レインツリーの国 の商品レビュー
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伸とひとみ、どちらも理解も共感もできなかった。。 仕方ないじゃない、私ハンデがあって性格もめんどくさくて普通の女の子みたいにかわいくいられないんだものって。。 何が仕方ないんだ? ただただイライラしてしまった。 大きな声で怒る人も嫌いだ。
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昔読んだのだが全く思い出せずに読み直し。 有川浩らしい(?)物語だなと思った。2人の生い立ちや性格が分かると物語冒頭のそれぞれの感想文が本人たちらしいなぁとなった。
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203ページ 1200円 8月25日〜8月25日 伸行は忘れられない本があり、その ラストを他の人はどう受け止めたの かが気になり検索する。そこで見つけたのが、ひとみが管理する『レインツリーの国』というサイト。好きな本の感想を通して意気投合した二人は、やがて会うことに。伸行は、ひとみのちぐはぐな行動に疑問をもち、それが聴覚障がいからくるものだとわかる。二人はぶつかり合いながらも親密になっていく。 メールのやり取りで進められる物語に自然に引き込まれる。聴覚障がいについての理解も多少深まり、それでも障がい云々でなく、その人の性格が大きいと感じさせてくれる物語。おもしろかった。
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面倒くさいも、過去の苦しみも、未来への不安も、全てひっくるめて進んでいこう。降りたくなったら降りたらいい。糸が繋がって、よかった。
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数年前に読んで「これはいい小説だな」と印象に残っていた。 その記憶を確認するために再読。 最初からひとみの秘密はわかっている訳だが、その視点で読むとひとつひとつの表現の意味がわかる。 読みやすいし、いろいろと考えさせられるし、やはりこれは名作。 ・でも、同情で優しくされるのがイ...
数年前に読んで「これはいい小説だな」と印象に残っていた。 その記憶を確認するために再読。 最初からひとみの秘密はわかっている訳だが、その視点で読むとひとつひとつの表現の意味がわかる。 読みやすいし、いろいろと考えさせられるし、やはりこれは名作。 ・でも、同情で優しくされるのがイヤなんです。私にだってプライドがあるんです。ずっと楽しくメールをしてきて、お互いの現実を知る前にすごく仲良くなった伸さんだから、伸さんの前では、私は普通の女の子でいたかったんです。 耳のことで同情されて優しくしてもらうんじゃなくて、同情で楽しい一日をもらうんじゃなくて、メールで楽しかったみたいに、普通に会いたかったんです。
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心情の、心のその描写がとても美しい文章でした 話が都合良く進まず、それでも乗り越えていく、とてもリアルでどんどん読み進めてしまいました
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「知らなかったから」 「知っていたら」 よく聞き、よく言う言葉だ。 では「知っている」と何でもできるのか? そんな簡単な事でもない。 「知る」ことは大切だと思う。 「知らない」と何もできない。 理解し理解してもらう為にも。 そのために「知ってもらう」努力をするんだ。
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甘い。けどちょっと苦い。ささくれた心には染み入る一冊…かもしれない。 多くは語りません。 とりあえず読んでください。
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人が恋におちる理由は色々あるけれど、その人の紡ぐ言葉に惹かれて好きになるなんて、素敵だなと思う。耳が不自由なひとみと、健常者の伸行。人は皆、考えが違って当たり前で。何度もぶつかり合って、喧嘩して。それでもお互い嫌いになれない人が運命の人なんだろう。 私も関西なので、ついつい言葉が...
人が恋におちる理由は色々あるけれど、その人の紡ぐ言葉に惹かれて好きになるなんて、素敵だなと思う。耳が不自由なひとみと、健常者の伸行。人は皆、考えが違って当たり前で。何度もぶつかり合って、喧嘩して。それでもお互い嫌いになれない人が運命の人なんだろう。 私も関西なので、ついつい言葉がキツくなる自覚はあるので、もっと言葉というものを意識して使ってみたいなと思わせてくれました。
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図書館戦争シリーズを読んだ時に出てきた本。いつか読んでみたいと思っていてようやく読めました。聴覚障害者とのやりとりがリアルに表現されていてとても感心させられた。とても読みやすく一気読みでした。
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