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本の読み方 の商品レビュー

3.7

136件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2026/04/21

最近は、早く読むことばかりを意識していたけど、もっと一冊ずつ味わって読もうと思った。 いろいろ、参考になる内容だったけど、実践編が特に良かった。 最後の、フーコーの文章を取り上げての解説は、なるほど!と唸るほどわかりやすかった。 少し難しい本も、この方法でじっくり読めば、理解度...

最近は、早く読むことばかりを意識していたけど、もっと一冊ずつ味わって読もうと思った。 いろいろ、参考になる内容だったけど、実践編が特に良かった。 最後の、フーコーの文章を取り上げての解説は、なるほど!と唸るほどわかりやすかった。 少し難しい本も、この方法でじっくり読めば、理解度が全然違ってくると思う。 いつもそういう読み方をするのは疲れるけど、時々はハードルが高い本にもチャレンジして、頭を使う練習をしたい。

Posted byブクログ

2026/03/27

この本で書かれている深い読み方はしたことがなかったので大変参考になりました。特に実際の小説をこういう読み方があるよと例示してくれているのは良かったです。 いきなりこのような深い読み方まではできないので徐々に練度を上げていきたいと思いました。 ただ、一気見するのが楽しい小説もあるの...

この本で書かれている深い読み方はしたことがなかったので大変参考になりました。特に実際の小説をこういう読み方があるよと例示してくれているのは良かったです。 いきなりこのような深い読み方まではできないので徐々に練度を上げていきたいと思いました。 ただ、一気見するのが楽しい小説もあるので、すべてがすべてスローリーディングが良いかというとそうでもなく、ときと場合によって使い分けようと思いました。(ジェットコースターに乗っているときに、製作者の意図を考えるのではなく単純に流れに身を任せて楽しむのが良いように)

Posted byブクログ

2026/02/16

本といっても沢山の種類、読む状況があるわけで どれもスローリーディングすべきとは思わない。要点さえわかればよいものもあるし、逐一理解もせず、空気を感じる程度の読書でもよいと思っている。 味わい深いとしても、いつまでも受験のときのような読み方などしたくない。 読後もこれは変わらなか...

本といっても沢山の種類、読む状況があるわけで どれもスローリーディングすべきとは思わない。要点さえわかればよいものもあるし、逐一理解もせず、空気を感じる程度の読書でもよいと思っている。 味わい深いとしても、いつまでも受験のときのような読み方などしたくない。 読後もこれは変わらなかった。 ただ、良本については、わからない単語は調べながら、著者の意図を感じながら、たまにはゆっくり読んでみるのもよいかもな。とは思えました。 良本かどうか判断するには、多くの駄作を素早く消化しなくてはならないのですがね…

Posted byブクログ

2025/08/17

本書は、芥川賞作家である平野啓一郎氏が、一冊の本にできるだけ時間をかけゆっくりと読む「スロー・リーディング」を本の読み方として提唱したものです。 速読術に関する書物で溢れ、何を読みどう感じたかという読書の質よりも何冊読んだかという読書の量が重視されることがしばしばある昨今ですが...

本書は、芥川賞作家である平野啓一郎氏が、一冊の本にできるだけ時間をかけゆっくりと読む「スロー・リーディング」を本の読み方として提唱したものです。 速読術に関する書物で溢れ、何を読みどう感じたかという読書の質よりも何冊読んだかという読書の量が重視されることがしばしばある昨今ですが、小説を読んでも文字面を目で追うに終始してしまうのでもっと深く読めるようになりたい、書籍やブログ等で見かけるような考察をできるようになりたい、そう考える方には本書がおすすめです。 前半はスロー・リーディングに関する解説、後半は夏目漱石『こころ』や三島由紀夫『金閣寺』フランツカフカ『橋』等の作品を用いた実践編となっています。 特に、三島の再来と言われ、三島由紀夫の作品、思想、行動を研究し続けた氏が論じる『金閣寺』のパートは必見です。 本書では、「誤読」にも二種類あり、言葉の意味や論理を理解できていないた「貧しい誤読」と、熟読の上で作者の意図以上に興味深い内容を探り当てる「豊かな誤読」があると述べられています。 国語教育について、正解がないものを画一的に成否判定するのはおかしいという意見を耳にすることがありますが、学校教育で培われるべきは前者の誤読をしないための力、物語を味わうに存分に発揮されるはず後者の力、この力はそれぞれ別物なのだという点を念頭に置くことが肝要なのだと感じました。

Posted byブクログ

2025/08/02

「本くらいはゆっくり時間をかけて読みたい」と、平野氏は主張します。一日にほんの僅かな時間でも、スロー・リーディングをすること。なぜ?という疑問を持ちながら、読み飛ばさずに考えながら読むスロー・リーディング。それは、五年後、十年後の豊かな人生に繋がります、と。 具体的は、人に話す...

