気になる部分 の商品レビュー
面白い。 最後の方は、オススメの本についてなどで、 私は特に興味を示せなかったけど、 途中までは、思わずニヤッとしながら読んでしまった。 ところどころ自虐的で、でも開き直ってて、 どこか達観している…、 文才のある人のエッセイは本当に面白いなーと思う。
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前半最高☆ 電車の中で読んでしまうと・・・・大変です。 どうしても笑いをこらえて・・・それでもにんまりしてしまう。。。w
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はっきり言いましょう。この本、毒にも薬にもなりません。ならないんですが……それこそが本書の最大の魅力なんですな。アホみたいに面白い。けれど、読む前と読んだ後で、なにひとつ心境に変化が生じない。最大級の賛辞を送るなら、この読後感は内田百?に近い。恐れ入谷の鬼子母神です。
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人に勧められて「根に持つタイプ」を読んだのだけれど、もちろんおもしろかったけれど、そこまでピンピン来なくて、しかし、今回はああ、それでか!と合点がいった。電車で読んだり休憩時間に読んだりして、にやついてしまった。「明朝体のニワトリの鳴声」とかいった部分にぐっと来た。あと、暗いこと...
人に勧められて「根に持つタイプ」を読んだのだけれど、もちろんおもしろかったけれど、そこまでピンピン来なくて、しかし、今回はああ、それでか!と合点がいった。電車で読んだり休憩時間に読んだりして、にやついてしまった。「明朝体のニワトリの鳴声」とかいった部分にぐっと来た。あと、暗いことしか考えられないという部分も。
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某ブックファースト新宿店でのトークショーで柴田元幸先生もおっしゃっていたが、これはエッセイではなく、妄想の産物本。
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へんてこな日記とか、面白かった。こういうシュールな感じって、つげ義春を思い出してしまうんだよねえ。でも『ねにもつタイプ』のほうが面白かったな。
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翻訳家の一風変わったエッセー。想像力の逞しさに笑いがこぼれる。私にはちょっとついていけない部分もちらほら。作者が好きだという筒井康孝の影を感じる。
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翻訳家さんのエッセイなのですが、 すっごいハイセンスで好きです。 あるある、というのから この人すごい!と思うお話など。 ぐいぐい読めちゃいます。 でもこの方の翻訳している本は独特すぎてついていけません…
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「ある人が、くだもの屋さんで20円のリンゴを7こ買おうとしたら、10円たりませんでした。その人はいくら持っていたでしょうか」というような問題があったとすると、私はその”ある人”のことがひどく気の毒になりはじめるのである。この人はもしかして貧乏なのだろうか。家にそれしかお金がなかっ...
「ある人が、くだもの屋さんで20円のリンゴを7こ買おうとしたら、10円たりませんでした。その人はいくら持っていたでしょうか」というような問題があったとすると、私はその”ある人”のことがひどく気の毒になりはじめるのである。この人はもしかして貧乏なのだろうか。家にそれしかお金がなかったのだろうか。リンゴが7個買えないとわかった時に”ある人”が受けたであろう衝撃と悲しみは、いかばかりだったであろうかーー。どうかすると、同情が淡い恋心に変わってしまうことさえあり、(”ある人”ったら、うふふ…)などと思いを馳せているうちに、「はい、鉛筆おいてー」という先生の声が響きわたってしまうのだった。 『ねにもつタイプ』よりやや洗練度が落ちるが…というのもいろいろな雑誌に書かれたものが集められているのと、クラフト・エヴィング商會の挿絵抜きだからそう感じるのかもしれないが…ともあれこの本も電車の中で読んでいると肩がふるえてくるので、何度も本を閉じて、深呼吸しなければいけなかった。「私の考え」を延々と続けてまた本を書いてほしい。「夜枕合戦」と「国際きのこ会館の思ひ出」は昔『翻訳の世界』で読んで切り抜き、私のおもしろファイルに入れてあったものだったので、あっ!あれはキシモトさんだったんだ!と遅まきながら発見し、再会できてうれしかた。
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前々から気になっていた本。思っていたよりシュールな目線の描写が効く。 面白いネタばかりを集めたのかと思いきやそうでもなく、摩訶不思議な話があったり。 これを書いた作者、翻訳者ということだけど、さらなる人となりが・・気になる。
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