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魔女の1ダース の商品レビュー

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92件のお客様レビュー

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2017/10/25

再読中。自分の常識は世界の非常識、ものの見方が変わる警句にあふれたエッセイ集。あらためて読むと、のちの創作活動の芽というか種のようなものもそこここに。何年たっても変わりない真理ばかりなのでエピソードはなつかしいものでも内容が古びることもなく、定期的に読み返したほうがいい本の一つか...

再読中。自分の常識は世界の非常識、ものの見方が変わる警句にあふれたエッセイ集。あらためて読むと、のちの創作活動の芽というか種のようなものもそこここに。何年たっても変わりない真理ばかりなのでエピソードはなつかしいものでも内容が古びることもなく、定期的に読み返したほうがいい本の一つかもしれない。 ひさびさに読み返して、仮名ででてくる須藤某て佐藤優じゃないの?と思い当たったりもして…

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2017/06/02

万里さんがトランプがアメリカの政権握っていること知ったら何ていうかなぁ。 各国政治からシモネタ、小咄、守備範囲が広すぎる。 徳永氏のエピローグもさすが万里さんの師匠...男だったとは。

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2016/11/20

目次からたいへん興味深い。 「無知の傲慢。経験主義の狭量」 メモ 「努力しだいで改善が見込める分野にはどんどん理想パターンを取り入れ、容貌とか年齢とか努力の余地のない分野にはゆめゆめ理想パターンを描かないこと。これが幸せになるコツ。」 「弱みとは、その人間が弱みと思いこ...

目次からたいへん興味深い。 「無知の傲慢。経験主義の狭量」 メモ 「努力しだいで改善が見込める分野にはどんどん理想パターンを取り入れ、容貌とか年齢とか努力の余地のない分野にはゆめゆめ理想パターンを描かないこと。これが幸せになるコツ。」 「弱みとは、その人間が弱みと思いこんだ時点から弱みとなる」

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2016/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 日本で暮らしているとどうしても物事を日本人の基準で考えてしまう。そして普段はそのことに気づくこともない。しかし著者のこの本を読むと当たり前だと思っていたことが実は世界の非常識かもしれないことが分かる。特に特に先の大戦についての話で、被害者側の視点に立つことがいかに難しいかを考えさせられる。また先進国の傲慢さの指摘など、メディアが口を噤む話題にも鋭く切り込んでいる。  ソ連などの東側に精通していながら染まらず、相対的に物事を捉える著者の見識は示唆に富んでいる。そして毎回下ネタが上手い(笑)。

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2016/08/28

文化違えば、立場違えば、考え方次第で、物事の捉え方はこんなにも違う。それを面白がれる余裕があれば人生楽しくなりそう。

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2016/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「相手の気持ちになって考える」はよく聞くが、国際交流には「第三者視点で考える」という事も大切だと分かりました。 『人類の半分の価値』に大爆笑。

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2016/07/12

同時通訳家であった彼女の言葉のセンスが光る一冊。そのリズムは軽快で、どこまでも言葉は美しい。 いろいろな国のお国事情や小噺がいっぱいで楽しい。イスタンブールの海峡の眺められるホテルのバルコニーなんかで、ビールでも飲みながら読めたらすごく素敵なのにな。

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2016/03/27

変にアカデミックっぽい分析を加えなくても、おもしろエピソード、エッセイでよかったのではという気がする。

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2016/03/06

下ネタから高度な異文化理解、マスコミ批判まで、なんとも振れ幅の大きな内容。 とっつきやすい一面、「経験主義の狭量、無知の傲慢」とか、はっとさせられる言葉がたくさんある。 もう二十年も前に出た本だそうだが、今読んでも価値のある一冊ではないだろうか。 グローバリズムの名のもとに、特定...

下ネタから高度な異文化理解、マスコミ批判まで、なんとも振れ幅の大きな内容。 とっつきやすい一面、「経験主義の狭量、無知の傲慢」とか、はっとさせられる言葉がたくさんある。 もう二十年も前に出た本だそうだが、今読んでも価値のある一冊ではないだろうか。 グローバリズムの名のもとに、特定の価値観が、無根拠に「常識」化している今、この人がいてくれたら...と思う。

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2014/11/30

マリさんの本を読むと、言葉のセンス、世の中のや人に対する見方にとても感心します。多分彼女の人生経験と読書体験の凄さ、仕事で培ってきたであろう人脈と言葉の感覚、多角的なものの見方・・・もっと話を聞きたい!と思わせてくれます。いくらなんでも魔女の集会に参加した日本人ってそうそういない...

マリさんの本を読むと、言葉のセンス、世の中のや人に対する見方にとても感心します。多分彼女の人生経験と読書体験の凄さ、仕事で培ってきたであろう人脈と言葉の感覚、多角的なものの見方・・・もっと話を聞きたい!と思わせてくれます。いくらなんでも魔女の集会に参加した日本人ってそうそういないだろうなあ。 本書は、自分が常識だと思っていることが、場所が変われば非常識、文化や言葉の違いを面白おかしく書いている本です。 個人的には、第7章の「⚪︎⚪︎のひとつ覚え」、第10章の「遠いほど近くなる」が興味深かったです。第3の視点を持つ。面白かった。

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