レインツリーの国 の商品レビュー
図書館戦争に出てきた本が実際に本になった作品。 自分が好きな小説の共感する感想をブログで見つけた男性がそのサイトの管理人であり難聴を抱える女性と交流を重ね、互いの思いをぶつけながら、惹かれていく話。
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あとがきに作者も書いてましたが、飛び道具を使わずに純粋に書かれた恋愛作品。 故に、共感する所とそうでない所があって、イライラしたり、笑ったり、怒ったり、作品の中に入り込んで読めた作品でした。
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健聴者の彼と難聴者の彼女の物語。1冊の本をきっかけに出会った二人は、すれ違いながらも思いを重ね合わせていく、、、 健聴、難聴が障壁なんじゃなくて、お互いが抱えるモノを分け合い、お互いが「好き」という気持ちだけでなく、寄り添う勇気と努力があってこそ愛が育っていくんだろうなーと思わせ...
健聴者の彼と難聴者の彼女の物語。1冊の本をきっかけに出会った二人は、すれ違いながらも思いを重ね合わせていく、、、 健聴、難聴が障壁なんじゃなくて、お互いが抱えるモノを分け合い、お互いが「好き」という気持ちだけでなく、寄り添う勇気と努力があってこそ愛が育っていくんだろうなーと思わせてくれる にしても、どうしても伸の関西弁が読んでいてしっくりこなかった、、、
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「レインツリーの国」という1冊の小説の感想をきっかけに繋がった2人。 読み始めは全然ピンと来なくて、恋愛物だと気づいたのも結構後の方。 それが途中から、二人の会話のラリーというかもはや ディベートみたいなやりとりに気持ちが引き込まれた。 かなり短いお話なので、さくっと読了。た...
「レインツリーの国」という1冊の小説の感想をきっかけに繋がった2人。 読み始めは全然ピンと来なくて、恋愛物だと気づいたのも結構後の方。 それが途中から、二人の会話のラリーというかもはや ディベートみたいなやりとりに気持ちが引き込まれた。 かなり短いお話なので、さくっと読了。たまにはこういうのもいいかも。
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サラッと読めました。恋愛小説好きでいろんなの読むけど、この作品は特に好きです。 最初図書館で借りて読んでいっきにハマって、どうしても手元に置いておきたくなって、本屋まで買いに走りました(笑) 大人になっていくにつれて他人の良い所ばかり見て嫌なところは見てみぬふりをすることが多くな...
サラッと読めました。恋愛小説好きでいろんなの読むけど、この作品は特に好きです。 最初図書館で借りて読んでいっきにハマって、どうしても手元に置いておきたくなって、本屋まで買いに走りました(笑) 大人になっていくにつれて他人の良い所ばかり見て嫌なところは見てみぬふりをすることが多くなっている今の私ですが、この作品を読んでハッとしました。 仲直りするためにケンカを。 この言葉、大好きです。 10代の頃はしょっちゅうケンカしてたけど、最近はめっきりしなくなったなぁ。ケンカするから知れることもあるよね。誰かとケンカしたくなりました。 そして話のテンポの良さが好き! そういえば有川さんの作品で1番最初に読み始めたのってこの作品だったかも。 後々に何も知らずに図書館戦争シリーズ読んで、この作品のことがでてきて感動したのを覚えてます(*´▽`*) この作品を読んで、言葉を大事にしようと思いました。
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単に障害のせいにせず、『あ、私って面倒くさい女なのかもしれない』とみんなが悩む普遍的な青春ジレンマにヒロインが気づくところまで掘り下げてくれてよかった。 じゃないと共感しきれないですからね。
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耳が聞こえない方の中に、第一言語が日本語なのか手話なのか、という区別があることを知った。解説までさらりと読めたが、図書館戦争の検閲を実社会の自主規制と被せているというコメントになるほどと感じた。メールでの気持ちの表現が上手だな〜という作品。
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ひとみがエレベーターに乗る前に 無理そうだと思ったなら、 主人公が腕を引っ張るなりして、 引き戻してあげればよかったのに。 読書経験が豊富で なんでもわかったような態度を取るのも ひとみが言っていたようにちょっと鼻につく。 同僚のミサコをやたら馬鹿にしてたのも 腹が立った。カ...
ひとみがエレベーターに乗る前に 無理そうだと思ったなら、 主人公が腕を引っ張るなりして、 引き戻してあげればよかったのに。 読書経験が豊富で なんでもわかったような態度を取るのも ひとみが言っていたようにちょっと鼻につく。 同僚のミサコをやたら馬鹿にしてたのも 腹が立った。カワイイしか能がないみたいな言い方。 なのに最後の方で、ヤベーマジカワイイー みたいになってるし、この男。 ひとみも色々な事情を抱えて辛いのだろうが、 主人公が言うようになんでも耳のせいにして 周囲を拒んでいる様子は、見てて腹が立った。 そんなちょっと面倒くさい二人が 傷付け合いながらもお互いを認め合い、 支え合って愛を育んでいく物語。 まさに青春そのもので、 キラキラしすぎて眩しかった。 主人公・ヒロインに対する文句しか 書いてないけど、すごく良い話だったと思う。 映画化されるのもわかる。 難しいし、すこし重いテーマを 含んでいると思うけど、堅苦しくなりすぎず、 この本が伝えたいことが映像になるといいなと思う。 もうちょっと欲を言えば、 主人公が一回ミサコに浮気していれば もっと面白い展開になったかもしれないと 思ってしまう。 主人公のひとみに対する愛の深さを示すために ミサコという登場人物がいたのだろうが 一回くらいそっちに傾いた方が もっと物語が盛り上がったのではないか、と。 でも、そんなことしたら ひとみは永遠にレインツリーの国を 再び築くことはできなかったかもしれない。 だからこれでよかったのかな。 ミサコもいい男を見つけて幸せになってるといいね。
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2015/2/23 913.6||アリ (3階日本の小説類) 主人公は、ネット上で共通の趣味での話が盛り上がり、どうしても相手と会って話したくなる。 でも、かたくなに会うのを拒み続けた理由は? 障害を持っていること、障害者と付き合うこと、お互いを理解すること、”目に見えない障...
2015/2/23 913.6||アリ (3階日本の小説類) 主人公は、ネット上で共通の趣味での話が盛り上がり、どうしても相手と会って話したくなる。 でも、かたくなに会うのを拒み続けた理由は? 障害を持っていること、障害者と付き合うこと、お互いを理解すること、”目に見えない障害者”の心など、考えされられる小説です。
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全ての人がひとみに投げる言葉、会社での仕打ち、私はこの本は無理。伸の言葉(障害を知る前も、知ってからも)も理解できない。公衆の場でひとみの障害を話すシーンも不快感が。読みながら「は?それ普通言わんよね?」と独り言。めんどくさい、だの自分ばっかりが苦しいと思うなだの・・・それ、言わ...
全ての人がひとみに投げる言葉、会社での仕打ち、私はこの本は無理。伸の言葉(障害を知る前も、知ってからも)も理解できない。公衆の場でひとみの障害を話すシーンも不快感が。読みながら「は?それ普通言わんよね?」と独り言。めんどくさい、だの自分ばっかりが苦しいと思うなだの・・・それ、言わないよねぇ・・・。小説なんだなって思う。あと、メールやSNSでの関西弁の使い過ぎはいい感じ受けないんだなって思った。私も関西だからつい出てしまう時があるけど、程ほどにしておこう。
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