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アメーバ経営 の商品レビュー

3.7

94件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    35

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    5

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2012/09/23

これが我が立石社長のおっしゃっていた「アメーバ経営」。 早速気に入った言葉を幕にして職場に飾った。

Posted byブクログ

2012/09/02

数年前に読んだが、管理会計勉強のために再読。 【ポイント】 ・製造部門、営業部門含めて細かくアメーバを設定し、アメーバ単位の収益を管理(全ての直接部門をプロフィットセンターとして捉える) ・アメーバ単位の収益管理では、アメーバの管理者が管理不可能な労務費は除く(ただし、労務費の...

数年前に読んだが、管理会計勉強のために再読。 【ポイント】 ・製造部門、営業部門含めて細かくアメーバを設定し、アメーバ単位の収益を管理(全ての直接部門をプロフィットセンターとして捉える) ・アメーバ単位の収益管理では、アメーバの管理者が管理不可能な労務費は除く(ただし、労務費の構成要素である作業時間については、余裕があれば他アメーバの支援という形で振り替えることで、時間当たり採算の向上が実現可能) ・固定費の増加には常に注意し、損益分岐点を低く抑えることで、筋肉質な経営を意識 ・営業部門の売上がダイレクトに製造部門の生産金額に反映する仕組みにすることで、製造部門にも売上に関する意識を持たせ、コスト削減のインセンティブを高める(売上単価が下がった場合、製造部門は自部門の収益を確保するために、コスト削減に努めなければならなくなる) ・在庫に関する責任は営業が持つ。そのための仕組みとして、在庫について市中金利より高い金利を設定し、その金利は営業アメーバが負担する。これにより適切な製造部門への発注に努めて、在庫を圧縮しようとするインセンティブが営業部門に発生する。

Posted byブクログ

2012/08/27

経営管理手法「アメーバ経営」についての本。 一番のポイントは、各部門(仮想ビジネスとして成り立つ最小単位)が、社内売買をし合うことで独立採算を取ること。ここまで徹底するのはすごいなーと思う内容でした。 あと、他のへえーな点。 ・管理ベースの損益計算書が、キャッシュベースに近い「購...

経営管理手法「アメーバ経営」についての本。 一番のポイントは、各部門(仮想ビジネスとして成り立つ最小単位)が、社内売買をし合うことで独立採算を取ること。ここまで徹底するのはすごいなーと思う内容でした。 あと、他のへえーな点。 ・管理ベースの損益計算書が、キャッシュベースに近い「購入即経費計上」が基本なこと。 ・在庫、固定資産、売掛金に対して金利を設定し、部門損益に反映させていること。 うん、なるほどと思う。

Posted byブクログ

2012/08/14

京セラ発展を支えたビジネスモデルの具体的な説明。ちょっと読んでみるとそんなに目新しいことではなさそうなんだけど、これをやり続ける、貫くということがやっぱり難しいわけで、実行フェーズできちんと各社員までに活動レベルで落としこんで実行責任を追わせたというところにこのモデルの成功の要員...

京セラ発展を支えたビジネスモデルの具体的な説明。ちょっと読んでみるとそんなに目新しいことではなさそうなんだけど、これをやり続ける、貫くということがやっぱり難しいわけで、実行フェーズできちんと各社員までに活動レベルで落としこんで実行責任を追わせたというところにこのモデルの成功の要員があるのでしょう。やっぱりこの手の仕組みづくりってどこまで公平性を求めるか、効率性を求めるかのトレードオフなわけで、京セラではこのような形でうまく行ったとはいえ、どんな会社でも万能ということではないはずです。失敗例も含めて触れていただくと経営の参考書としては完璧なんですが、考案者がまとめたものであればこれで十分合格点でしょう。

Posted byブクログ

2012/08/10

How Toを期待して読んだものの、アメーバ経営は著者の経営哲学のまとめであり、一朝一夕では習得出来る内容ではないと痛感。 「アメーバ経営はフィロソフィをベースとして初めて利害の対立を克服し、正常に機能することが可能となる」 「公平、公正、正義、勇気、誠実、忍耐、努力、博愛と...