「本くらいはゆっくり時間をかけて読みたい」と、平野氏は主張します。一日にほんの僅かな時間でも、スロー・リーディングをすること。なぜ?という疑問を持ちながら、読み飛ばさずに考えながら読むスロー・リーディング。それは、五年後、十年後の豊かな人生に繋がります、と。 具体的は、人に話すことを想定して読むこと、感想をブログに書くこと、の二つが挙げられていました。本を紹介しようという意識が働くため、しっかりとした理解が必要になるのです。ということは、ブクログはとても素晴らしい場だということですね。 なるほどと思った箇所がありました。「同じ映画を何度も見る人はいるが、同じ本を何度も読む人は少なくなってきている。本は “再読” することに価値がある。読むたびに新しい発見をし、新しい自分自身を発見する」たしかに、気に入った映画や、「あれ、どういうことだったんだろう?」と疑問に思うシーンがあるドラマは何度も観返します。本でいえば、『1Q84』(村上春樹)や、『楽園のカンヴァス』、『美しき愚か者たちのタブロー』(原田マハ)なんかは、もう一度読みたくて再読しました。一回目では分からなかったことに気づいたり、思わぬところで感動したり…自分が変化しているのを感じるのも楽しいです。 第3部の実践編では、夏目漱石の『こころ』や森鴎外の『高瀬舟』など、八作品が取り上げられています。ここでは、仕込まれている作者の意図の種明かしが、具体的に紹介されます。例えば、敬称や助詞の使い分け、間の空け方の工夫、接続詞の重要性など。丁寧に読み進めると開けてくる世界。それが実感できるワクワクを感じました。ただ、後半に向かうにつれ、理屈が先に立つところがあって、「読み飛ばし」ちゃいましたが…。 読み方に正解はない、と平野氏も本書の中で語っておられましたが、ゆっくり読むことの楽しさを感じさせてもらえる一冊でした。

Posted byブクログ

2024/06/09

「本をゆっくり読む覚悟」 平野先生が芥川賞を受賞したのは自分が大学生のころであったと記憶している。ミーハー根性で読んだは良いが、講師から感想を問われ、「よく分からなかったっす」と答えたものだった。そんな読書ならあまり意味がない。 自分もいくつかの速読法に挑戦し挫折してきたが、京...

「本をゆっくり読む覚悟」 平野先生が芥川賞を受賞したのは自分が大学生のころであったと記憶している。ミーハー根性で読んだは良いが、講師から感想を問われ、「よく分からなかったっす」と答えたものだった。そんな読書ならあまり意味がない。 自分もいくつかの速読法に挑戦し挫折してきたが、京大出身で三島の再来といわれた俊英の平野先生も同じだったとは。 そんな平野先生が唱えるのが「スローリーディング」本をゆっくりと深く読むというメソッドである。 優れた作品(主に小説を想定してます)にはおそらく「主題」が隠されていて、それを読み解く営為だと、自分は考えている。個人的には分かりやすさと豊穣さは反比例すると思う。 昔「希望の国のエクソダス」を読んだときに、構造的になにかメッセージがありそうだったのに読み取れないもどかしさを感じたものであった。やはり本はゆっくりよまないといかんな。 一方で本を早く読みたいという誘惑は強いのも事実だ。きっと定量的に比較、管理ができること、それを元にマウントが取れることが今の時代とマッチしているのかもしれないなあと思った。 してみれば「ブクログ」はスローリーディングをする上で便利なツールである。アウトプット前提で読むと読解は深まるし、あまり本に書き込みをしたくない自分としては読書メモが取れるのはありがたい。 ただ反面、速読の誘惑に絡め取られる危険性も孕んでもいる。自分は年52冊を目標としているが、後半薄い本ばかり読んでしまい本末転倒だった。何のための読書だ。 「分かっている人たち」の深い読み解きも非常に興味深く面白いのだが、それすら「早わかり」≒「速読」に陥る危険はある。 ゆっくり読むには覚悟が要るのだなと思った。

Posted byブクログ

2024/02/15

・量の読書より質の読書 ・深く読む ・自分にとって本当に大切な本を、5、10年後に読み返すことで、自分の成長を実感する。

Posted byブクログ

2024/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本はどのような読み方をしても良い。 ただせっかくなら、楽しく深みのある読書をしたい。その手助けとなるスローリーディングの良さや方法が詰め込まれた本でした。 小説ってどうやって深く読むのだろう?と思っていたので大変興味深かったです。 実際に本の一部を読み自分で考える実践的な章があり、それが新鮮で面白く、読書は終わった時にこそ意味を持ってくるという意味がよく分かりました。 そして、自分が小説を読む時に、きちんと読んでいるようで実はまだまだ深く考えられていないことを実感しました。またスローリーディングは難しく、コツがいる。。深く読めるよう、これからも本を読んでいきたいです。

Posted byブクログ

2023/07/23

3.7点 速読を否定しつつスローリーディングの魅力を語る 序盤はその数だけこなす読書に意味がある?という耳が痛い話から始まり、速読は小説以外で読み飛ばしてざっくり理解はできるかも?、 その後はスローリーディングの魅力が続いていく。 スローリーディングが必要なことは誰しも分か...

3.7点 速読を否定しつつスローリーディングの魅力を語る 序盤はその数だけこなす読書に意味がある?という耳が痛い話から始まり、速読は小説以外で読み飛ばしてざっくり理解はできるかも?、 その後はスローリーディングの魅力が続いていく。 スローリーディングが必要なことは誰しも分かってはいるが、文の表面上以上を読み取ることにスタミナが入り、且つ終わりが決めづらいことから広まらないのだろう。 冊数をたくさん読むと読んだ感が出るし。

Posted byブクログ

2022/10/09

あえて時代の逆を行くようなタイトルに惹かれて読みました。筆者は「モンテスキューほどの第一級の知性の持ち主が、二十年もかけて考えたことを、どうして私たちが、一時間や二時間の飛ばし読みで理解できるだろうか?それは、極上のボルドーをイッキ飲みするような、恥ずかしい、下品なことじゃないだ...

あえて時代の逆を行くようなタイトルに惹かれて読みました。筆者は「モンテスキューほどの第一級の知性の持ち主が、二十年もかけて考えたことを、どうして私たちが、一時間や二時間の飛ばし読みで理解できるだろうか?それは、極上のボルドーをイッキ飲みするような、恥ずかしい、下品なことじゃないだろうか?」と述べています。速く読まなければいけないと思い込んでいたところがあったので、言葉の使い方や物語をゆっくり味わって読むのもいいなと思いました。

Posted byブクログ