後日談にあたる内容です。 文庫版の箱の中を読んだ方の場合、表題作である檻の外は既に読まれていると思いますが、この作品の何が素晴らしいかと言いますともう書き下ろしの2作・・・特に「なつやすみ」は箱の中で二人の物語に感動した方なら涙を堪えられない内容となってます。 喜多川が堂野と出会って知った愛、それが地を固め他の誰かにもそれを伝えてゆく・・・ 二人の人間を中心にしかもBLというジャンルから描かれていく人間の「愛」について、ここまで深く考えさせられるテーマを描き切った木原先生には読者という立場からではありますが本当に感謝させて頂きたいです。
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檻の外の続きが読みたくて読みたくて。(始めからこの二冊で買えばよかった… 檻の外はもちろん、雨の日、なつやすみもよかった…! 続きが読みたかったのに、明確な終わりを見てしまうと、読まずにいてもよかったかもしれないと思うほど。
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『なつやすみ』が良かったです。 喜多川が堂野と暮らし、愛情を一身に受け、育てられたことで、いい意味で良い大人に成長を遂げていました。
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文庫で『箱の中』を読んだ。 『檻の外』も文庫に載っていたけれど、 書下ろしの『雨の日』『なつやすみ』がどうしても読みたくて、 ホーリーノベルズの『檻の外』を探しまくった! 特に『なつやすみ』は、 堂野の離婚した妻が産んだ不倫相手の子供【尚】の視点で書かれていて、 切な過ぎて涙が止...
文庫で『箱の中』を読んだ。 『檻の外』も文庫に載っていたけれど、 書下ろしの『雨の日』『なつやすみ』がどうしても読みたくて、 ホーリーノベルズの『檻の外』を探しまくった! 特に『なつやすみ』は、 堂野の離婚した妻が産んだ不倫相手の子供【尚】の視点で書かれていて、 切な過ぎて涙が止まらなかった。 これはBLなんていうカテゴリーじゃなくて、 最高のヒューマンドラマだと思う。
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最後まで読んで、よかったと思います。 喜多川がどんどん人間らしい感情を手に入れているのも嬉しいですし、二人の生活が幸せと優しさで溢れていて、思わず号泣してました。
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箱の中、の続編が収録されている。新書にならないサイズがもどかしい。こういうしめっぽいのは10代のうちに読むと泣けると思うのでもっとはやく出会いたかった。アラサーは妬む気持ちがあって純粋に楽しめない\(^o^)/卑屈
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「箱の中」の続編。堂野が結婚して子どももいる、という常識的に考えて諦めろよ、という状況からの大逆転。ラブラブな生活もしっかり読ませてくれるので、「箱の中」の痛く切ない感じを甘く吸収してくれる読後感。 結局ふたりにとって一番幸せなエンドを迎えられたのだなぁと…。 子どもが死ぬのは可哀そうだったので☆ひとつ減で!堂野の娘と喜多川が結ばれるのも別エンドとしてそれはそれで見たかったかも。
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よくあるBLは、二人が付きあうところで終わってしまうのだが、これは別離まで描ききっていてとてもよかった。ひさびさに当たり。
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