How Toを期待して読んだものの、アメーバ経営は著者の経営哲学のまとめであり、一朝一夕では習得出来る内容ではないと痛感。 「アメーバ経営はフィロソフィをベースとして初めて利害の対立を克服し、正常に機能することが可能となる」 「公平、公正、正義、勇気、誠実、忍耐、努力、博愛というプリミティブな価値観を大事にする」

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2012/07/22

数ある、稲盛和夫氏自身の著作や、稲盛和夫氏に関する著作の中で、一番彼の経営哲学と手法が理解できる著作がこの本。彼があとがきに書いたように、京セラ社内では「これほど明確にアメーバ経営の手法をディスクローズして、果たしていいものかどうか」という反対意見もあったそうだが、日本経済の発展...

数ある、稲盛和夫氏自身の著作や、稲盛和夫氏に関する著作の中で、一番彼の経営哲学と手法が理解できる著作がこの本。彼があとがきに書いたように、京セラ社内では「これほど明確にアメーバ経営の手法をディスクローズして、果たしていいものかどうか」という反対意見もあったそうだが、日本経済の発展のためにと、稲盛氏自身が決断して著した本。 彼の経営の真骨頂は、まさにアメーバ経営の考え方。人間の生き方と経済合理性を一体化させることで、企業の利益が上がっていくという、ヒ実に理想的な経営論が、非常に具体的に詳細に書かれています。 稲盛氏の経営論を1冊で理解したいなら、この本をお薦めします。

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2012/07/12

本だけを読んでいると正直受け入れがたい。 しかしながら結果を見ると唸らせられる。 かなりの部分が感情論。 部門ごとに経営者を育てられるシステムというのは本当に素晴らしい。 また速度がいい。 今日中に作るというと笑われるうちの職場では考えられない。 このぐらい緊張感がある所で働いて...

本だけを読んでいると正直受け入れがたい。 しかしながら結果を見ると唸らせられる。 かなりの部分が感情論。 部門ごとに経営者を育てられるシステムというのは本当に素晴らしい。 また速度がいい。 今日中に作るというと笑われるうちの職場では考えられない。 このぐらい緊張感がある所で働いてみたいものだ。

Posted byブクログ

2012/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

尊敬する稲盛和夫さんの本。 ずっと前に手に入れてはいたのだが、ちょっと読んで、まだ自分には早いと思って積ん読状態だった。 けど先日、カンブリア宮殿に稲盛さんが出ていて、また感動してしまった。少しでも、稲盛さんの存命中に多くを学びたい。 さて、読み始めようかね。 読後: 期待通りの内容だった。アメーバ経営は実践するとなると非常に複雑で、根気の伴うものなんだろう。特に、アメーバ単位での詳細な採算表作成とかは本業外にかかる時間がとても多くなりそうで、負担も増えてしまいそう。限られた時間の中で、どうやって運用しているのか興味深い。 しかし、社員一人一人の意識・考え方をかえていく事は、何か小手先のやり方をならったり、その道の最良の事例を学ぶだけでは得られない文化的なものをつくることができそうだ。

Posted byブクログ

2012/04/12

稲盛さんにすっかり感化されてしまった今日この頃です。 アメーバ→事業部、PJチームと勘違いしていたのですが、 なんと京セラグループだけで3000超もあるとのこと。 でも会社でいうとチームやグループ単位になるのだろうか? 利益採算をそんな少数単位でどうするのかは実際みてみないと、...

稲盛さんにすっかり感化されてしまった今日この頃です。 アメーバ→事業部、PJチームと勘違いしていたのですが、 なんと京セラグループだけで3000超もあるとのこと。 でも会社でいうとチームやグループ単位になるのだろうか? 利益採算をそんな少数単位でどうするのかは実際みてみないと、というところではあるので、不思議だなぁ。 あとはアメーバを題材に見える化による情報共有の徹底と構造の単純化を推奨していたように思います。 情報共有は本当に大事。 それと変わることへの抵抗のなさ。 特にオールドエイジの方は変革への抵抗が多いかな、と多々思うことがあるため、細部でもタフであるべきだよね。 学ぶことが多かった一冊。

Posted byブクログ

2012/04/07

本書を読む前に、「稲盛和夫のガキの自叙伝」を先に読むことを薦める。 著者の仕事に対する姿勢や思い、または苦労などを知れば、社員ひとりひとりが主役となるアメーバ経営の言わんとするとこがより理解できる。

Posted byブクログ