ワイルド・ソウル(下) の商品レビュー
この厚さの上下間を一…
この厚さの上下間を一気に読ませてくれる勢いのある作品です。そして読み応えを読み終わったあとの達成感がたまりません
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上巻では、日本の国に…
上巻では、日本の国に裏切られた移民達の過酷な状況に圧倒され、その中で懸命に生きていく移民たちの姿に感動しました。下巻では、移民たちの思いを背負い、主人公たちが日本国政府に宣戦布告し、起す事件に息を呑みました。すざまじいスピード感で物語はどんどん進んで行きます。4人の犯人がそれぞれ...
上巻では、日本の国に裏切られた移民達の過酷な状況に圧倒され、その中で懸命に生きていく移民たちの姿に感動しました。下巻では、移民たちの思いを背負い、主人公たちが日本国政府に宣戦布告し、起す事件に息を呑みました。すざまじいスピード感で物語はどんどん進んで行きます。4人の犯人がそれぞれ背負った人生に何回も涙しました。息もつかさない事件の展開の中、貴子とケイの緊張感を持った滑稽でかつ情熱的なラブストーリーは、ステキなスパイスとなっていました。
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遂に復讐計画の実行を…
遂に復讐計画の実行を始めたケイ達。そしてケイを忘れられない貴子は事件記者として心が揺れる。壮大なスケールで描かれた超大作の行き付く処は?
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日本国政府と外務省に…
日本国政府と外務省に復讐するために宣戦布告をし外務省を襲撃する。その計画は周到に準備されしかも人を誰一人として殺さない。
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日本国政府への犯行を…
日本国政府への犯行を実行するケイと松尾の二人の造形が秀逸だ。太陽と月のように陰影深く存在する。ケイを称賛する書評を多く目にするが、私は松尾の方が強く残る。どこにも捨てることのできない暗い情念を振り払うように、深夜の首都高で疾走するシーンが深く心に刻まれる。
文庫OFF
後半は日本国への復讐…
後半は日本国への復讐を果たそうとする内容が中心だが、人物描写も話の展開もダイナミックで最後まで一気に読めてしまう。読んでよかった一冊。
文庫OFF
内容的にはまあまあで…
内容的にはまあまあです。特に後半は一気に読めてしまいます。動機と時代背景・主人公のバックグラウンドが相容れない部分でしたがそれ以外は◎でした。作者の今後の大作に期待します。下巻はやっとメインディッシュとなります。復讐劇の開始です。ちょいと非現実的な箇所もありますが、それは...
内容的にはまあまあです。特に後半は一気に読めてしまいます。動機と時代背景・主人公のバックグラウンドが相容れない部分でしたがそれ以外は◎でした。作者の今後の大作に期待します。下巻はやっとメインディッシュとなります。復讐劇の開始です。ちょいと非現実的な箇所もありますが、それはご愛嬌。あくまで「フィクション」として読んでみて下さい。
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日本政府に見捨てられ…
日本政府に見捨てられたものたちの復讐劇。日本人としてテロは阻止したいけど、同時に同じ日本人として、彼らが辛い日々を送った分の償いをするべきなのかな、という気持ちもある。 ケイと貴子のコンビが最高に笑えるのだけど、ラストはまさか爽快な気分で幕を終えるとは思わなかった。
文庫OFF
めちゃくちゃ面白い!
かつて外務省は「棄民政策」という罪を犯した。政府を信じ、希望を抱いて渡った地で受けた壮絶な苦しみ……。移民者たちの、怒りを込めた拳が振り上げられる!吉川英治文学新人賞ほか三賞を総ナメにした衝撃作。
yoko
JICAのオープンカフェでランチして当時の移住者の荷物や写真や移民推奨のポスター展示をみた。 知識はなくとも、その薄っぺらい展示に不気味さを感じた。この本を読まなければこの日の思い出は「マッサマンカレー美味しかったな」だったに違いない
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