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11分間 の商品レビュー

3.7

72件のお客様レビュー

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2010/04/18

主人公の、セックスという仕事を通じて、自己と世界そして他者を見つめていこうとする過程の独白、心象描写が実に興味深い。終盤、陳腐な恋愛小説的な展開になってしまうのが残念だが、一つの物語として自分のなかに位置づけたとき、恋愛観のようなものに影響を与えうる佳作。

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2010/01/30

普通の小説だと思って買ってしまったのですが、学校などでは読みにくい本でした。とても過激でした。自分には考えられないので逆に読みやすかったです。

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2010/01/14

ラストの〆で、喉元を捕まれた。片手でギュンッ!という感じではなく、両手をパーにして包みこまれる感覚。でも、所有したくなるのが人間でしょ。

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2010/01/10

読みはじめてから、あまりにも今までのテイストと違うので、間違えてしまったかと思ったくらい。 たぶん、他の作家がこのようなテーマを真剣に書こうとしたら、ただの官能小説に終わってしまうであろうが、最後に感動を呼ぶところまで引き込まれたのは、やはりパウロの作品だったからだと思う。 出会...

読みはじめてから、あまりにも今までのテイストと違うので、間違えてしまったかと思ったくらい。 たぶん、他の作家がこのようなテーマを真剣に書こうとしたら、ただの官能小説に終わってしまうであろうが、最後に感動を呼ぶところまで引き込まれたのは、やはりパウロの作品だったからだと思う。 出会い、愛のすばらしさ。

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2009/12/03

知らない世界、外国の女の子の性の観念だったり、考えさせられました けど、その内容から友達にすすめ辛い本かも

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2009/11/06

「快楽」を得るのに「愛」は必ずしも必要なものではなかった。さあ、私の「愛」を置いてきた場所に還ろう。

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2011/09/17

ブラジルからスイスへ渡り、売春婦となった女性を描いた物語。随分と露骨にセックス描写があるのに哲学的で観念的な印象が強いのが作者の作風なのかな。時として聖母のようで、時には少女のようで、そして妖艶な娼婦でもある主人公。彼女の生き方の信念のようなものはなかなか出来そうで出来ないように...

ブラジルからスイスへ渡り、売春婦となった女性を描いた物語。随分と露骨にセックス描写があるのに哲学的で観念的な印象が強いのが作者の作風なのかな。時として聖母のようで、時には少女のようで、そして妖艶な娼婦でもある主人公。彼女の生き方の信念のようなものはなかなか出来そうで出来ないように思う。冷静な判断と意志の強さというのかな。「アルケミスト」の次に読んだのがこの本だったんだが内容は随分と違うのに「ああ、やっぱり相通じるものがある」と考えさせてくれた。

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2009/10/04

ある娼婦の物語です。(ほんとそのまんま) 作者はブラジルの方なのですが、やはりパッション強いっす。 エロスと信仰のフューチャーで何だか赤黒い世界に 浸れます。 娼婦の物語といっても堕ちて堕ちて堕ちていく的な話ではなく 真面目に人生の喜びと愛を考えて幸せになれる作品です。 で...

ある娼婦の物語です。(ほんとそのまんま) 作者はブラジルの方なのですが、やはりパッション強いっす。 エロスと信仰のフューチャーで何だか赤黒い世界に 浸れます。 娼婦の物語といっても堕ちて堕ちて堕ちていく的な話ではなく 真面目に人生の喜びと愛を考えて幸せになれる作品です。 でもパッション強すぎてリアルさを感じられない場面も 多々ありました。が、新しい世界が覗けた感があり満足です。

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2019/01/16

とても危険で綺麗な心を持った、一人の娼婦のものがたり。 セクシーという言葉はエロティックという意味ではなく能動的感性であるとして、この娼婦はとてもセクシーだよん。

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2009/10/07

2009/3 パウリョコエーリョってまだ生きてる人だったんだ!!アルケミストとかかから想像がつかない。娼婦の旅する話。SEXと貧困のタブー視された世界の中に愛の本質を描く作品??P124

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