フェルマーの最終定理 の商品レビュー
エルディシュから数学者つながりで。 これもあたり。 ワイルズが証明を果たすまでが ドキュメンタリー形式で語られていて ややこしい数学の解説も少なく 数式嫌いでもひきこまれます
Posted by
この本が素晴らしいのは、 フェルマーの最終定理というテーマを軸に、 数学と科学の違いや、 ピタゴラスから最終的にワイルズがフェルマーの最終定理を解くまでの数学史を描くことで、 数学のマインド、数学者のスピリッツみたいなものを描き出そうとしているところ。 原著者のプロフィ...
この本が素晴らしいのは、 フェルマーの最終定理というテーマを軸に、 数学と科学の違いや、 ピタゴラスから最終的にワイルズがフェルマーの最終定理を解くまでの数学史を描くことで、 数学のマインド、数学者のスピリッツみたいなものを描き出そうとしているところ。 原著者のプロフィールも興味深い。
Posted by
某所でオススメされていたので購入した本。 A・ワイルズがフェルマーの最終定理という今世紀最大の数学難問を解くまでの過程を、紀元前の数学、数学者のストーリーを交えて解説している。 そこには数々の試練、ドラマがあるのだがそういったものの魅力を余すことなく伝えてくれる本。 数学に興味が...
某所でオススメされていたので購入した本。 A・ワイルズがフェルマーの最終定理という今世紀最大の数学難問を解くまでの過程を、紀元前の数学、数学者のストーリーを交えて解説している。 そこには数々の試練、ドラマがあるのだがそういったものの魅力を余すことなく伝えてくれる本。 数学に興味がない人にも是非オススメしたい。
Posted by
数学に興味のある人にとっては実に面白いです。 数学の証明で200ページを超えるという一説は驚き。 数学という学問は論理を追求する学術であるということを理解できた。 シンプルなこの式が解を持たないということを証明するのに何百年という歳月をかけた人類にあっぱれ。
Posted by
数学者の生き様、ノンフィクション。 数学の知識なくとも大丈夫。 勇気付けられ、読み応えあり。 考え抜く、あきらめないとはこういうことだ。オススメ。
Posted by
英BBCのサイモン・シンが「フェルマーの最終定理」のドキュメンタリー番組を製作しその後にさらに調査をして本書を書き上げたようです。 「フェルマーの最終定理」という言葉は知っていましたが、それが何なのかを私は知りませんでした。 また、その問題がピタゴラスの時代に種を仕込まれて、今...
英BBCのサイモン・シンが「フェルマーの最終定理」のドキュメンタリー番組を製作しその後にさらに調査をして本書を書き上げたようです。 「フェルマーの最終定理」という言葉は知っていましたが、それが何なのかを私は知りませんでした。 また、その問題がピタゴラスの時代に種を仕込まれて、今から300年以上前に世の中に現れ、しかも数年前に解き明かされたとは知りませんでした。 これは、理解できないまでも概要くらいは知ろうと読むことにしました。 しかし読み始めると難しい数学的な事は少しでまた、飛ばしても読めるために、数学、数論を中心とした歴史のドラマとして楽しく、またかなり引き込まれて読みきってしまいました。 また数学者たちの戦い方がかなり壮絶で心身共に消耗していく持久戦なんだという事も意外でした。 あらゆるテクニックで武装しまたそのテクニックを扱える様に鍛錬をするようですが、この時点で、武装したテクニックが正しいのかが不明なまま数年がたっていて間違っていれば、新たなテクニックで再度武装して難問に挑み、またそれが何世代にも渡っていくあたりはかなり、想像を越えた世界でした。 後は、フェルマーがどのようにして解いたのかが解明できればそれも読んで見たくなりました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
知人に薦められて読みました。 久々のノンフィクション。自分なりに力を込めて読みました。 数学の説明は、どうしてもわからず、別に説明本を平行して読みましたが、 本編には一切意味を成さず。 黙々と内容をおうことが何より正しいのだと理解しました。 ひとつことを成すには、どれだけの時間と労力を要するのか・・・ 人間てすごいですね。 酔仙亭さんよりご紹介本ありがとうございました
Posted by
フェルマーの定理が証明されるまでの物語がプロジェクトX風に綴られている。ちょっぴり数学の世界をのぞき見。
Posted by
ドキュメンタリー形式っぽく、アンドリュー・ワイルズがフェルマーの最終定理を解くまでの軌跡を著したもの。 プロジェクトXみたいな感じ。 あと、数学の歴史とフェルマーの最終定理に挑戦した人とかを紹介し、ワイルズのひらめきと、その大変さを紹介してた。 x^n + y^n = z^n...
ドキュメンタリー形式っぽく、アンドリュー・ワイルズがフェルマーの最終定理を解くまでの軌跡を著したもの。 プロジェクトXみたいな感じ。 あと、数学の歴史とフェルマーの最終定理に挑戦した人とかを紹介し、ワイルズのひらめきと、その大変さを紹介してた。 x^n + y^n = z^n n>2 で、0以外のx,y,zの組み合わせがないというもの。 式だけ見ればすごく簡単なのに、今まで、誰も解けなくて、読んでて、すごくわくわくした。 特に、数学とかわからなくても、理解できるのでとってもおもしろいです。
Posted by
今まで、数学の教科書の章ごとの扉のページにかしこまって出てくる数学者たちとは違い、人間性溢れる描写に思わずひきこまれてしまった。フェルマーの最終定理のために、それまでいろいろな数学者達が成し遂げてきた仕事があったような気もし、また日本の数学者も関わっていたのだという事実。自殺しよ...
今まで、数学の教科書の章ごとの扉のページにかしこまって出てくる数学者たちとは違い、人間性溢れる描写に思わずひきこまれてしまった。フェルマーの最終定理のために、それまでいろいろな数学者達が成し遂げてきた仕事があったような気もし、また日本の数学者も関わっていたのだという事実。自殺しようと決めていた数学者が思わず証明にのめり込み、その達成感に生きる望みを取り戻す話もあり、定理の内容は分からなくても、数学ってやはりいいよねって再確認させられた本です。
Posted by