1,800円以上の注文で送料無料

アメーバ経営 の商品レビュー

3.7

94件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    35

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/03/08

単なるビジネス書ではなく、稲盛さんの哲学が終始表に出ていた。アメーバ経営というのは、単に採算を細分化された単位で捉えるだけでなく、全員で愚直に徹底的に経営を追求していくこと、その結果が京セラの成功の源だと感じた。

Posted byブクログ

2021/06/24

アメーバがシステムというより、コンセプトとノウハウであることがわかった。 アメーバの切り方とアメーバ間のIFの決め方が枢要らしい これがうまくできれば、明らかに成果が出ると感じた

Posted byブクログ

2012/02/25

アメーバ経営を実現するためのパッケージソフト「ザ・アメーバ」に関ったので、読んでみた。 小さなアメーバ単位で、売り上げも経費も管理すること。 アメーバのリーダが経営者意識をもって仕事すること。 という経営手法。 会社には利益をあげる部門以外にも部署はあるし、自社と外注でどう自...

アメーバ経営を実現するためのパッケージソフト「ザ・アメーバ」に関ったので、読んでみた。 小さなアメーバ単位で、売り上げも経費も管理すること。 アメーバのリーダが経営者意識をもって仕事すること。 という経営手法。 会社には利益をあげる部門以外にも部署はあるし、自社と外注でどう自社を優遇できるのか、軋轢は、とか、いろいろ気になったけど、そこへのクリティカルな答えはなし。やたら、「公正なリーダなら」「大儀をメンバーが理解できていれば」みたいな古き良き日本の香りが残ったフィロソフィーが続きます。 だけどねー、JALが曲がりなりにも再生したじゃないですか。 しかも数十億の国への借金返済が見込みついたらしいし、再上場もするそうじゃないですか。 私は大きな組織に勤めたことがないのでピンとこなかったけど、お役所体質で身動きとりづらい組織にならないために、とても有効な手段なんでしょうね。今までの日本には足りてなかった思想なのかも。

Posted byブクログ

2012/01/15

・企業が健全に発展していくためには、誰が見ても正しい「経営哲学」と、それにもとづく「経営管理システム」を確立することが不可欠である。 ・アメーバ経営が目指す三つの目的  第一の目的 市場に直結した部門別採算制度  第二の目的 経営者意識を持つ人材の育成  第三の目的 全員参加経営...

・企業が健全に発展していくためには、誰が見ても正しい「経営哲学」と、それにもとづく「経営管理システム」を確立することが不可欠である。 ・アメーバ経営が目指す三つの目的  第一の目的 市場に直結した部門別採算制度  第二の目的 経営者意識を持つ人材の育成  第三の目的 全員参加経営の実現 ・「人間として何が正しいか」という基準を会社経営の原理原則として、それをベースにすべてを判断することにしたのである。それは、公平、公正、正義、勇気、誠実、忍耐、努力、親切、思いやり、謙虚、博愛、というような言葉で表される、世界に通用する普遍的な価値観である。

Posted byブクログ

2012/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の環境と比べながら読んだ。 ・組織をアメーバに細分化することで、全員が経営者の視点を持てるようになる。 ・責任の思いリーダーほど先頭に立ち、人一倍の努力をしなければならない。 ・判断基準は「人間として何が正しいか」 隔週で各部署の数字を全員で確認したり、 合宿やロングミーティングで目標を全員で作ったり。 今までなんとなくやってきたけど、こういう意味があったんだと やる意味を理解できてきたと思う。 そして、アメーバ経営のようなスタンスだから、 個人の考えたことが実現しやすい環境なんだと思った。 印象に残ったことば; 『今日を全力で過ごすことで明日が見えてくる。 今月を一生懸命仕事に取り組めば、来月が見えてくる。 今年を精一杯生きるならば、来年が見えてくる。 毎日、全力を尽くして生きていくことこそ大切なのだ。』 「売上を増やす、経費を減らす、時間を短縮する」ことに 執念を持てるようになりたい。

Posted byブクログ

2012/01/02

あけましておめでとうございます。 本年初の読書感想文です。 理論はわかりました。 ただし実践させるには甚大な忍耐力と継続力、人ならざる継続のちからで全社員へ浸透させることが必要なのだと感じました。 業務効率化やマイナスからプラス(赤字→黒字)へ転換させるには良い考えだと思い...

あけましておめでとうございます。 本年初の読書感想文です。 理論はわかりました。 ただし実践させるには甚大な忍耐力と継続力、人ならざる継続のちからで全社員へ浸透させることが必要なのだと感じました。 業務効率化やマイナスからプラス(赤字→黒字)へ転換させるには良い考えだと思います。 絶大な発展は難しいのでは? 著者とコヴィー博士の対談がプレジデントに掲載されていましたが、 話のかみ合わない感じが受け取られ、レベルがかみ合わず、残念に感じられました。 著者のことを日本を代表する経営者と思っていましたので、 精神論のみにならない、精神論を実践させる方法の定義があると 凡人である私にも実践可能となり、非常にためになると思うのですが、 具体的な運用方法が詳細ではなく、残念でした。。。

Posted byブクログ

2011/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

単なるビジネス書だと思っていましたが、なかなかロジカルに書いてあったのでよかったです。 結局管理体制構築のポイントは、「自律性のある最小単位への組織分割」「社内での適切な移転価格の設定」にあるようです。それらが、システムとして一貫性を持ち、さらに従業員のモチベーションを高めるものであるか。これが難しいと思います。 稲盛氏は「標準原価計算に基づく原価設定はよくない」と言っていますが、要するに原価企画でコストを設定すべき、ということ。製造部門でもプロフィットセンターとして、売上・原価双方への意識づけをすることの重要性を再認識しました。 自動車メーカーでも、ディーラーを境界として受注生産・見込み生産のバランス化を図っていますが、結局これはディーラーに負担がかかるモデルです。製造部門と市場との連結をいかに実現するか。製造業の永遠のテーマでしょう。

Posted byブクログ

2011/11/21

稲盛氏が、自身の経営手法(アメーバ経営)を細かく説明している本。彼の人柄、仕事ぶりなどは多くの著書で読んできたため本書の内容は速やかに理解できた。同様の経営スタイルは現代の企業ではよくみられる。スモールチーム採算性でる。この方法で、全社員のコスト意識は上がり、リーダーシップ能力が...

稲盛氏が、自身の経営手法(アメーバ経営)を細かく説明している本。彼の人柄、仕事ぶりなどは多くの著書で読んできたため本書の内容は速やかに理解できた。同様の経営スタイルは現代の企業ではよくみられる。スモールチーム採算性でる。この方法で、全社員のコスト意識は上がり、リーダーシップ能力が鍛えられる。ただ働くだけの従業員ではなく、自分で考える従業員を作っていく。

Posted byブクログ

2011/10/01

ずっと、 敬遠していた本です。 読んでみて思うことは、 この著者が凄まじいほどの 努力をした方ということ。 マネジメントを一読しておくと 入りやすいかもしれません。

Posted byブクログ

2011/06/18

会社を小さな組織に区切り、独立採算で経営をするのがアメーバ経営であるが、製造業ではアメーバ間(工程間)の売値調整や収入を正しく捉える仕組み作りが難しそうだ。経営のポイントは、時間当たり採算表と差引売上比率と思われる。営業部門の収入は口銭という見方は納得出来る。

Posted byブクログ