ISOLA の商品レビュー
とにかく怖い。 多重人格の話だけにとどまらない、最初から最後までドキドキと怖さが続いて、途中でやめることができなかった。 しかも、最後に怖さの追い討ちが。
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設定とか展開とかはすごく好きでした。 ただ、こっちのが書かれたの先だけど、天使の囀りでも中盤以降に急に重要人物の大学教授出てきて恋愛感情持つみたいな流れでしたね。
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貴志裕介は「新世界より」を読んで2冊目に読みました すっきりした構成でストレスなくさらっと読めます 阪神淡路震災後に起きた一連の物語 多重人格、幽体離脱、エンパス…と料理しがいのあるキーワードが並びますが、多重人格の人格と対話を進めていく主人公のエンパス能力に頼りすぎているとい...
貴志裕介は「新世界より」を読んで2冊目に読みました すっきりした構成でストレスなくさらっと読めます 阪神淡路震災後に起きた一連の物語 多重人格、幽体離脱、エンパス…と料理しがいのあるキーワードが並びますが、多重人格の人格と対話を進めていく主人公のエンパス能力に頼りすぎているというか、対象である少女への掘り下げが若干浅い気がします ラストの展開と不気味さ(後味の悪さ)は嫌いではありません
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(2005年1月のブログより転記) 阪神大震災後の西宮が舞台。 おもしろかったけど、最後の方はやや強引。ちょっと後味悪いですね。
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読み終わった瞬間、怖っ!って叫んでしまいました。 夜中に読んだら眠れなかっただろうな…。 ラストの生死をかけたかくれんぼ。 心臓バクバクでした。
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中高生の頃は幽霊系のホラーが苦手だったので、貴志さんの本でもこれは読んだことがなかった。 もう読めるだろう、と思って読んでみたら、あんまり怖くなかった。 他人の心が読める美人の主人公、というと、筒井康隆の家族八景の七瀬を思い出す。
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貴志さんの本はこれが初めてです。 ひさびさに多重人格のお話しを読みました。 結構楽しめました。 ラストが好きです。 ハッピーエンドではないけど、なんとなく心に残るやるせなさがいい感じでした。 他の作品も読んで見ようかな、と思える作品でした。
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多重人格がテーマで面白かったけど、途中からの主人公の恋愛描写とかは個人的にはあんまりいらなかったなと思った。
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今のこの作者の路線から考えると、 やっぱり人の内面の黒さを描いてるこの作品は ある意味で今も作者の中で進行形なのかと思う。 …よく分からん文章になったけど。
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多重人格の少女を「入れ物」とした雨月物語からオカルト科学までを背景に繰り広げられるエンタメ性の高いホラー作品。 10年以上前に映画で先に見たのですが、阪神淡路大震災後をモデルにしたと思われる被災地で木村佳乃のエンパス能力を生かしたボランティア活動が印象深く、むしろそのあたりのこ...
多重人格の少女を「入れ物」とした雨月物語からオカルト科学までを背景に繰り広げられるエンタメ性の高いホラー作品。 10年以上前に映画で先に見たのですが、阪神淡路大震災後をモデルにしたと思われる被災地で木村佳乃のエンパス能力を生かしたボランティア活動が印象深く、むしろそのあたりのことしか覚えてない状態での読書でした。 後は故黒澤明監督の孫娘黒澤優さんの怪演ぶりですね。 独特のオーラを持った女優としての逸材と感じたのを覚えています。 たった3年間の女優活動の後二十歳でデキ婚、今は一男一女の主婦におさまっているようですが、う~んもったいないなw で、今作ですが映画のパンフを読み直しましたがやはり映画はかなりマイルドに脚色されているようですね。 木村佳乃にイメクラ嬢やってるシーンは撮らせられなかったでしょうw 映画のラストシーンはどうだったかなぁ・・・。 真部がISOLA(弥生)もろとも投身自殺するシーンがどうなったかもあやふやだけど、それよりもこの作品の肝はやっぱりラストシーンです。 弥生に感化されてしまった千尋以外の11の人格達による会話。 どこまでも救いが無くまたこの先殺人が起きる事が必至である事実を付きつけられる本当に1ミリも救いの余地の無い無残なラストです。 日本人はアンハッピーエンドを好む傾向にあるらしいですが、映画はどうだったのか。 むーん。 映画見なおして見たいなぁw いや、まず映画はさておきこの作品はエンタメ性を損なうこと無くオカルト・サイエンス・超能力を存分に楽しめる秀作です。 この一冊に5冊分位の話のネタがぎゅっと詰まっています。 サイコホラー好きにはたまらない一冊だと思います、お勧め!
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