ワイルド・ソウル(下) の商品レビュー
移民政策の闇の部分を暗くジメジメした感じにならずに読ませてくれる、ケイのキャラクターによるところは大きい! 上下巻でかなりの長さでも一気に読めるスピード感の中で、単純に政策を批判しているだけでなく、その中でそれぞれの立場で生きてきた登場する人ひとりひとりに気持ちを寄せることができ...
移民政策の闇の部分を暗くジメジメした感じにならずに読ませてくれる、ケイのキャラクターによるところは大きい! 上下巻でかなりの長さでも一気に読めるスピード感の中で、単純に政策を批判しているだけでなく、その中でそれぞれの立場で生きてきた登場する人ひとりひとりに気持ちを寄せることができる。 よかった!
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疾走感の中、結末までハラハラし通し。 何の気なしに手にした話でしたが、本当に読んでよかった! ストーリーに触れたくないので、うかつには書けません。 これが正しいかというとそうではないけれど、 明るい未来だけ思いたい。 過去に決別し、どうかここからの幸せを手にしてほしい。 ラ...
疾走感の中、結末までハラハラし通し。 何の気なしに手にした話でしたが、本当に読んでよかった! ストーリーに触れたくないので、うかつには書けません。 これが正しいかというとそうではないけれど、 明るい未来だけ思いたい。 過去に決別し、どうかここからの幸せを手にしてほしい。 ラストを匂わせて終わる小説ってのが時々ありますが これは読者が知りたいことを全部全部記してくれています。
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上巻が移民の「悲劇」メインならば 下巻は「復讐」メインだろう。 復讐や恨みからは何も生まれないが それでもやっぱり復讐が成功するよう応援してしまう。 エロな場面が過度ではないかという書き込みが ウィキペディアにあったが、本作においては 決してそうではなく、重たい過...
上巻が移民の「悲劇」メインならば 下巻は「復讐」メインだろう。 復讐や恨みからは何も生まれないが それでもやっぱり復讐が成功するよう応援してしまう。 エロな場面が過度ではないかという書き込みが ウィキペディアにあったが、本作においては 決してそうではなく、重たい過去を程よく中和していると私は思う。 ブラジル移民政策から100年たった今年、 出会えて良かった作品だ。
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垣根のベスト作品。南米日系移民の歴史と悲惨が、ここまで書きこまれたことに脱帽。しかも、主人公に惚れる女性がよくかけている
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ついに復讐計画スタート 「犬同然に扱われた四万の民の苦しみをしれ その借りは今から返してもらう」 NSビルに翻る宣戦布告! 直接の関係者の誘拐、日本政府への謝罪要求! 対する警察もわずかなヒントから人質がどこにいるかを探りだす。 計画の結末は? 3人はどうなる!? 読み始めたら止まらない。 ラストも貴子ちゃん、強気で良い感じ。 面白かったです。
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ワイルドソウル下巻 素晴らしい、面白い。 物語に深みがあり登場人物のワイルドソウルの繋がり魂が感じられる。
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下巻はあっというまでした。 登場人物の葛藤と、その思考、興味深かった。 復讐の日系人と警察、政府、どの登場人物も分かりやすく描かれていると思います。 エッチなシーンと、首都高を走るシーンは興奮します。
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なんともスケールの大きい冒険小説である。ブラジルへ移住した人々に降りかかる艱難辛苦の描写から、政府への復讐劇の顛末まで迫力たっぷりで引き込まれる。設定のうまさで楽しめる「君たちに明日はない」も楽しめたが、本書こそ著者の真骨頂だと思う。
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第一弾、第二弾と復讐し、ほぼ目的を達成して、海外逃亡を測る。日本の警察も用意周到に計算され尽くした点を逆手に取って予測し、監禁者3名を助けだす。 最後にはハッピーエンド?
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<上>巻はじめは苦手な外国ではあったけれども 読み進めるうちにちゃんと世界が出来あがり <下>巻はあっという間でした。 満足。
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