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容疑者Xの献身 の商品レビュー

4.3

974件のお客様レビュー

  1. 5つ

    476

  2. 4つ

    304

  3. 3つ

    128

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    7

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2024/05/04

石神がどのようにして追い詰められていくのかと 作中に散りばめられたヒントと思える文を気にしながら読んでいましたが、真実はガツンとくるものでした。 登場人物が、それぞれ悩み苦しみを抱えて迎える結末は、「後味が悪い」とはまた違ったなんとも言えない読了感でした。 先日テレビで映画版...

石神がどのようにして追い詰められていくのかと 作中に散りばめられたヒントと思える文を気にしながら読んでいましたが、真実はガツンとくるものでした。 登場人物が、それぞれ悩み苦しみを抱えて迎える結末は、「後味が悪い」とはまた違ったなんとも言えない読了感でした。 先日テレビで映画版が放送されていたので見ればよかったなぁ。

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2024/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

真実をわかって読んでいると思っていたのに、最後に別の真実を知らされる衝撃。 石神が初めて花岡母娘に出会ったとき、新しく生まれ変わったようで、 その映像は目に浮かぶようで涙が出る。 読了後、しばらく余韻に浸っていたいこういう構成は好きだなあ。

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2024/03/03

天才同士の対決を見れて内容は面白かったし、泣けた! このページ数でこの満足感は凄い! 愛ってそんな形があるんだな、と感心してしまいました。 読み終わった次の日にプライムで映画も観てしまった笑 そしてまた泣いた!笑 それぐらい良い作品! これぐらいのページ数の作品を映画にするのが...

天才同士の対決を見れて内容は面白かったし、泣けた! このページ数でこの満足感は凄い! 愛ってそんな形があるんだな、と感心してしまいました。 読み終わった次の日にプライムで映画も観てしまった笑 そしてまた泣いた!笑 それぐらい良い作品! これぐらいのページ数の作品を映画にするのが丁度いいのかなと思いました。 この作品を読むとガリレオのファンになっちゃいますね。 『沈黙のパレード』と『真夏の方程式』も絶対に読みます!

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2024/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

多分東野圭吾の中で一番好きな本。究極の恋愛小説だと思ってる。 とてつもなく悲しいトリックとストーリーが好き

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2024/02/12

白夜行に続き、二冊目の東野圭吾です。読み始めた理由は母におすすめされたからです。 さあ、読もう...という前に簡単にあらすじを調べたらこれはガリレオシリーズの三作目?だったらしく、途中から読んでもいいのか?と思って調べてみたらこのシリーズはどの作品から読んでも楽しめるそうです。こ...

白夜行に続き、二冊目の東野圭吾です。読み始めた理由は母におすすめされたからです。 さあ、読もう...という前に簡単にあらすじを調べたらこれはガリレオシリーズの三作目?だったらしく、途中から読んでもいいのか?と思って調べてみたらこのシリーズはどの作品から読んでも楽しめるそうです。この本はザ・ミステリーでミステリーにはまっている自分にはまさに最高のシリーズなので、ほかの作品もどんどん読んでいきたいです。 ちなみにシリーズの中ではこれはかなり有名!

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2024/01/27

初めてのガリレオシリーズ。石神があのガリレオかと思ったが、どうやら天才なだけ()の冴えない数学教師で、隣に住む花岡靖子に恋をしているらしい。 彼女と娘につきまといだした元夫を殺して母娘の前にヌルッと現れ、完璧に練り上げられた計画で刑事草薙を翻弄する。草薙が相談した相手、助教授湯...

初めてのガリレオシリーズ。石神があのガリレオかと思ったが、どうやら天才なだけ()の冴えない数学教師で、隣に住む花岡靖子に恋をしているらしい。 彼女と娘につきまといだした元夫を殺して母娘の前にヌルッと現れ、完璧に練り上げられた計画で刑事草薙を翻弄する。草薙が相談した相手、助教授湯川がかつての友人石神に興味をもち、嬉しそうに交流を再開するが、そのきっかけが殺人事件なのでわわわーとなりつつ…。 ガリレオ先生から聞かされた推理が思ってもみなかったもので、さすが湯川も認める天才数学者だと舌を巻きつつ、恋とは無縁そうな彼が、深い愛情だけでそこまでのことをしたこと、嫉妬に焼かれながらも彼女に最後の手紙で書いたことが切なかった…!

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2024/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても面白くて読みやすく流石は人気作家。 ただ、それ程までの事をした理由がたったそれだけの事(本人にとっては何よりも大切な事だったんだろうけど)というのはパンチが弱くもう一エピソードがあっても良いのではと思った。 倒叙物と思っていたら叙述物だったのも内容とリンクしていて流石。

Posted byブクログ

2024/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

花岡母娘は元夫を意図せず殺害してしまう。そこに天才数学者の隣人、石神が現れ母娘が逮捕されることを避けることを誓う。 石神は生きる意味を見出せない世界に絶望し、死のうとしていたところに花岡母娘が現れた。花岡母娘こそ希望なのだと確信した石神は秘密裏に殺人を行うことで警官や花岡母娘さえも騙し、守り続けた。しかし旧友天才物理学者(ガリレオ先生)は石神の犯行に気づいてしまう。 初めての東野圭吾作品だった。選んだ理由は「なんとなく有名なものだったから」。 ミステリーはあまり読まない方だが、1ページ目を開いて次に気がついたときは半分を切っていた。それほど物語に引き込まれる。 自分なりに考察しながら物語を読み進めていた。ホームレスの存在や登場人物のセリフなど、後々生きてきそうだな。と思っていたものは想像通りだった。 1番最後まで残っていた個人的謎は「石神はどう救われるのだろう。どうしても死体損壊罪とかに問われるよなぁ。」ということ。結果はまさかの殺人罪であった。それどころか庇った花岡母は自首をした。つまり石神の行動は何一つ報われなかったのである。 こんなにも誰も彼もが報われない物語は初めて読んだかもしれない。それでも嫌な読後感には包まれることはなかった。 それは石神の花岡母娘に対する異常とも言えるような真摯な対応への驚きが大きな要因だろう。 東野圭吾作品、他のも読んでみよう。

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2024/01/09

石神の人間性に感動しました。犯罪はダメですが、自分もこれほど真っ直ぐ生きることができたら素晴らしいと感じました。

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2024/01/07

本読み友の歴代凄い本の一冊ということで読み始めたが、2頁目で直ぐに判った。これは何度も見た堤真一と松雪泰子さんの映画だと(映画の題名を覚えてなかったので気づいてなかった汗)。容疑者Xの献身でググると何故か福山雅治が出てくるのだが私にはこの映画は堤さんと松雪さんの記憶しかなかった。...

本読み友の歴代凄い本の一冊ということで読み始めたが、2頁目で直ぐに判った。これは何度も見た堤真一と松雪泰子さんの映画だと(映画の題名を覚えてなかったので気づいてなかった汗)。容疑者Xの献身でググると何故か福山雅治が出てくるのだが私にはこの映画は堤さんと松雪さんの記憶しかなかった。最後の警察でのシーン、忘れられない。 でもこの中の湯川先生が福山雅治で、後のガリレオになったんですね。って友達からこの本の続きがあって大人気テレビ作品と聞くまで知らず、呆れられた(笑) 映画を先に何度も見ているのでトリックなども判って読みましたが、映画はしっかり小説の真意を曲げず忠実に再現されてたなぁと思いました。好きな映画だったので。 私の東野圭吾さん一作目ですが、人気あるの理解した。

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