24人のビリー・ミリガン(上) の商品レビュー
人から薦められた本。 自分じゃあんま手ぇ出さない洋モノ…(笑) 個人的に訳し家さんとの相性が悪かったせいか、面白いにも関わらず… 読むのにえらく時間がかかってしまいました。(汗) あとがきにもあったけど、「人格ってなんだろう?」→「自分って何?人って??」って、 色々、考えさせら...
人から薦められた本。 自分じゃあんま手ぇ出さない洋モノ…(笑) 個人的に訳し家さんとの相性が悪かったせいか、面白いにも関わらず… 読むのにえらく時間がかかってしまいました。(汗) あとがきにもあったけど、「人格ってなんだろう?」→「自分って何?人って??」って、 色々、考えさせられる本でした。
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一部、アメリカの法律がわからないとイマイチ理解しづらい部分もありますが、全体としては読みやすいと思います。 文章が淡々としているからか、テーマの割に暗くなりすぎないのが良かったです。
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連続レイプ犯には犯行の記憶がなかった。多重人格障害がまだ認知されていなかった頃、世の中を騒がせたビリー・ミリガンの実話
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ふつうにめっちゃ面白かったです。 って多重人格で苦しんでいる人の話なので、面白いっていうのは不謹慎なのかな? 児童虐待によって多重人格になったビリーが連続レイプで逮捕されるまでとその後についてのノン・フィクション。 でも、ビリーが多分普通の人と違うところは。。。 彼、てん...
ふつうにめっちゃ面白かったです。 って多重人格で苦しんでいる人の話なので、面白いっていうのは不謹慎なのかな? 児童虐待によって多重人格になったビリーが連続レイプで逮捕されるまでとその後についてのノン・フィクション。 でも、ビリーが多分普通の人と違うところは。。。 彼、てんさいやん・・・ 様々な人格がそれぞれの能力を持ち合わせているのだけれど、統合されてしまえばこれらの能力はみんなビリーの能力ってことよねぇ。 ・ アラビア語が書く ・ スラブ語を話す、書く ・ 医学の知識がある ・ 科学の知識がある (爆薬も作れるし・・・) ・ 空手の達人 ・ 銃の名手 ・ 縄抜けができる。手錠もはずせる ・ ドラムがうまい ・ 詩を書く ・ 絵がうまい(というか売れる) そして、男前・・・w 女性にももてる。 他にもいろいろとすごい能力があったように思う。 幼い頃の虐待が原因で多重人格(今は解離性同一性障害 というそうです)になったらしいが、もしや、これほどすごい能力と集中力があったためにこのような障害を発症しやすい素養があったのかな? でもさ、多重人格っていうのは、いろいろと謎が多い奇病らしいけれど、やはり、人間の脳がそもそもなにかしらこういう症状を発生させる仕組みになっていなければ、こうはならないわけで、 てことは、やっぱり、他の心理学の本で読んだ、様々な人格が共に働くコミュニティみたいなのがわたし達の脳っていうことなのか・・・? とかまあ、無駄にいろいろと考えてしまった。 小説の最後では、ノン・フィクションだけ(?)に良い終わり方はせず、マスコミやら政治やらのためにまたビリーの障害は悪化して、精神病院に閉じ込められるところで終わってたんだけど、その後ウィキ で調べたら、 現在は名前を変え、優れた美術センスがあったことから、カリフォリニアで映画監督の仕事をし、普通に生活を送っている。しかし、彼はいまだ、「自分は多重人格だ」と証言しており、今は他の人格を自身がコントロールしているだけであるという。 だそうだ。 本に載っている彼の絵を見てもそりゃ、すごい才能の持ち主だし、やっぱり、 芸は身をたすく・・・ だな?
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ハードカバー版を持っていて昔読んだけど、内容はほとんど覚えてなかったので、改めて図書館で借りて読んだ。まだ上巻が終わったところ。ノンフィクションな部分が多いはずなんだけど、人格が完璧にできすぎていてどうしてもフィクションの側面が強く感じる。
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1977年、オハイオ州で連続レイプ犯としてひとりの青年が逮捕された。彼の名はビリー・ミリガン、22歳。しかし彼には犯行の記憶がまったくなかったのだ。じつはそれは、彼のなかに潜む別人格のしわざだった…一般の人々がいまだ多重人格という障害について知らずにいた1981年、作家キイスが世...
1977年、オハイオ州で連続レイプ犯としてひとりの青年が逮捕された。彼の名はビリー・ミリガン、22歳。しかし彼には犯行の記憶がまったくなかったのだ。じつはそれは、彼のなかに潜む別人格のしわざだった…一般の人々がいまだ多重人格という障害について知らずにいた1981年、作家キイスが世に問うて全米を驚倒させ、92年に邦訳されるや、日本でも空前の“多重人格ブーム”を巻き起こした、記念碑的ノンフィクション。(amazonより抜粋)
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作者がビリー本人にインタビューしたうえで書いた実話。多重人格なんてフィクションでしかあり得ないと思ってたからこの本はショックだった。ビリーは事件の加害者だけど、彼の境遇を考えるとやるせない
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1977年、オハイオ州で連続レイプ犯としてひとりの青年が逮捕された。彼の名はビリー・ミリガン、22歳。しかし彼には犯行の記憶がまったくなかったのだ。じつはそれは、彼のなかに潜む別人格のしわざだった…一般の人々がいまだ多重人格という障害について知らずにいた1981年、作家キイスが世に問うて全米を驚倒させ、92年に邦訳されるや、日本でも空前の“多重人格ブーム”を巻き起こした、記念碑的ノンフィクション。
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心理学科を志すきっかけにもなった一冊。ビリーという一人のなかに24人もの人が共存していて、絵を描いたりおしゃべりしたりしている。 それはとてもイビツな性質の共存で、だけど確かに彼らがいることでビリーは保たれてる。 多重人格を知るにはとても興味深い1冊
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「五番目のサリー」はフィクションとしても、これはノンフィクション。こういう世界があることが、不思議。 ドラマとして描こうとしても、ここまでは創れないだろうなぁ・・という数々の人物像(一人の人間の中に潜むもの)。 子どもの頃の凄まじい経験が人格に及ぼした影響を次第に明らかにして...
「五番目のサリー」はフィクションとしても、これはノンフィクション。こういう世界があることが、不思議。 ドラマとして描こうとしても、ここまでは創れないだろうなぁ・・という数々の人物像(一人の人間の中に潜むもの)。 子どもの頃の凄まじい経験が人格に及ぼした影響を次第に明らかにしていく。 後半に続く。
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